はじめに
皆さん、まずは合格おめでとうございます!
3年間頑張った成果が出ましたね!
さて、今から入学まで約4か月あります。皆さんはこの時間をどのように過ごしますか?
まさか合格に浮かれたままだらだらと過ごすつもりではないですよね……?
そんなのもったいない!この時期の過ごし方次第で、その後の大学生活は大きく変わってきます。
そこでこの記事では、この時期にやるべきことと、そのためのやる気回復の方法を経験者の視点からお伝えします!
目次
指定校推薦後にやるべきこと①:留学を見据えた英語の勉強を始める
大学生になったら留学しようかな……と考えている人には英語の勉強、特にTOEFLの勉強をおすすめします!
TOEFLとは学術的な英語の能力を図るための試験であり、多くの中・長期の留学プログラムで提出を求められます。
詳しくは合格サプリ内にTOEFLを紹介した記事があるのでそちらも参照してみてください!
その勉強をこの時期におすすめする理由は、留学の出願時期が関係しています。
実は、長期留学をしてかつ4年で大学を卒業したい場合、2年生の秋までに留学する必要があります。
1年間留学をすると、一般的に3年生での留学では単位を取り切れず留年してしまうのです。
そして、2年生秋に留学するには1年前の1年生秋には出願しなければなりません。
つまり、TOEFLを受ける期限は成績表が届く時間を考慮すると1年生の9月がギリギリです。
TOEFLの難易度はかなり高く、スピーキングやライティングのスキルも求められるため短期間で成績を上げるのは至難の業です。
留学を目指す人は是非TOEFLの勉強をいまから始めておきましょう!
やる気回復法①:ネイティブと会話する
高校ではネイティブと会話するなんて、ALTの先生とたまに……という人が多かったのではないでしょうか?
この時間があるうちにネイティブと会話する機会を増やしてみましょう!
一方的な会話を聞くだけのリスニングより相手が生身の人間である英会話のほうがモチベーションが上がります。
さらにTOEFLのスピーキングの中には、身近なトピックに対して英語で質問されて英語で解答するものがあるのですが、なんと考えるための時間は15秒しかありません!
ネイティブと会話することで、TOEFLで要求される英文作成の瞬発力を鍛えることができます。
特にオンライン英会話は、通塾タイプの英会話教室より低価格なところが多いため高校生でも始めやすいです。基本的に1対1でのレッスンになるので自分だけのために時間を割いてくれます。
また英会話カフェもおすすめです。
英会話カフェなら、各カフェのシステムによりますが、同じくらいの英語レベルの人とグループでの会話ができるのでより実践に近い形で英語の勉強ができます!
そこで友達も出来たら、さらにモチベーションは上がりますよね!
指定校推薦後にやるべきこと②:大学の勉強を先取する
1年生の春は想像以上に忙しいです。
サークル選びのためにいろいろな新歓イベントに行ったり、新しくできた友達と遊んだり、一人暮らしを始める人は特に新しい生活環境に慣れる必要があります。
辛い受験期を終え、これから始まる大学生活に期待一杯のこの時期、多くの新入生は勉強に身が入りません(笑)
そこで指定校推薦で合格を決めた皆さんは、受験が早く終わるというメリットを存分に生かして大学で学ぶ内容を先取してしまいましょう!
そういわれても、具体的には何をすればいいの?という人もいると思います。
そんな人には、その学部にいる教授の執筆した本の中で入門的なものを読むことをおすすめします。
特に2年生以降からコースなど専門分野を決める人はそのコースで学ぶ内容の理解の手助けにもなります。
やる気回復法②:大学の図書館に行ってみる
大学の図書館は、蔵書数、広さともに高校とは比べられない程充実しています。
そこで大学生に混ざって一緒に勉強してみましょう!
数か月後には私も周りの大学生と同じようにここで日常的に勉強するんだ……とやる気が上がること間違いなしの環境です。
大学の図書館は学生証がないと入れないところが多いので、入りたいときは職員の方に一言見学したい旨を伝えましょう。
指定校推薦後にやるべきこと③:高校の勉強を継続する
高校の勉強は、継続して行いましょう!
なぜなら、周りは受験勉強の最後の追い込みの時期であり、クラス全体の雰囲気がとても大事だからです。
周りが必死に勉強している中、受験が終わった解放感で遊びの相談や入学準備の相談をするのはかなりの反感を買います。
周りで努力している友達のことを思いやり、真面目に授業を受けましょう。
また、指定校推薦は大学と高校の信頼関係があってこその制度です。
高校の勉強を続け、進学する大学に提出しても恥ずかしくないような点数を取り胸をはって入学しましょう!
やる気回復法③:友達の隣で勉強する
この場合、一般受験を控えた友達を選びましょう。
指定校推薦で合格が決まった人同士での勉強は、雑談ばかりになってしまう危険があります。
それを教室でやってしまうと、一般受験のクラスメイトを不快な気分にさせかねません。
まだ受験を控えた友達と一緒に勉強することで、絶対にさぼれないように自分を追い込みましょう。
特に、暗記系の教科なら友達にクイズを出すのはすごく有効です。
自分のためにもなりますし、勉強を手伝ってくれたと周りからの好感度も上がるでしょう。
まさに一石二鳥ですね!
まとめ
いかがでしたか?
一度合格が決まると勉強に対するモチベーションが下がってしまうのは仕方のないことです。
しかしここで完全に勉強から離れてしまうと、一般入学で入ってくる生徒と大きな差ができてしまいます。
大学生活のスタートをより良いものにするためにも、勉強は継続していきましょう!