解体英熟語(Z会出版)の特長とおすすめの使い方・勉強法

解体英熟語 改訂第2版[ブック型].jpg

【解体英熟語】の特長

①【解体英熟語】1冊で英熟語は安心/h3>
解体英熟語には、必修熟語の527語、重要熟語346語、上級熟語の144語、計1017語が掲載されています。ページ数も500ページを超えており、かなりのボリュームがあります。現在売られている英熟語帳の中でも網羅性の点では最高レベルと言えます。

そのため、あれこれ手を出さずにこの本を徹底的に繰り返すことで、かなりの数の熟語を身につけることができます。難易度も高いので、細かい熟語が出題される早慶上智を志望する受験生も、この本を1冊マスターすれば十分です。

また、それぞれの熟語の下には使用する際の注意点や連想法など、熟語を暗記しやすくし正しく運用するための情報が書かれているので、効果的に熟語を吸収することが可能です。

②【解体英熟語】はそれぞれの熟語に対して入試問題から抜粋した例文が載っている/h3>
解体英熟語に載っている例文はほとんどが入試問題からの抜粋です。例文と日本語訳が載っていて、熟語部分に穴が空いています。次のページを捲ると答えの英熟語が書いてある、という構成です。そのため、穴埋めをしていくうちに熟語を例文とともに覚えることができます。

さらに、入試に出題された文章にたくさん触れながら熟語を暗記していくことで、熟語単体を見ただけでは分からない、その熟語が持つ微妙なニュアンスまで理解することができます。

③【カード式 解体英熟語】も存在し、持ち運びにも便利

解体英熟語には、一般的な熟語帳のような「ブック型」と、切り離してリングでまとめると単語カードのようになる「カード型」があります。内容は同じなのでどちらを使うかは実際に書店で見て自分の好みで選ぶべきですが、カード型の方が持ち運びに便利なので通学の間などの隙間時間を利用して熟語を覚えることができます。

また、すでに覚えている熟語をリングから外していくことで、覚えられない熟語だけを集中して確認することができ、効率的な勉強が可能になります。ただ、カードを切り離す作業が意外と面倒で時間がかかる点と、紙が薄いので捲りにくいうえに折れやすい点には注意が必要です。

ブック型とカード型のどちらが適しているか、についてですが、熟語の勉強をこれから始める人はブック型、以前に何かしらの熟語帳を使用していて、熟語の確認として本書を使用するのならカード型を使用するのが良いでしょう。その理由は、初習の場合だと書き込みがしやすいうえに見開きで4個同時に学習できるブック型の方が効率良く勉強でき、まとまった時間をとって学習するのに相応しく、既習の場合はすでに覚えている単語を除外でき、隙間時間に少しずつ確認できるカード型の方が便利だからです。

しかし、自分の目で確かめることがベストなので書店で両者を比べてみてください。ちなみに、私はこの本で熟語の勉強を始めたので、初めにブック型を使用しました。その後、こまめに確認してこの本に載っている熟語を完璧にしようと思ったので、高3の秋以降はカード型を使用しました。お金はかかりますが、このような使い方もアリだと思います。

スポンサーリンク

【解体英熟語】のおすすめの勉強法・使い方

①【解体英熟語】を使う際は、動詞と前置詞のそれぞれの持つ意味合いに注意する

熟語を覚える際は、闇雲に取り組んでも時間がかかってしまいます。そこで、動詞と前置詞が持つそれぞれの意味合いに注目してみましょう。

例えば” come by “(手に入れる)という熟語を覚えるのに、機械的に” come by “と「手に入れる」を一対一対応させるのはとても効率が悪く、同じ” come “を使った他の熟語と混同してしまいます。そこで、まずは” come “が持つ、「自分のところへ近づいてくる」というイメージに注目し、そこに” by “が持つ「〜の側に」という意味を結びつけると、「自分の近くに物がやってくるイメージ」つまり「何かを自分のものにする、手に入れる」という意味につながります。

このように、動詞と前置詞が持つそれぞれの意味合いに注意して熟語学習を進めることで、その熟語が印象的になり覚えやすくなります。

②【解体英熟語】付属の例文集で例文を暗記する

解体英熟語には付属で例文集がついています。これは本体に載っている例文と同じもので、熟語部分が赤字になっていて赤シートで隠れる仕組みになっています。本体をやり終えたら、確認としてこの例文集を活用することをおすすめします。

また、本当に熟語をマスターしたのかを確認すると同時に、なるべく例文を丸暗記するようにしましょう。例文暗記は、英熟語の暗記を確かなものにするだけでなく、自由英作文の際に使える表現が広がる、という点でも大変重要なことです。何度も発音して日本語から英訳がスムーズに出てくるまでやり込みましょう。

③【解体英熟語】で覚えにくい英熟語はテキストにその熟語のイメージイラストを描く

解体英熟語にはかなり難易度の高い熟語が含まれています。また、同じ動詞を使用していても前置詞によって意味が全く変わることがよくあるので、どうしても覚えられない熟語が出てきます。前述の通り、動詞と前置詞の意味に注目することは暗記の上で非常に大切ですが、それでも覚えられない場合はその熟語のイメージイラストを簡単に描くと良いです。多少無理矢理でも下手でも構いません。とにかく自分でイラストを描いて印象付けることが大切です。

どんなに意味不明な絵でも、「この熟語は確かあんなイラストを描いたな」と思い出せれば同時に熟語も思い出せます。試験の際も、イラストを描いた記憶があれば同時に熟語を思い出し、度忘れを防ぎやすくなります。ただし全ての熟語にイメージイラストを描くと、一つ一つが曖昧化して意味がなくなってしまうので、どうしても思い出せない熟語だけ描くようにしましょう。

④【カード式 解体英熟語】は、頻繁にカードの順番を入れ替えて隙間時間に使用する

前述のように、カード型は持ち運びに便利で隙間時間に熟語を確認するのに非常に適しています。私は、毎朝今日覚えたい量の英熟語カードをリングでまとめ、制服のポケットに入れて行き帰りの車内でいつも使用していました。

しかし、いつもカードを同じ順番にして勉強していると「この熟語の次はこれだ」と順番で暗記してしまいます。当然ですが、本番ではカードの順番で出題されるわけではありません。なので、定期的にカードを入れ替えて順番で暗記してしまうことを防ぎましょう。

また、カード型はまとまった時間をとって学習する際にはいちいちページを捲る必要があるため非効率的です。隙間時間に確認する際に使用するのが良いでしょう。