はじめに
今回は、勉強中や合間に聴いてほしい、クラシック音楽について調べてみました。
目次
勉強中にクラシック音楽がおすすめな理由
まず人間の脳は、いろいろな脳波を出しています。
日常生活を送っているときに出る「β波」、浅い眠りのときに出る「θ波」などがあり、安静時に出るのが「α波」です。
そして、クラシック音楽は、α波を誘発するといわれています。
次に、勉強中は左脳が活発に活動しています。それに対して、音楽を聴いているときに活動するのは右脳です。そのおかげで、左脳は休息することができるのです。
これら2つの理由から、クラシック音楽は勉強で疲れた脳に効果的なのです。
「左脳を休ませるのなら、別にクラシック音楽じゃなくてもいいんじゃないの……?」
そう思った方もいるかもしれませんが、歌詞のある歌だと、その歌詞の意味を理解しようとしてしまい、左脳が休まらないのです。
勉強中におすすめのクラシック音楽を紹介!
【勉強中におすすめのクラシック音楽①】モーツァルト
クラシック音楽として言わずと知れたモーツァルト。その効果は、「モーツァルト効果」とも言われているほどです。
彼の音楽には、川のせせらぎなど、自然の音に多く含まれる高周波の音が多く、集中力・記憶力がアップするといわれています。
これがおすすめ!
- 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』 誰もが一度は聴いたことがあると思います。とても軽快なリズムで、楽しい気分になれます!
- 『ピアノソナタ』 ピアノの安らかな音色に勉強の疲れも癒されます。
おすすめシーン
長時間の勉強で疲労がたまり、ちょっと一息つきたいときに。
【勉強中におすすめのクラシック音楽②】バッハ
バロック音楽の代表的な作曲家、バッハ。
彼を含め、バロック音楽はゆったりとした音色が特徴で、気分を落ち着かせる効果があるとされています。それによって、勉強にしっかりと取り組めるようになります。
これがおすすめ!
- 『G線上のアリア』 ヴァイオリンの優美な調べを聴いていると、日々の忙しさから解放され、とてもリラックスできます……。
おすすめシーン
学校や塾から帰ってきて、気分を入れ替えたいときに。
【勉強中におすすめのクラシック音楽③】エリック・サティ
エリック・サティは19世紀末から20世紀初頭にかけての音楽家です。
モーツァルトやバッハに比べて知名度は高くありませんが、「西洋音楽の異端児」と言われており、その作風は後世に大きな影響を与えました。
これがおすすめ!
- 『ジムノペディ』 ピアノのゆったりとしたリズムが特徴です。緊張を和らげるリラックス効果が高いといわれ、病院の中には、患者の緊張をほぐすためのBGMに使っているところもあるほど。
おすすめシーン
試験日の朝、緊張をほぐしたいそんなときに。
おわりに
いかがでしたか?
今回ご紹介した以外にも、クラシックにはたくさんの種類がありますし、名曲もまだまだあります。
興味があれば、いろいろ調べてみて「お気に入りの一曲」を見つけるのもいいでしょう。
音楽を有効活用して、これからの勉強にも邁進してください!