はじめに
進級や卒業を機に教科書や参考書を整理するとき、何は捨てて何はとっておくべきかわからず、困ったことはありませんか?
そこで今回は、教材を取っておくメリットと大学に入学後も使える教材を紹介します。
教科別にとっておくと良い教材や、大学生が今も使っている教材を紹介しているので、教材整理をしている方は参考にしてみてください。
目次
高校の教材を大学入学後も取っておくメリット
【高校の教材を取っておくメリット】①大学の授業前・授業中に知識を確認できる
大学の授業が始まる前に高校の教材を見返すことは有効です。
大学では、高校までに習った内容を土台とした専門的な内容を学びます。
つまり、大学での勉強は高校までの勉強の延長線上に位置しています。
高校の教材は、大学に入る前に必要な知識がまとめられているので、授業前に復習しておけば難しい内容の理解がしやすくなりますよ!
また、大学の授業が始まったら、高校の教材を授業中や授業後に活用できます。
入学後大学の新しい教材を買うことになりますが、法律や政治学のような専門的な教科は特に、授業中わからなくなったときに高校の教材を使うことをおすすめします。
授業中に確かめたい知識が出てきたときに、用語集や資料集を使うととても簡単に調べることができますよ。
授業後に復習したい時も、自分の使い慣れた教材で調べられるのはいいですよね。
【高校の教材を取っておくメリット】②課題の作成に有用
高校の教材は、大学で課される課題を作成する時に活用できます。
例えば、近代史を扱う授業の課題でレポートを書こうと思ったとき、高校で使った歴史の教科書から題材を探すことができますよ。
レポートの文章を書くときも、単語を正しく用いるために、用語集から単語の意味を調べて使うこともできます。
大学で使える教材の種類
【大学に入ってからも取っておくべき教材】①英語の教材
大学で使える高校の教材を具体的に紹介します。まずは英語の教材です。
大学では学部関係なく英語の授業があります。
1年生のうちは必須科目になっている場合が多いので、高校の英語の教材は、保管しておくと大学で使えるものが多いです。
また、留学のために英語力を測る試験(TOEFLなど)を受験しなければならないことがあります。
その試験の対策にも活用できるので、留学を考えている人は、使い慣れた英語の教材をとっておくようにしましょう。
具体的には、辞書、文法参考書、長文練習問題集、単語帳などです。
【大学に入ってからも取っておくべき教材】②学部の専門科目に関係する教材
学部の専門科目に関係する教材:社会編
歴史や倫理・政治・経済は、出来事の流れや細かい知識を確認できる教科書や、単語を調べられる用語集を使う大学生が多いです。
学部の専門科目に関係する教材:数学・理科編
数学に関しては、文系の学部でも数学の高度な計算が必要な授業があり、参考書や問題集を使う学生が多いです。
理科では、細かい情報を調べられる教科書や資料集などが便利なようです。
「自分が持っている教材があった!」「同じ学部の大学生がいた!」という方は、ぜひ参考にしてください。
【大学に入ってからも取っておくべき教材】③教員免許を取得したい科目の教材
教員免許取得課程の授業には、教育関係の政治や法律を学ぶ授業があります。
公民、政治、経済などの資料集や用語集は授業で知識を調べたい時にあると便利です。
また、教員免許取得課程の授業では教育の歴史を扱う授業があるので、高校の歴史の教科書があると理解しやすくなります。
実際に中学校や高校の授業案を作成する課題では、教科書や資料集を持っていると板書計画が立てやすくなるので、教員免許を取得したい方は教材を保管しておくのがおすすめですよ。
おわりに
高校の教材は、様々な面で役に立ちます。
進む分野によって必要な教材は異なりますが、専門分野を学ぶ前の入門書や大学での授業や課題をスムーズに進めるための補助教材として使うことができます。
全ての教材をとっておかなくても、丁寧に厳選したものがあれば、大学生活がより豊かになると思うので、ぜひ教材を整理する際には役立ててみてください。