はじめに
学年を問わず受験に向けてのモチベーションがなかなか維持できずに困っているなんていう人はいませんか?
実際試験当日まで高いモチベーションを維持しつづけられる人はごく少ないでしょう。
自分一人ですべてをやりきるのではなく他人の力を借りることも一つの能力です。
先生に質問することで受験を攻略する
ではどうやって他人の力を借りれば良いのでしょうか。
結論から言ってしまうと、私は先生に積極的に質問しに行くことをおすすめします。
先生が好きで会いに行っていた
受験期に私が一番に信頼していたのが先生です。
学校の先生、塾の先生、私が受験をしようと決意したときからずっとお世話になり続けてきた方々です。
私は先生のことが大好きということもあり、よく先生のところに質問に行っていました。
高1の最初の頃は数学の先生が好きという理由でわからない問題を見つけては職員室の先生のもとへ通っていました。
そして、わからないところを教えてもらってその後におしゃべりをするというのが私の楽しみでした。
その数学の先生はその後異動してしまいましたが、それでも数学は好きなままだったので、後任の先生に質問にもよく行きました。
そのうちに、私が頑張っている姿を先生が見てくれたことで、毎日放課後30分マンツーマンで数学を見てもらうことになりました。
先生から問題をもらう→予習する→復習 という流れで放課後の特別授業は進んでいきました。
先生に教えてもらうと、どうしてモチベーションが上がる?
先生に質問するとモチベーションが上がるのは、以下の3つの理由があるからです。
1つ目は、先生が貴重な時間を割いてくださる以上しっかりやらなければ、と思うからです。
特別授業などは、先生の通常の業務外の大切なお時間を頂いています。
そのお時間をいただく分、しっかり勉強しなければという思いが湧いてくるというのが一つ目の理由です。
2つ目は、先生に見放されたくない、と思うからです。
先生のご指導は自分自身の努力のうえに成り立つものですよね。何の努力もしない人には教えたくないはずです。
先生への最高の恩返しは私が志望校に合格することですから、それに向けて努力するしかありませんね。
3つ目は、モチベーションが下がりかけた時に励ましてくれるからです。
モチベーションが下がりそうな出来事があるたびに先生は励ましてくれ、私のモチベーションに繋がっていました。
廊下ですれ違うだけで「がんばってるか?」と声をかけてもらうのはとても嬉しいです。
先生からそんな風に声をかけていただけるなんてもう頑張らないわけにはいきませんよね。
自分ひとりでどうにかしようとせず、まわりにいる先生の助けを借りてみてください。
先生への質問は一石三鳥!
先生に質問することは、上記の通りモチベーションを上げることにつながりますが、それ以外にも2つメリットがあります。まさに一石三鳥ですね。
そのメリットは具体的に以下の通りです。
2.質問をすることで何が疑問点なのかを明確にし、さらにそれを解決できる
3.先生と仲良くなり、可愛がってもらえる
質問をすれば当然疑問点を解決できますが、そもそも先生に質問するためには「自分が何を理解していて何が分からないのか」ということを自分で把握しなければなりません。
そのためにはある程度学習を進め、疑問箇所が浮き彫りになる程度には他の部分を理解できていることが必要です。
つまり先生に質問をする時点で かなりその範囲の学習を進めていなければならないのです。
また、質問をすることで先生と仲良くなれば、今後記述問題の添削を頼みやすくなります。
記述の勉強は1人ではできません。先生と信頼関係を築くことで、先生に添削を引き受けてもらいやすくなります。
おわりに
先生に質問することのメリット
・わからない問題を解説してもらえる
・自分は何を理解していて何が分かっていないのかを把握できる
・先生と仲良くなり、添削など個人的な頼み事をしやすくなる。
先生に質問することでモチベーションが上がる理由
・信頼している先生から見放されたくない、という思いを抱いて勉強を頑張れる
・モチベーションが下がった時に励ましてくれる存在となる
ただし質問をする時には先生のスケジュールを最優先しましょう。そのうえで先生に力を借りて受験を乗り切り、見事結果を出すことによってお世話になった先生方に最高の恩返しをしましょう。