はじめに
お茶の水女子大学に通うことを考えている皆さん。
お茶の水女子大学にはシェアハウス型の寮『SCC』があるのを知っていますか?
本記事では、SCCに住んでいる筆者が実際の暮らしについて紹介します。
『お茶大SCC』とは
お茶大SCCとは①SCCの概要
SCCは、お茶の水女子大学の学部1、2年生専用の寮です。
出身地、学部・学科、学年が違う人と最大5人で集まり、1つの「ハウス」を構成し、共同生活をします。
私は、寮生とのご当地トークをすることがとても面白くて大好きです!
お茶大SCCとは②どんな風に暮らしているの?
各ハウスには、共用スペースが真ん中にあり、それを囲むように5人分の居室があります。
共有スペースは、ハウス内で掃除分担をして掃除します。
自分たちでは行き届かない箇所の掃除は、定期的に清掃業者が掃除をしてくれるので、1人暮らしと比べると掃除の負担が少ないです。
そして、冷蔵庫、炊飯器、レンジ、洗濯機、トイレ、お風呂は共用となっています。
生活家電は自分で買わずにすむので、費用があまりかかりません!
各人に1つある居室内には、本棚、クローゼット、ベッド下収納、ベッドの土台などがそろっています。
収納スペースが十分にあるため、住んでいくうちに荷物が増えても問題ありません。
私はいまだに多くの収納スペースが余っているほどです。
お茶大SCCとは③どこにあるの?
SCCはとても大学に近く、お茶の水女子大学の南門から徒歩5分の場所に位置します。
お茶の水女子大学では1限が9時から始まりますが、最悪の場合8時50分に起きても間に合うのです!
また、最寄り駅である茗荷谷駅まで徒歩5分で到着します。
茗荷谷駅周辺にスーパーマーケットや飲食店が集まっていたり、駅から池袋まで電車で2分で行けたりするので、様々な面で地便利な立地となっています。
これは余談ですが、都心なのに家賃は月3万円でお財布に優しいです。
寮生が思うお茶大SCCのいいところ
お茶大SCCに住むメリット①頼れる管理人と寮生がいるから安心
管理人さんがセキュリティ面を管理しており、基本的に男性が寮内に入ることは禁止なので安心して生活できます。
また、頼れる先輩が一緒に生活しているのもメリットのひとつです。
先輩は、履修登録、試験、サークル、バイトなど、大学生活に関する様々な情報を教えてくれるため、不安要素を大幅に減らせます!
お茶大SCCに住むメリット②交流の機会がたくさんある
SCCには、月一度の「ハウス会」があります。
「ハウス会」とは同じハウスの人と行う会議です。
ハウス会では掃除分担や生活のルールの確認を行い、共同生活の質の向上を目指します。
会議と言ってもフランクに食事会をしながら行うので、月に一度のとても楽しみなイベントです。
そして、SCCには寮の行事が沢山あるため、寮生との仲を深められます。
原則全員参加の行事のほかに、寮生自ら集まり、勉強会やお菓子パーティ、雑談をしている様子をよく見かけます。
協力して課題を終わらせることができたり、情報共有でお得な情報をゲットしたりすることもできますよ。
また、深夜まで盛り上がることもあり、SCCだけでしか味わうことができない楽しさを経験できます。
お茶大SCCに住むメリット③他人との共生ができるようになる
ハウス内では共用の場所やものがあるため、自分の時間都合だけでなく、他人に配慮して行動しなくてはいけません。
また、委員会活動や行事では自分から発案して行動する機会が多くあるので、主体性や責任感を身に付けられます。
楽しいだけでなく、大学卒業後の人生で役立つ協調性や主体性、責任感を身に着けられるのは、SCCだけではないでしょうか。
寮生が教えるお茶大SCCの注意すべきところ
SCCの注意すべきところ①ご飯は自分で用意する必要がある
SCC寮ではご飯が出ず、各自で食事を準備する必要があるので、自炊や外食ですませたり、大学の学食を利用したりしないといけません。
自炊する際は、調理器具は共用のものが多いので、自己都合では自炊ができないのが難しいところです。
私は、同じハウス内の人と休みが被らない日に大量生産して、ストックするという工夫をして自炊を続けています!
SCCの注意すべきところ②家族や友人を部屋に上げられない
基本的に、家族やお茶大の友人はラウンジまでしか招くことができません。
また、男性は寮生の家族や業者の方を除き、基本的に寮に入れません。
外部の入寮者は名簿記入が必要で、滞在時間に制限が設けられていることも注意です。
さらに、寮外の友人を泊めることはできないなど、訪問者に関しては様々な規定があります。
お茶大SCCの注意すべきところ③門限がある
SCCの門限は24時、早朝の外出は6時からと基本的な規則で決まっています。
申請すれば例外的に外出や帰宅が可能になる場合もありますが、早朝に外出したり、深夜遅くに帰宅したりする場合は注意が必要です。
おわりに
デメリットもありますが、それ以上にメリットがあると個人的には感じています。
「親元を離れないといけないけれど、一人暮らしは不安……」という方には最適です!
シェアハウスという貴重な経験ができるので、ぜひ新生活の住居として、SCCを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。