音羽館寮生が語る!お茶の水女子大学の寮『音羽館』の実際の暮らし

はじめに

地方から上京し、お茶の水女子大学に通うことを考えている高校生の皆さん。

お茶の水女子大学の寮での暮らしは、どのようなものなのか気になりますよね。

実際に入学時から音羽館に住んでいる筆者が、細かいところまで紹介します!

寮生が思う音羽館のいいところ

【音羽館に住むメリット】①大学敷地内だから立地が良い

音羽館の最大の特徴は学内にあることです。

お茶大は東京の中でも割と都心部にあり、立地がよいです。

そのため学内にある音羽館も立地がいいと言えます!

また、通学時間カットできるので、朝の通勤ラッシュを避け、他のことに時間を使えるというメリットがあります。

都会の満員電車に不安を抱えている人でも安心ですね。

また、電車に乗ったり街中を歩いたりする必要がないので、正直身なりを完璧に整えなくてもなんとかなります。

もちろん個人差はありますが、メイク、ファッションに時間を割かなくても生活できますよ。

音羽館から1年生がよく使う共通講義棟までは、なんと3分以内で行けますよ。

また、図書館やサークル活動が行われるスチューデントコモンズという施設など、大学の施設に気軽にいけることもメリットです。

図書館では集中して課題に取り組めるので、充実した学生生活を送れます。

集中できる場所が近くにあることが嬉しいです。

【音羽館に住むメリット】②寮生と管理人さんがいるので安心

メリットの2つ目は、友人や寮の管理人さんが近くにいてくれるということです。

友人が同じ寮に住んでいるので、心細い一人暮らし感が全くないですし、楽しい暮らしができます。

個人的には、入学式前に友達を作れることも入寮したからこそだと感じています。

筆者は上京したとき友達ができるか不安でしたが、入学式の前に入寮して、寮内で新入生のみんなで集まって喋ったり、勉強したりして仲良くなりました。

友人ができると大学生活で楽しいスタートを切れますよ。

入学式説明会に一緒に行ける人がいると心強いですよね。

また困ったことがあれば駆けつけてくれる人がいるというのもメリットです。

筆者も、気軽に何かを貸し借りするなどと友人に助けられてきました。

また、音羽館には管理人さんがいつもいるため、管理人室に行けば相談に乗ってもらえます。

困ったことがあってもなんとかしてもらえるという安心感があります。

管理人さんは季節ごとにエントランスの飾り付けをしてくださったり、お菓子をくれたりすることもあります。

とてもありがたいです。

体調不良の時には近くの病院を教えてくださったり、大学等へ提出する書類などの手続きを教えてくださるようで、万が一登校が制限されるような感染病にかかっても安心ですね!

【音羽館に住むメリット】③新築の建物と楽しいコンセプトルーム

寮に住むメリットの3つ目は2022年完成の新築の建物で、コンセプトルームも充実していることです。

新築だと建物としての不安がないですし、防音効果が高めでお隣さんの生活音が全く気にならないです。

なんと言っても綺麗で、初めてみた時にテンションが上がりました。

冷蔵庫やベッド、勉強机など付属の家具も新品で嬉しいです。

また、音羽館には各フロアごとに寮生限定のコンセプトルームがあります。

実家のようなサイズ感のテレビとソファが置いてあるシアタールームでは、友人たちで集まって映画鑑賞会やミュージックビデオ鑑賞会ができて快適です。

とても広いキッチン&ダイニングが利用でき、お菓子作りやホームパーティーができるキッチンルームもあります。

わいわいできる空間が用意されているのは嬉しいですね。

レッスン室のような広いフィットネスルームでは、鏡がありダンスの練習やヨガなどができます。

サークルでダンスをしたい人に役立つことでしょう。

寮生が教える音羽館の注意するべきこと

【音羽館に住む時の注意点】①ご飯はついていないので自炊or学食利用

寮と聞いて夕食付きを想像する人もいるかもしれませんが、ついていないので自分で用意する必要があります。

食事がついていないという点は、寮よりもアパートの生活と似ていますね。

自炊が求められるのですが、部屋の中のキッチンはとても狭いので、自炊はなかなかに大変です。

ご飯がついてないことによって朝食を抜いたりコンビニ飯ばかりになったりと食生活が乱れてしまう人もいるかもしれません。

寮ではなく学生会館に住む友人は朝食と夕食がついているそうで羨ましいです。

しかし、音羽館は大学生協との距離がびっくりするほど近いので、学食を頼れますよ!

昼食と夕食両方を学食で済ます人もいます。

学食は安くて美味しいので学生の味方ですね。

【音羽館に住む時の注意点】②部屋が狭くてインテリアの自由度が少ない

寮暮らしには切っても切れない狭さの問題があります。

ベッドと勉強机でほとんどの空間が埋まるのでインテリアにこだわる隙はなく、丁寧な暮らしに憧れても再現できないです。

キッチンが狭いので自炊やお菓子作りがしにくいです。

また、キッチン下の空間にはIKEAのキッチンワゴンが絶妙に入らないので注意しましょう!

音羽館には浴槽がなくシャワーのみであるところが、1番ネックになるところではないでしょうか。

おしゃれなバスボムをもらった時に使えないのが残念と話す人も多いです……。

さらに、洗濯機が居室にないため各フロアごとのコインランドリーを利用するのですが、一回ごとに200円かかるということにも注意が必要です。

洗濯をするには100円玉が必要ですが、寮には両替機がないので、100円玉が手に入ったら洗濯用に取っておきましょう。

トイレと洗面台はとても広く立派に作られているので安心してくださいね。

狭い寮暮らしの中で、個人的に最も買ってよかった物はプロジェクターです。

大きなテレビは置けませんが、プロジェクターで壁や天井に投影すると大画面で映画を楽しめますよ!

ぜひ参考にしてくださいね。

【音羽館に住む時の注意点】③寮への人の出入りや時間が制限されている

音羽館に住む時の注意点3つ目は、寮への人の出入りや時間が制限されていることです。

そもそも構内に他の大学の学生が入れないため、音羽館にお茶大生以外の友人を呼ぶことは不可能です。

よって一人暮らししたら友達をたくさん呼びたいタイプの人は注意が必要です。

家族も理由があるときにきちんと申請を通す必要があるため気軽には呼べません。

また、お茶大生であってもお泊まりは禁止されていることや、門限があることにも注意です。

24時門限で、延長申請をすれば26時までは帰宅できますが、門限をすぎるとエントランスのドアが開かず入れません。

このような制限があるため自由な一人暮らしを謳歌するとまではいかないかもしれません。

自分のしたい生活ができそうか考えてみると良いですね。

一人暮らしと寮を比較したい方はこちらをご覧ください!

一人暮らしの平均相場と寮生活の違いについてまとめてみた!

2020.04.08

おわりに

注意点もありますが、それを大きく上回る良いところがあると個人的には感じています。

初めての一人暮らしに不安を抱えている人も音羽館なら楽しく快適な一人暮らしが始められるので安心してください!

春から一緒に音羽館で過ごしましょう〜




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