世界史論述問題集 45か条の論題の特長とおすすめの使い方・勉強法

世界史論述問題集 45か条の論題の特長

【45か条の論題】①論述慣れに最適な問題量

何と言ってもこの参考書の最大の特徴として、45問という多すぎず、少なすぎずの問題量であることが挙げられます。

このサイトをを見てくださっている方の中には、大学の個別試験で世界史の論述が課されている方も多いでしょう。そんな方々に最初に論述に慣れる目的で使用してほしい参考書がこの『45か条の論題』です。

他の論述対策の参考書は内容が難解なものも多いのですが、この参考書は世界史の基礎である「流れ」を記述させる問題が多いため、教科書等の基礎固めから本格的な論述対策への橋渡しとして有効です。

いきなり100問以上の問題が収録されている問題集を選ぶと、挫折してしまうことがほとんどです。ですから、数をこなすことよりも、まずは数少ない問題を完璧にすることを意識してこの問題集に取り組んでみることをオススメします。

【45か条の論題】②西洋史、東洋史、テーマ史を満遍なく確認できる

この参考書に収録されている問題は西洋史18問、東洋史18問、地域融合・特殊テーマ9問であり、どの分野も満遍なく確認、復習することができます。

ほとんどの論述の参考書は、分野が偏っていたり、時代順に並んでいないことが多く、論述慣れしていない人たちに対して不親切なことがあります。ですが、この参考書は、どちらかに偏るということはありません。

また、西洋史と東洋史のそれぞれが時代順に並んでいるため、通史を終えていないけど論述対策をしたい方にとってとても使いやすい参考書です。

問題に取り組むことで、世界史を網羅的に確認できます。その点からも基礎固め、論述対策としての1冊目として有効であり、また解き進めていく中で、自分がどの分野が苦手なのか、得意なのか、興味があるのかがはっきりすると思います。

それが分かったならば、次の参考書はそれに合わせて対策できる参考書を選ぶことができます。その点からもこの参考書をお勧めしています。

【45か条の論題】③コラムが面白く、世界史に興味を持てる

この参考書の特徴として、全ての問題の解答の横側に、教科書には書かれないけど面白い世界史の内容が書かれているコラムが載っていることが挙げられます。

結局、世界史の成績を上げるための一番の方法は「世界史に興味を持つ」ことです。カタカナの人名を覚えられなくて世界史が苦手という方は多いと思いますし、世界史を嫌いになってしまうのも自然だと思います。

ただ、世界史の教科書で書かれるような出来事だけでなく、ちょっと変わったその人物のエピソードも踏まえて関連させて覚えると、人名も覚えやすくなります。そのため、勉強の合間にコラムを読むことでモチベーションを維持できるはずですよ。

45か条の論題のおすすめの勉強法・使い方

【45か条の論題】①論述練習の最初の参考書として使用する

先ほども挙げましたが、この参考書は論述対策としての最初の参考書として大変有効です。

論述に慣れていない人がいきなり世界史の「意義」の問題や「比較」、「特色」を問う問題から始めることはほとんど不可能だと言えます。しかし、そういった比較的難易度が高い問題を集めた仕上げ用の論述問題集が多いのが現状です。

しかし、この参考書は「流れ」を論述させる問題がほとんどであるため、教科書の理解、暗記からスムーズに移行できます。教科書の暗記が嫌いという方が多いと思いますが、この参考書を使用することで教科書を用いた学習が論述対策に直結することが理解できると思います。

また、この参考書を使用する対象は、二次試験に論述が課されている人、特に筑波大学を志望する受験生です。筑波大学の世界史の問題は「流れ」を論述させる問題がほとんどですのでこの参考書がぴったり当てはまります。

【45か条の論題】②歴史の流れを理解するために利用する

世界史の学習で一番大切なのは、間違いなく用語を覚えることだと私は考えます。しかし、馴染みのない人名、地名、政策名を覚えようとしても、それを覚えることは難しいでしょう。

そこで意識してもらいたいことは、用語を別の歴史の出来事と関連させて流れで覚えるということです。この参考書には、歴史の流れを問う問題が多く、教科書では分かりにくい「流れ」を概観してくれています。

一見、覚えることが増えてしまい、大変に思うかもしれません。しかし、流れで理解することにより、まずその用語の理解が高まり暗記も容易となります。次に用語理解だけに止まらないために、短答式のみならず論述でも使えるような知識の習得が可能なのです。

【45か条の論題】③問いた後に教科書や資料集で確認し、記述のされ方を確認する

前述した通り問題を解いた後に復習し、その内容はもちろん、周辺の知識まで完璧に頭にしまって欲しいのですが、その際にはぜひ教科書や資料集をくまなく読んで欲しいです。しかし、それらの使い方は違います。

教科書では、重要単語と重要単語の間の論述がどのように記述されているかを確認して欲しいです。論述の難しい点は、1つ1つの出来事とそれらの出来事の因果関係を把握し、それを解答に落とし込むことだと思うからです。

そのため復習する際には、ぜひ太字の重要単語だけでなく、それを結びつけるための教科書の文章をぜひ頭に落とし込んで欲しいです。

また、教科書の記述はそのまま記述、論述に使えることが多いので、ぜひ理解し暗記して欲しいと思います。

資料集の良いところは、教科書ではバラバラに記述されている単語が一つにまとまっているところです。具体例を挙げますと、中国の官吏登用制度の変遷や国際連盟と国際連合の比較などです。比較して覚えることで、基礎知識の定着につながり、センター試験の対策にもつながります。

また、「中国の官吏登用制度について○○○字で述べよ」といったような一つの国のある点での変化を論述させる問題の対策になるので、ぜひ積極的に読んで欲しいです。

さらに、資料集にはレベルの高い問題で取り扱われるようなテーマがたくさん載っています。例えば、大西洋革命と近代世界システムなどです。なので、問題を解いた後に、その分野を資料集で確認する際は、その前後も同時に確認し、徐々にレベルの高い内容までぜひ理解していってください。




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