はじめに
受験生のみなさん、大学生のひとり暮らしに対してどのように考えていますか?
ひとり暮らしに関して想像がつかない、わからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、私が実際に地方から都心の大学へ進学しひとり暮らしを始めた経験を生かし、大学生でひとり暮らしをすることのメリット・注意点を紹介していきます。
ぜひ進学先選びの参考にしてみてくださいね。
目次
大学生ひとり暮らしの3つのメリット
大学生ひとり暮らしのメリット①:生活面でできることが増え自信が持てる
ひとり暮らしをすると、生活においてやるべきことを全て自分でやらなければならないため、自分でできることが増えていきます。
私自身も限られたお金の中で生活することで金銭感覚が養われたり、自分ひとりで早起きや自炊をすることで自己管理をしたりできるようになりました。
もちろん、初めてのひとり暮らしには不安も多く、初めのうちは大変ですが、工夫次第で案外すぐに慣れることができます。
例えば、やるべきことが生じたら、To do リストにすぐ書き加えていくようルーティン化してしまうのもおすすめです。
そのリストを目につきやすい場所に貼れば、いつでも確認できて「うっかりやり忘れてしまった!」というような失敗を防げますね。
とはいえ、初めからいきなり身の回りの全てのことに気を配るのは難しいかもしれません。
まずは水道料金の支払いなど、絶対に守るべきことから優先する、というように自分の中で優先順位をつけると楽にこなせますよ。
もし失敗をしてしまっても、他人に迷惑を掛けないものなら神経質にならず割り切りましょう。
実家と比べて他人に迷惑を掛けることが少ないという点もひとり暮らしのメリットの1つです!
生活面でできることが増えていくと、精神的にも強くなり、自分の成長が感じられて自信につながっていくと思います。
大学生ひとり暮らしのメリット②:友達との仲をより深められる
ひとり暮らしをすると、実家で暮らしていた時よりも、友達との仲を深めることができます。
ひとり暮らしだと孤独を感じてしまうのではないかと心配する人も多いのではないでしょうか。
たしかに私も引越したてで友達がいなかった時は、狭い部屋にぽつんと1人、という状況がとても心細かったのを覚えています。
しかし実際に大学が始まると友達ができ、たくさん話したり遊ぶことで、心細さも少し解消されました。
身近に1人も知り合いがおらず、孤独で心細かった時期を経験している分、友達をより大切にできるようになりましたね。
またひとり暮らしだと家族の都合を考えなくてもよいので、外出しやすく友達と会いやすくなるのも友達との仲が深まる理由の1つですね。
普段の生活でも友達同士で助け合う機会は多いため、ひとり暮らしをする大学生にとって友達の存在は必要不可欠です。
ひとり暮らしには孤独な面もあるかもしれませんが、だからこそ友達と接する機会も増え、絆をより深めることができるのではないかなと思います。
大学生ひとり暮らしのメリット③:地元ではないからこそできる経験がある
地元を離れてひとり暮らしをするからこそできる経験があります。
例えばその地域ならではの文化に触れたり、様々な場所を訪れることが可能です。
旅行などと違い、実際にその地域で長期間生活するからこそできる経験や、気づける魅力もありますよ。
特に都会には様々な地域から人やものが集まっているため、より多く価値観や文化に接することができます。
また有名な大学や企業、娯楽施設もたくさんあるため、最先端のものや一流のものを経験できる点も魅力的ですね!
実家を離れてひとり暮らしをする中で、時にはその地方・地域ならではの文化や習慣の違いに驚くこともあるかもしれません。
しかしそうした経験を通じて、今までの自分の考えを見つめなおしたり、視野を広げたりできるところもひとり暮らしの醍醐味だと感じています。
大学生がひとり暮らしする際の3つの注意点
大学生ひとり暮らしの注意点①:経済的負担が大きくなる
大学生がひとり暮らしをする際の注意点としてまず挙げたいのが、経済的な負担が大きくなるという点です。
親元を離れてひとり暮らしを始めるには、必要なものを買いそろえなければならないため、実家で暮らす場合よりもお金がかかってしまいます。
例えばアパートを借りたり、家電を買いそろえたりする必要がありますね。
快適に暮らすため、駅近などの利便性・オートロックなどの防犯設備・バストイレ別など家の条件にこだわればこだわるほど家賃は高くなります。
特に都心でひとり暮らしをする場合、家賃相場が飛びぬけて高い上、地方に比べて物価が少し高いため、食費等もさらに高くついてしまいがちです。
少しでもお金を稼いで生活費などに余裕を持たせるため、アルバイトをする学生も多いですよ。
お金も稼げるうえに社会経験も積めるのでおすすめです。
もし親御さんに仕送り等をしてもらう場合には、それに見合うように大学の勉強に向き合わなければなりませんね!
大学生ひとり暮らしの注意点②:困った時もすぐには家族に頼れない
地元と進学先が離れている場合、帰省にはコストも時間もそれなりにかかるため、なかなか家族に会うことが出来なくなってしまいます。
また実家を離れて1人で暮らしているわけですから、何か困ったことが起こっても、すぐには家族に頼れません。
例えば体調を崩してしまった時や、部屋でトラブルが起きた時など、まずは自分で対応しなければならないということを心に留めておきましょう。
私の場合虫が苦手だったので、部屋に虫が出た時は家族に電話しながら半泣きで対処しました。
このように困ったことが起こるたびに、実家にいた時はいかに生活面や精神面で家族に助けられていたのかを何度も痛感させられましたね。
なかなか会えず、頼りにくくなるからこそ、家族の大切さを再確認することができ、家族に会った時の喜びは大きくなると思います。
元気に過ごしているか家族に心配させないためにも、こまめに連絡を取るようにしましょうね。
大学生ひとり暮らしの注意点③:物件探し・予約は早めにする
一度もひとり暮らしをしたことがない人にとっては、自分の希望に合った物件探しはとても大変です。
良い物件を探すためには意外と時間がかかってしまう上、合格が発表されてから物件を決めようとすると、間に合わない場合があります。
受験する大学が決まる頃から徐々に物件を探し始めていくつか候補を絞っておき、合格発表後すぐに物件を決定できるのが理想的ですね。
進学先も決まっていない状態で物件を決めるのは難しいと思いますが、物件を合格前予約できる不動産会社もあるのでしっかり調べてみましょう!
勉強の合間に1人で物件を探すのは負担が大きいため、親御さんにも手伝ってもらうことを検討してくださいね。
さらに、物件探しの段階ではとても良い物件のように感じられても、実際に住んでみると不具合に気づくことも少なくありません。
私は進学先が決まるまで入試が立て込んでいたうえ、地元が東京から離れていることから、進学が決まってから下見もせずにアパートを決めてしまいました。
結果的に住みやすく問題はありませんでしたが、かなりリスクが高いので、下見もできるだけした方が良いかもしれません。
おわりに
今回は、大学生がひとり暮らしをする際のメリット・注意点をまとめましたが、参考になりましたか?これらの観点を踏まえて、自分にぴったりな進学先を見つけましょう!