法学部ってどんなことを学ぶの?

goukaku-suppli_2015-11-07_14-14-05.jpg
この記事は 2016年06月28日に更新されました。

大学でなにを学びたいか、という以前にどの学部でどんなことを学ぶのかよく分からない。なんてことはよくありがちなのではないでしょうか。「経済学部は計算できないと無理そうだなあ」「法学って難しそう」などなど学部に対するイメージはあると思いますが、本当の姿を見てみましょう!

Q. 弁護士や検察官になりたい人が法学部にいくの?

実際は、弁護士や検察官など法曹界に入りたくて法学部にきている人ばかりではありません。
私のまわりには警察官になりたいという人、公務員になりたいという人、なかにはなんとなく法学部なんて人もいたりします。

スポンサーリンク

Q. どんなことを勉強するの?

学校によってどの年次で何を学ぶのかは違いますが、私の通う駒澤大学では一年次に憲法民法刑法、いわゆる憲民刑を学びます。

刑法が面白いという法学部生はたくさんいますが、私は憲法が好きです。
憲法は日本の法律のすべての基礎となっているので、なぜこの憲法はこんな風に出来たのか?と考えるのはとても面白いです。

他にも法律の歴史を学ぶ授業や、各国の法律を比較する授業などもあります。
政治学も法学部で学びますし、現代の経済も法律と絡んできますから、学びます。

Q. 法学部のゼミって何をするの?

大学に入ると、ゼミという、普通の授業よりも厳しい少人数制のクラスに入ります。

私のゼミでは、判例(過去の裁判の結果のことを、判例といいます。)に基づいて2人1組でレジュメを作り、発表をします。
発表の前には「研究室指導」というものがあり、自分が作ったレジュメを使って教授に本番と同じように発表をします。そこでいただいた指摘をもとに、本番に向けて修正していきます。

本番では、自分の発表後に他のゼミ生から質疑応答が行われます。
ここでの質問に答えることがとっても難しいんです!

自分たちが調べていていないことなんか聞かれると困りますよね(汗)
質問に答えられなかったり、発表者の説明が不十分なときは教授が説明してくれるのですが、それがまたとても分かりやすいです。

Q. 法学部って法律を覚えなくちゃいけないの?

法学部と言うと、六法など分厚い本を持ち歩き法律を覚えなければならないと思われがちですが(実際私も高校生の時はそう思っていました)、実際はそんなことはありません。

六法全書は、主に検索に使います。
法律は過去の実際の事件ではこういう判例があるんだよ、というように学んでいきます。
判例に出てくる法律を六法で検索し、理解を深めていくのです。

なので頭の中で覚えている法律は、本当によく出てくるいくつかだけだったりします。頭に完璧に入ってるなんて人はなかなかいないと思います。(教授本人も全部は覚えていないという話を最初にされました。)

とはいえ、もちろんやっているうちに自然に頭に入ってきますから、結果的には少しずつ法律を覚えていくことになるのですが。

Q. 法曹界に行きたい人はダブルスクールしている?

ここまで法学部についてはなしてきましたが、もうすでに法曹界に入りたくて法学部を目指しているなんて人もいますよね。
そんな人たちは、その大学の司法試験合格率や学校でどういった制度があるのかをよく調べて志望校決定を進めてください。
例えば司法試験合格率が低い大学の法学部にいっても、実際に法曹界に入れるかどうかは分からないですからね。

また、実は法曹界を目指す多くの学生は、大学に入ったあとから自分で塾に通うなどして(「ダブルスクール」といいます。)、法科大学院に入るための勉強をしています。

しかし、必ずしもダブルスクールが必要とは限りません。

例えば私の通う駒澤大学では、法学研究所というロースクールのように放課後に授業を行ってくれる制度があります。
年間1万円程度で授業が受け放題になるのですが、これはダブルスクールなどするよりも圧倒的に安い金額です。
大学の教授だけでなく他大学の教授や弁護士の方が先生になってくれます。

というように大学によって異なった制度で生徒をサポートしてくれるのでよく調べてみてください。

学部についてどんなことを勉強するのか、大学によっての違いなどよく調べて文理選択、学部選択、志望校決定をしてくださいね!

PICK UP!

スタディサプリ(旧受験サプリ) [PR]

月額980円でスマホ、タブレットでプロの予備校講師の授業が見放題!
GMARCHや早慶、国立の志望校別対策の講座やセンター対策講座、高1・2年生向けの通年講座もあります。