家賃が安いと人気の大学学生寮!その寮生活の実態とは?

はじめに

大学寮での生活とはどんなものなのでしょうか?

その実態を探るべく、大学寮で暮らす2人の学生を訪ねました。
気になる食事や立地のことから、多数入居している外国人留学生との交流まで、大学寮での暮らしを公開しちゃいます!

東大・早大の学生寮の実態(家賃や実生活)に迫る!

東京大学・三鷹国際学生宿舎(三鷹寮)

インタビュー
名前   :KUくん
学部・学年:東京大学理科1類2年
出身   :岡山県

基本情報

  • 家賃 月11,500円
  • 通学時間 約40分
  • 入居定員 605名(日本人学生7割:留学生3割)
  • 建築年  1993~1995年

寮に入ったきっかけはなんですか?

この寮に入った最大の理由はなんといっても家賃1万円弱という安さ! 

東京都内で普通に一人暮らしをしようとしたら最低でも5万円はすると思うので、まさに破格です。
友達には「住むバイト」とも言われてます(笑)

あとは東大生しかいないということもあって安心感があるところですね。
警備員さんも24時間体制で寮を見まわってくれているので防犯面では文句なしです。

実際住んでみてどうでしたか?

その安さゆえ、ある程度の住みにくさは覚悟していましたが、確かに交通の便はあまり良いとは言えませんね。
吉祥寺駅、もしくは三鷹駅が最寄り駅となっていますが、どちらも歩けば45分ほどかかり、バスでも20分ほどかかります。

交通費を抑えるために駅までは自転車を使う寮生が多く、僕もそのうちの一人です。大学まで1時間かかってしまうので通学には少し苦労しています。

共用棟と呼ばれる建物の中には、事務室があり、大抵はそこに事務員さんがいます。
困ったことがあればいつでも相談できるのはありがたいです。

事務室では、アイロンなどの生活に必要なものの貸し出し、また、宅配便の受け取りなどもしてくれるので、一人暮らしとは違う、寮暮らしの特権だと思います。

あとは、食事に関してですが、三鷹寮は食事なしで食堂もありません。
各々が自由に取ることができるので楽です。

僕の場合は、居室のキッチンで自炊したり、バイト先のまかないで食事を補っています。

雰囲気はどんな感じですか?

入寮前は、規模が大きく、しかも男ばかりが住んでいるので、賑やかでわちゃわちゃした生活を想像していましたが、思いの外静かです。

部屋にいれば外の音はあまり聞こえてきませんし、騒がしくする人もいません。

住民はお互いに不干渉という印象ですね。
よく言えば落ち着いた雰囲気ですが、アットホームな感じはしないという感じです。

設備はどのようなものがありますか?

居室の他に共用スペースがあり、そこで談話ができるようになっています。

留学生の姿もよく見かけるので、英語力を高めるためにそこで交流している学生も多いです。
気軽に国際交流できる環境が近くにあるというのは嬉しいところですね。

共用スペースには、漫画やボードゲーム、何台かのピアノがあって自由に読んだり、使うことができます。
外にはテニスコートもあって、ラケットやボールなどの備品も貸し出してくれます。

●特徴

  1. 都内とは思えない破格の寮費
  2. 自然豊かで静かで落ち着いた雰囲気
  3. 大学まで自転車+電車でおよそ1時間
  4. ピアノやテニスコートを完備

早稲田大学・国際学生寮WISH

インタビュー
名前   :YMさん
学部・学年:早稲田大学政治経済学部1年

基本情報

  • 家賃 月53,000円
  • 通学時間 20〜30分(キャンパスにより異なる)
  • 入居定員 872名(日本人学生6割:留学生4割)
  • 建築年  2014年

寮に入ったきっかけはなんですか?

国内最大規模の留学生の多さ、英語にふれられる機会の多さに魅力を感じ、入寮を決めました。

なかでも、寮生だけが受けられる「SI (Social Intelligence)プログラム」があることは大きかったです。
これは、英語講師や企業の方のお話を聞いてディスカッションなどのグループワークをするというものです。

大学で開講しているようなプログラムはついつい面倒臭がってしまいがちですが、寮の中であるものだったら気軽に参加できそうで、自分にとっての良い機会になるのではと思ったのです。

実際住んでみてどうでしたか?

WISHでは4人が1ユニットとして生活していて、一人一人の個室はあるものの、4人共用のスペースもあります。
同じユニットには必ず一人は留学生がいるので、国籍の違う学生同士の交流がいつでもできるようになっています。

お互いの生活時間の関係上、なかなか接する時間がないこともありますが、会えば必ず挨拶を交わすような程よい関係です。
テスト前になったら集まって勉強したりもします。

アパートやマンションでの一人暮らしとは違い、一人で寂しいということがないので嬉しいですね。

個室の防音性があまり高くないので、他のユニットの友達を呼びづらいのが難点です。
寮外部の人を部屋に入れたり、泊めたりするのも禁止されているので、そこは自由にできる一人暮らしの人を羨ましく思います。

ただ、一般的な寮と違い、門限がないのはありがたいですね。

鍵にはICチップが埋め込まれていて、誰がいつ出掛けて帰ってきたのかが把握されています。

また、自分の部屋に入るまでに全部で4回も鍵が必要なので防犯面はばっちりといえます。
男女でフロアが別れているのですが、エレベーターも鍵がないと動かないので、異性フロアへの侵入は不可能です(笑)

雰囲気はどんな感じですか?

この寮は全体的に積極的な人が多いと思います。

同じ早稲田の学生という安心感からかトイレやキッチンでばったり会えば、見知らぬ人でも普通に話しかけてくることが多々あります。
知らず知らずのうちに同じ階の人とは知り合っています。

規模の大きな学生寮なので、他の階に住んでいる人とはなかなか接する機会はありませんが、イベントやSIプログラムを通して仲良くなることもあります。

雰囲気としては、顔見知りが多く、イベントも豊富に行われるので、WISHが一つの大きなサークルのような感じだと私は思っています。

設備はどのようなものがありますか?

全寮生が集まって談話することのできるメインラウンジをはじめ、SIプログラムで使用される多目的室、コミュニティキッチン、ジム、ピアノを完備した音楽室、大浴場など、設備はこれでもかというほどの充実っぷりです。

なかでもジムは、フィットネスマシーンはもちろんのこと、卓球台やダンススペースもあります。
私はダンスサークルに入っているので、よくそこでダンスの練習をしています! 

●特徴

  1. 4人1ユニットの部屋割り
  2. ホテルのような充実した設備
  3. 寮生限定のSIプログラムが目玉
  4. 女子も安心できる防犯対策

最後に

いかがだったでしょうか。

学生寮となると、設備や他の学生との共同生活に不安を抱きがちですが、案外みなさんそれぞれが充実した寮生活を送っているようでしたね。

一人暮らしが色々な面で心配だという方は、学生寮への入寮という手段も考えてみてはいかがでしょう。
きっと一人暮らしにはない様々な経験ができることと思いますよ!