村上友理さんのプロフィール
センター試験得点 | 770/900点 |
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学部・学年 | 東京大学教育学部3年・文科三類から進学 |
出身高校 | 私立白百合学園高校(東京都)出身 |
高校の部活 | 器楽部 |
今回お話を伺ったのは…
今回お話をうかがうのは、東京大学教育学部の3年生、村上友理(むらかみ・ゆり)さん。
「教育実践・政策学コース」に属している村上さんは、最近は「社会教育」をテーマに、長野県飯田市の、市民による主体的な社会教育のための街づくりなどを例にとって学習しているのだそうです。
そんな村上さんの受験生時代について聞き取りました。
武蔵野線より埼京線
村上さんは、なぜ東大を受験されたのですか?
東大と一橋で迷ってはいたのですが……。私は埼玉に住んでいるんですけど、駒場(東大駒場キャンパス)まで行く定期券は、池袋・新宿・渋谷とか都会を通るんですよ。
定期券圏内は乗り降りし放題なのでとてもいいんですけど、一橋まで行くのは首都圏の外側をぐるっと回っていく電車なので、どっちかというと東大のほうがいいかなーって(笑)
べつにそれだけで選んだわけじゃないですよ!(笑) 東大の入試問題も、問題としてすごくきれいな設問ばかりで、洗練されている印象を受けましたし、魅力に感じました。
あとは、兄が東大なんですけど、その背中を見てというわけではないですが、影響みたいなものもあるのかもしれないです
東大は東大、私大は私大
受験生時代は、どれくらい勉強していましたか?
平日は学校のあとで5時間くらい……? 休日は8時間くらいでしょうか。私は自宅のリビングで、母にうろうろして見てもらいながら勉強していました
受験生時代つらく感じていたことはありますか?
2次試験直前だったんですけど、私大の第一志望だった慶應の法学部に落ちちゃって。
『東大だめかも……』って落ち込んだんですけど、でも私大の問題ってマニアックなものもけっこう出たりするので、『問題が違うし、東大対策はきちんとしてるから大丈夫』って思い直しました
私、中学受験のときも、第一志望の学校には落ちてるんです。
でもその結果入った白百合中高はすごく楽しかったし、家族も『神様が、一番自分に合ってるところに入れてくれる』って言ってたので、大丈夫かなって思いました
あとは、友達に東大を受ける子がほとんどいなかったのはやっぱりすこしつらかったです。励まし合ったりとかもあまりできなかったので……