【古典文法】助動詞「たし・まほし・ごとし」

練習問題

問題

文中の赤字部分から助動詞を抜き出し、文法的に説明(例:たれ 完了 已然形)したうえで訳しなさい。
古文に自信がある人は、注を見ないで解いてみましょう。

  1. 花といはば、かくこそ匂はまほしけれな
    かく=このように。こう。 匂ふ=香る。(他にも「美しく染まる・美しく照り輝く」「栄える」の意味があります。重要単語なので要チェック!)
  2. おのが行かまほしき所へ往ぬ。
    おの=自分。 往ぬ=行ってしまう。去る。立ち去る。
  3. 楊貴妃ごときは、あまり時めきすぎて悲しき事あり。
    時めく=寵愛を受ける。
  4. 帰りたければ、ひとりつい立ちて行きけり。
    ば=〜ときはいつでも。(順接の恒常条件) つい立つ=さっと立つ。 けり=〜たということだ。(過去の助動詞)
  5. 誰(たれ)もみなあのやうでこそありたけれ

  6. つひに本意のごとく逢ひにけり。
    つひに=とうとう。 本意=本来の願い。かねてからの願い。 逢ふ=結婚する。

解答

  1. まほしけれ 願望 已然形
    花というならば、このように香ってほしいものだなあ
    係り結びの法則により、「まほし」は係助詞「こそ」の結びで已然形「まほしけれ」となります。
  2. まほし 願望 連体形
    自分が行きたいところへ去る。

  3. ごとき 例示 連体形
    (例えば)楊貴妃のような人は、あまりにも寵愛されすぎて悲しいことがある。

  4. たけれ 願望 已然形
    帰りたいときはいつでも、一人でさっと立って帰ったということだ。

  5. たけれ 願望 已然形
    誰でも皆あのようであってほしい
    係り結びの法則により、「たし」は係助詞「こそ」の結びで已然形「たけれ」となります。「こそ」は普通訳しません(例外もあります)。
  6. ごとく 比況 連用形
    とうとうかねてからの望みどおりに結婚した。




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ABOUTこの記事をかいた人

もんはん

東京大学文科二類一年。モンスターハンター、前にやったことがありますがクエストが多すぎて挫折しました。よろしくお願いします!