【中大生からのメッセージ】中央大学でのキャンパスライフをのぞき見!高3の夏から現在までの話。

はじめに

きれいな空気と緑に囲まれた、中央大学。

今年度から新学部が2つ開設され、総合大学としてさらなる進化を遂げつつあります。

中大にはキャンパスがいくつかありますが、今回はその中でも最大規模の多摩キャンパスについてご紹介します。

中央大学ってどんなところ?大学生ってどんな感じ?ちょっと気になることを、在学生に聞いてみました。

このメッセージの内容は2019年現在のものです。ここで触れられている内容は今後変更となる場合もありますので注意してください。

今回メッセージを書いてくれた方はこちら!

名前 うぉんばっと
出身高校 茨城県 私立水城高等学校
在籍している学部と学年 法学部政治学科1年

全国屈指の学食充実度!

まずは中大の雰囲気や学生生活について教えてください

いろいろな学生がいます。資格試験に向けて勉強に励む人、大学の制度を利用して留学に行く人、サークルや部活に力を注ぐ人……本当に様々な人がいます。
ただ、図書館は常に勉強をする人で混み合っているので、勉強に力を入れる人が多いのかなという印象はありますね。

学内には美容室や写真館までそろっています。キャンパス全体で一つの街のようになっているといっても過言ではないかもしれません。

学食の充実度は、全国屈指だと思います。4階建ての食堂棟がキャンパスの中心にあって、カレーやラーメンはもちろんのこと、本格讃岐うどんや座敷のある和食レストラン、バーガーショップ、ベーカリー、さらにはお寿司までそろっているのです。メニューが豊富なので、毎日食べても飽きませんよ。

「この大学、しっくりくる!」

中大を目指そうと思った理由を教えてください

実は、もともと中大を目指していたわけではありません。
自宅から通える範囲で考えていたので、一人暮らし確定となる立地の大学はあまり考えていなかったのです。

そんな私が中大を意識し始めたのは、高3の夏頃でした。
‟高3の夏”と聞くと、遅いと感じる方もいますよね。
なぜこの時期に考え始めたのかというと、私はもともと自宅からの通学が可能な範囲の大学で志望校を絞っていたのですが、なかなかしっくりくるところが見つからなかったからです。
志望校が定まらず勉強のやる気が起こらない中、「中大も一度見てみよう」ということでオープンキャンパスに参加しました。結果的にこの参加が「ここに入りたい!」と感じるきっかけとなりました。

大学では政治について学びたいと考えていたので、法学部政治学科を志望することにしました。
絶対に入りたかったので「合格する可能性を少しでも上げたい!」と思い、指定校推薦の校内選考に出願することにしました。
幸いなことに校内選考を通ることができたので、指定校推薦で入学することになりました。

東京とは思えない自然環境!!

中大に入学してやっぱり良かったなと思うところはどんなところですか?

東京=大都会というイメージとは裏腹に、中大は緑が多くキャンパスも広いため、開放的な空間が広がっています。
私は都会のがやがやした雰囲気があまり得意ではないので、このキャンパスがとても居心地がいいなと感じます。

また、中大には「ヒルトップ’78」という4階建ての食堂棟があるので、万が一ごはんを作ることが億劫になってしまっても安くておいしいごはんを食べることができます。
当初は心配だった一人暮らしですが、食事面での心配があまりないという点も中大に入ってよかったことですね。ちなみに「ミールカード」を使うと、ちょっとお得に食事ができるのでおすすめです。

キャンパス内が広すぎる……

中大に入学してこれは思ってもみなかったなという部分はありますか?

キャンパス内が広すぎるので、移動に時間がかかるのは誤算でした。
中央大学は「多摩都市モノレール」の「中央大学・明星大学駅」と直通なのですが、私が受けている授業が行われる6号館と8号館は駅から徒歩10~15分かかるので、余裕をもって向かわないときついです。

また、体育の実技科目が行われる場所によっては、授業の間の10分間で移動できるかどうかも考えないと、移動に泣かされることになります……。

Yo soy estudiante. Estudio español.

高校時代と比較して大学生になってここが変わった!と感じることはありますか?

授業時間が100分間というところは、変わったなと思います。
私の高校は50分間授業だったので、中大の授業は100分間と知ったときは集中力を保てるかな、と少し心配になりました。
しかし、受けてみれば意外とあっという間に時間は過ぎていきますし、授業によってはテーマに沿った内容の映画を鑑賞することもあり、集中力が途切れる心配はありませんでした。また、ディスカッションをする際に時間をたっぷりとれるので、議論をより深められるという点もよかったですね。

第二外国語(中大では選択外国語)の存在も大きな違いの一つです。
法学部には王道のドイツ語や中国語、フランス語はもちろんのこと、スペイン語やロシア語もあります。ちなみに私が選択したスペイン語は政治学科のみの開講なので、少数派です(笑)

ドイツ語、中国語、フランス語にはインテンシブコースというものがあり、これらの言語をより高いレベルで習得したい人にはおすすめです。
また、特設外国語というくくりでアラビア語とハングルも用意されています。興味のある人は履修してみてもいいですね!

(見出しの答え;私は学生です。スペイン語を勉強しています。)

本格讃岐うどんが大学で!?

中大のキャンパスでオススメ・お気に入りの場所があれば教えてください

「和おん」のイートインスペースです。
「和おん」はヒルトップ’78の4階に入っていて、本格讃岐うどんを食べられるお店です。毎日香川県の契約製麺所から打ち立ての讃岐うどんが届けられているそうで、大学にいながらおいしいうどん各種を楽しむことができます!

おいしいうどんを食べる時におすすめの場所は、窓際の席です。
春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、そして冬には雪景色!?を楽しむことができます。
なにかとストレスを感じることもある日常から解き放たれるきっかけになると思いますよ!お腹もココロも満たすことができるので、ぜひ一度行ってみてほしいです。

FLPって何の略?

ここまででお話いただいたこと以外に何か中大や法学部の特徴などありましたら教えてください

大学の特徴としては、FLP(フィカルティリンケージ・プログラム)が挙げられますね。
FLPは、学部間の垣根を超えた学びができるもので、1年時の選考を経て、2年時からプログラムが始動します。
現在、5つのプログラム(環境・社会・ガバナンス/ジャーナリズム/国際協力/スポーツ・健康科学/地域・公共マネジメント)が開設されており、自分の興味・関心に応じたところに属します。いろいろな学部の人と一緒に活動するので、さまざまな視点に基づいた多くの考えに刺激を受けられます。

法学部の特徴としては、1年次から演習(ゼミ)に原則全員参加する点が挙げられます。
1年次は導入演習、2年次は基礎演習、3年次は専門演習と段階を踏んでいきます。
現在私は1年次の導入演習なのですが、論文の基本的な書き方の細かい指導を受けています。信頼性の高い資料の収集方法や出典の明記方法など、論文を書くときのみならず将来社会に出る際に大切な基本となることを学んでいるところです。

所属するゼミは入学直後に配布される冊子を見て、興味のあるところを希望します。ヨーロッパにおける冷戦史や地域活性化、国際政治などさまざまなテーマのゼミがあるので、興味をひかれるものが必ず見つかります。

私は冷戦史・欧州政治がテーマのゼミに属しているのですが、春学期は8000字、秋学期は1万字の論文を課されています。
担当教員によってだいぶ異なりますが、論文の負担が大きいところもあります……。
でも、苦労しただけ自分の成長を感じることもできますよ!

落ち着いて、視野を広く持ってみよう

最後に受験生への応援メッセージをお願いします!

「まわりの友達は志望校が決まっているのに、私はまだ定まらない……」と悩んでいる人は、一度視野を広くしてみてください。

自宅通学or一人暮らし、東京or地方、共学or女子大、国公立or私立……。自分なりの大学を選ぶ「基準」があると思います。
でも、その「基準」をなくして考えてみると今まで候補に上がらなかったけれど、しっくりくる大学が見つかるかもしれません。

高3のみなさんで志望校が決まっていないとなると、あせりが出てきますよね。あせると視野が狭くなって、大切なことが見えなくなります。
落ち着いて、もう一度どんな大学でどんなキャンパスライフを送りたいのかをよく考えてみましょう。きっといいことがあります。

最後になりますが、みなさんが無事に大学受験を突破できることを願っています。あきらめずに志望校まで走り抜いてください!




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