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地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本の特長
【地理B統計】①解答へのプロセスが図示されている
本書は一問が大体見開き1ページに収まっていて、統計に関する例題が左ページに、その例題の関連知識が右ページに書かれています。この関連知識というのは、一般的に言う解説のようなものです。
本書の最大の特徴は、統計やグラフで注目すべきところが図示されている点です。問題を解くにあたって注目すべきところや必要な知識は例題のすぐ下に書かれています。
センター地理の統計やグラフに関する問題にはいくつかのパターンがあり、消去法で考えることもあれば既習の知識ですぐ答えを出せるものもあります。
これを読んでいくと統計の問題で目をつけるべきところが分かっていくので、どの方法で答えを導き出せば良いかわかるようになるんです!
【地理B統計】②持ち運びが便利
本書は、よくある英単語帳と同様にB6サイズです。
また、初めに例題の答えを頭の中で考えてその後に解説を読むだけなので、ペンやノートは必要ありません。
だから持ち運びにとても便利です!これをバッグに入れて遊びに行けば、スキマ時間に読むことができます。
受験生も人間です。ちょっと勉強に疲れて友達と遊んじゃうって時は必ずあります。
そんな時もこれを持っていけば罪悪感が減りますね(笑)
【地理B統計】③2次試験にも応用できるような解説文
実は本書の解説文の中には、東大の2次試験に応用できるものも多くあります。
例えば自然エネルギーに関する統計の読み取りの問題の解説には、
- 地熱発電の盛んな国とその特徴
- 地熱発電の普及について
- ヨーロッパで自然エネルギーの導入が進んでいること
などが書かれていますが、地熱発電の普及について記述する問題は定番ですよね。
ヨーロッパで自然エネルギーの導入が積極的に行われていることもよく聞かれます。
これはほんの一例に過ぎず、他の例題の解説文と例題に関連する統計資料の多くがセンター、2次試験とともに頻出です。
地理B 統計・データの読み方が面白いほどわかる本のおすすめの勉強法・使い方
【地理B統計】①通学中などスキマ時間に読む
正直地理のセンターは900点中の100点に過ぎません。
まして2次試験で地理が課されない場合センター地理に時間を割いてはいられません!
でもいい点は取りたい……というか9割超えたいですよね。
そこで私は、通学中に本書を使って地理の勉強をすることを勧めます!
センター地理の演習問題を毎週解くのに加えて通学中に15分程度これを読めば、統計に関する問題の解き方を身につけられるので9割は充分狙えるはずです。
【地理B統計】②2周した後は解説を読む
問題集を何度も解いたら答え覚えちゃった……なんて経験ありますよね?
私もその一員です。私は本書を気に入り過ぎて3周したところ、3週目は答えを暗記していたせいですぐ終わってしまい、何も身につきませんでした……。
なので3周以上解くのはやめましょう(笑)
とはいえ解説文には、2次試験にも使える大事な知識がたくさん詰まっているので、2周したら解説を読んでいくのがベストです!
【地理B統計】③暗記するためではなく理解するために読む
センター地理の統計やデータの問題をただの暗記だと思っている人はいませんか?
実際地理の参考書の中には語呂合わせをたくさん載せた暗記本もあるのですが……。
私が考えるにこれらの問題は、持っている知識をどう活用するかにかかっています。
もちろんある程度の基礎知識を固めておくことは必要不可欠ですが、
統計に関する問題の解き方を理解する 、すなわち知識の正しい活用方法を身に付けることが、統計に関する問題で確実に点を取る1番の近道です。
例えば、以前新聞の発行部数と出版社の数から国を当てる問題がありましたが、この問題を解く上で各国の新聞の発行部数や出版社を覚える必要はありません。
各国の人口規模やインターネット普及率のイメージ、そして統計の問題の解き方を分かっていれば答えを導き出せます。
本書には統計の問題を解く上で必要な基礎知識と、解答へのプロセスがわかりやすく書かれています。
まだ点数を全然取れない人は本書を読んで基礎知識を覚えることから始めましょう!覚えるべきことは赤字や太字で書かれています。
ある程度点は取れるけれどそこから上がらないという人は、本書の例題を解きながら統計の問題の解き方を理解していきましょう!
統計に関する問題はたくさん出題されるので、センター地理の点数を上げるにはこのことが必要不可欠です。