はじめに
大学生のスポーツ事情、皆さんは知っていますか?
実は、高校生よりももっと気軽に運動を楽しむことも、真剣にスポーツに打ち込むこともできるんです!
では、大学でスポーツをするにはどんな手段があり、どんなスポーツができるのでしょうか。
今回はそんな大学のスポーツ事情を紹介します!
目次
大学でスポーツをする方法一覧
部活動でスポーツをする
部活では、大学生活をかけて、本気でスポーツを行う。
「部活動」としては注目されにくいですが、大学にも中学校・高校とおなじ形の部活動があります。
高校生の時に比べ、大学生は自由な時間が増えるため練習頻度が高く、大学での部活動は誰もが本気で取り組んでいます。
食事制限や寮生活がある部活動もあり、高校よりもさらに本格的に体づくりをしながらスポーツに打ち込むことができます。
部活動中心の生活になることも多いので大変ですが、競技を極め、結果を残すと大きな達成感を得られます。
サークルでスポーツをする
サークルでは、ゆるくみんなで「上手くなる」ことより「楽しむ」ことを優先します。
各大学には、スポーツ系や文化系のサークルが数多くあります。
中でもスポーツ系は、真剣にスポーツに取り組むサークルから、気軽にスポーツを楽しむことができるサークルまで幅広いものとなっています。
そのスポーツの経験が全くない人でも楽しめることが特徴で、大学内の友人との仲を深めることができます。
ひとつのスポーツに限らず、いろいろなスポーツを楽しむ「オールラウンドサークル」というものもあります。
授業でスポーツをする
授業では、スポーツについて研究する教授が指導してくれます。
大学では体育の授業なんてない!そう思っている方はいませんか?
実は、大学の授業でもスポーツ実習という授業があります。
特に、教職をとる人には必修科目として定められているので、必ず受けなければなりません。
バスケットボールやフットサルなど幅広いスポーツの実習がありますが、きちんと授業に出席すれば単位がもらえるので運動が苦手な人でも気にすることはありません。
フィットネスセンターでスポーツをする
フィットネスセンターでは、自分のペースで手軽に大学内で健康づくりができます。
多くの大学には、健康維持・増進のためにフィットネスセンターやスポーツジムが備えられています。
学生のうちから生活習慣病の予防や改善の知識・方法を身につけることも目的のひとつです。
大学によって規模は様々ですが、健康的な生活を推進するプログラムやプールなどを利用し、運動をすることができます。
料金も他のジムよりも圧倒的に低く、学生でも気軽に登録し通うことができるので、ダイエットにも最適です。
大学から始める!おすすめのスポーツ3選
大学の4年間は人生の夏休みといわれるほど時間に余裕があり自分次第でどんなことにも挑戦できる素晴らしい時間です。
新しいことを始めるにはもってこいのタイミングだといえます。
バイトでお金を稼ぐもよし、サークルでワイワイ楽しむもよし、外国へ留学するのもいいですね。
そんな様々なキャンパスライフの中でも今回は部活!
それも中学・高校で本気で部活をやっていたが思うような結果を残せなかった人、スポーツが苦手で部活をやっていなかった人など、どんな人でも大学から新たに始めることができる3つの魅力的なスポーツをピックアップしてみました!
ラクロス
ラクロスとは男子は10人、女子は12人で行う球技です。
先端に網がついたクロスを使ってボールを運びゴールを狙います。
男女でルールは違いますがどちらも「地上最速の格闘球技」と呼ばれるほどスピード感があってかっこいいスポーツです。
ちなみに、僕は今慶応ラクロス部で、一年生の主将を務めています。
また試合を見に来てください!
ラクロスの魅力
ラクロスの魅力はほとんどの人が大学から始めるということです。
誰もが同じスタートラインから始めることができます。
地上最速の格闘球技といいましたがポジションによっては足が遅くても十分に戦えます。
さらにクロスを扱う技術は反復練習によって培われるので身体能力の高さよりもいかに努力したかで勝負が分かれます。
努力次第では日本代表も夢ではありません!
ボート
ボートは日本では有名ではありませんが実はイギリスでは超メジャースポーツです。イギリスやアメリカのエリートたちの多くがボート部出身で、その同窓生たちの社会を動かす力は庶民の想像を絶するのだとか……。
映画「ソーシャルネットワーク」でも、ハーバード大学のボート部が出てきますよね。
ボート競技には1人でボートを進める「シングルスカル」から8人の漕ぎ手と一人の舵取り役でボートを進めるボートの花形競技「エイト」まで多くの種目があります。
ルールは簡単で、相手よりも早くボートの先端がゴールラインを超えたほうの勝ちです。
ボートの魅力
ボートの魅力は究極のチームスポーツだということです。エイトという競技では9人のメンバーの心と動きが揃わなければボートはスピードを出すことができません。
逆に9人全員がぴったりと合った時にはボートはものすごいスピードが出ます。その爽快感は人生でもなかなか味わえるものではありません。当たり前ですがボートに足の速さは関係ありません。誰にでも挑戦できる競技です。
チームワークが何よりも大切な競技であるがゆえ、ボート部で培われるチームメイトとの絆は社会に出てからも一生続くのだそう。
アメリカンフットボール
アメリカンフットボール(以下アメフト)は、その名の通りアメリカ発祥のスポーツです。
世界1決定戦のスーパーボウルはアメリカ年間最高視聴率の獲得数では最も多いなど、世界で大人気のスポーツです。
フィールド上では11vs11で戦いますがワンプレーごとに交代が許されているので実際にはもっと多くの選手で戦うことになります。
限られたプレー数のなかで敵陣地までボールを運び込めば得点になります。
アメフトの魅力
アメフトの魅力は役割の多さです。
体が小さい人も遅い人も、足が速い人も遅い人もみんなにそれぞれの役目がありそれぞれ活躍できる場があります。
今まで体力に自信がなかった人も4年間トレーニングを続ければ見違えるほど凛々しい姿に変われます。(女子ウケも抜群にいいですよ。笑)
さらに言えばアメフトにはクラウドノイズという観客が声を出して相手チームの攻撃を妨害してもよいというルールがあり、試合に出ていなくてもチームに貢献することが可能です。
戦術が何十とあり、それら全てを頭に叩き込んでおかないと戦えないので、頭も使う競技です。
最後に
いかがでしたか。
大学には皆さんが出会ったことのないスポーツ、芸術、遊びがたくさんあります。
可能性は無限大です。今はやりたいことがなくても大学に行けばきっとあなたに合ったものに出会えるはずです。
自分には無理だと決めつけないであらゆることに挑戦してみてください。