こんにちは! 数学大好きマシューです。数学って面白いですよね。私も日々、オイラーの等式やディリクレの算術級数定理の美しさに陶酔しています。
今回は数学に苦手意識を持つ人や、ちょっと数学の勉強に疲れたなという人に読んでほしい、数学がちょっと楽しくなる3つの方法をご紹介します。勉強の息抜きしたい、一息つきたい時にぜひご一読ください!
1.解答がユニークな問題を解いてみる
高校や大学の入試問題には、解けると思わずニヤニヤしてしまうユニークな問題が多数あります。
例えば、2001年の静岡大学では、二次関数のグラフ描画問題が出題されましたが、式に沿ってグラフを描いてみると何と世界遺産にも登録されたアノ山の形が見えてきます。
試験中に思わずにやけてしまった受験生も多いのではないでしょうか。問題の難易度としては、それなりに難しいので、気になった人はぜひ息抜きに解いてみてください!
2001年静岡大学のグラフ描写入試問題

引用:http://www.geocities.jp/ikemath/_userdata/ip/ip_024_ans.pdf
この問題を解いてみると。。。

引用:http://www.geocities.jp/ikemath/_userdata/ip/ip_024_ans.pdf
なんとあの山の形に!!
2.かっこいい公式の名前を呟く
数学の公式って格好いい名前のものが多いですよね。
チェビシェフの不等式とか、メネラウスの定理とか…そんな公式をさっと諳んじることができたら、自分まで格好よくなったように錯覚してしまいます。
友達と話しているとき「あ…それってラグランジェの未定乗数法の問題だよね?」とか、さわやかに言ってみたいものです。
公式の名前を覚えることには、実は大変重要な意味があります。
名前と定理の内容を対応させて覚えることで、定理の内容だけを覚えるよりも記憶への定着度が高まるのです。
3.日常の中に数学を取り入れる
最後にちょっと日常にも役に立つお話を…
数学の天才・ガウスは、寝起きに天井を眺めていて正十七角形の作図法を発見したと言われていますが、私たちの日常でも数学を感じる瞬間を見つけると、数学が身近に感じられ、楽しく数学に接することが出来ると思います。
例えば、たまに入試問題にも扱われる「複利」というものがあります。皆さんは銀行に預けたお金が何年で2倍になるかわかりますか?
実は72を金利(%)で割ると求められるのですが、これは皆さんもよくご存知の常用対数logが関係しています。今の日本の金利は0.3%程度ですから、2倍にするには何と240年かかります! 気が遠くなりそうですね…
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事で、皆さんが数学に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです!