はじめに
こんにちは!皆さんは、Duolingo English Testのことを知っていますか?
Duolingo English Test(以下、DET)とは、英語能力試験の1つです。
この記事では、DETの基本情報、メリット、デメリットについて筆者が感じたことを紹介します。
Duolingo English Testとは?
DETとは、AIを活用した自宅受験型の英語能力試験です。
無料の英語学習アプリやウェブサイトを提供する、Duolingoが提供しています。
DETはAIを用いることで自宅で気軽に受験でき、なおかつ正確に個々の能力を測定することができます。
さらに価格や時間も従来の試験に比べて低いため、注目を集めているテストです。
Duolingo English Testの受験の流れ
①準備
DETは明るく、かつインターネットに接続できる環境で受験しなければなりません。
また、カメラ、マイク、スピーカー機能が搭載されているPCをあらかじめ用意しておきましょう。
受験中、本人確認を求められるので、顔写真付き身分証明書も必要です。
②ID称号
続いて、パソコン画面の指示に従い、受験者と顔写真付き身分証明書の人物が同一であるかどうかをチェックします。
③受験
DETでは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4分野の試験を行います。
試験時間は45分ほどです。
③結果通知
試験後48時間以内に結果が通知されます。
試験は160点満点で評価されますよ。
DETはCEFRのスコアとも対応しているので、目標スコアの参考にしてくださいね。
Duolingo English Testと他の英語試験の違い
他のテストとDETを比較してみました。ぜひ参考にしてくださいね。
Duolingo English Testのメリット
【Duolingo English Testのメリット①】テストを受けやすい
DETはオンライン受験のため、従来型の試験のように試験会場の予約や受験に伴う交通・宿泊費が不要です。
従来の主流なテストでは、数カ月前から会場を予約したり、当日は試験会場に行ったり、と何かと面倒なことが多いですよね。
実際に筆者は、試験への申し込みをギリギリにしたところ、希望の会場で受験ができなかったことがありました。
しかし、DETであればその心配は不要です!
特別な予約は不要なうえに、自宅で受験できるので試験に集中できます。
楽なうえに試験に全力を注げるなんて、最高の条件ですよね。
さらに、価格が手頃であることも魅力的です。
DETの受験料は49ドル(約6000円)と、他の試験と比べてもリーズナブルな値段なので、とても試験を受けやすいですよ。
【Duolingo English Testのメリット②】安全性が高い
DETは問題の種類が豊富なため、同じテストを受ける人はいません。
そのため、受験者による問題漏洩を防ぐことができます。
それから、「オンラインテストなら不正もできるのでは……?」と考える人もいますよね。
しかし、DETの受験中は、AI・人間の双方で受験者1人1人の行動が監視されているため、不正をすることはできません。
また、PCで他のプログラム、タブ、ツールバーにアクセスすることができなくなります。
受験者の行動は細かく監視され、PCで試験の答えを検索することもできないので、不正を防ぐ体制がとても整っていると言えます。
従来のテストのように会場受験でなくても、不正や問題漏洩の心配はありませんね。
【Duolingo English Testのメリット③】英語能力の測定が正確
リーディング力やリスニング力に比べ、スピーキング力は正確に受験者の能力が測定されているのか疑問に思う人もいますよね。
DETでは、人間とAIの双方の力を活用することで受験者の英語能力を、短い時間で正確に測ることができます。
また、DETは受験者に合わせてテスト問題を作成する適応型のテストです。
受験者1人1人に合わせた問題が出題されるため、受験者の能力に合わせて技能が測定されますよ。
【Duolingo English Testのメリット④】時間がかからない
DETをおすすめするメリットの最後に、所要時間が少ないことが挙げられます。
まず、試験時間は約1時間です。約1時間という比較的短い時間で受験可能なため、受験後は自宅でくつろぐことも、次の試験に向けて勉強することもできますね。
さらに、テスト結果は2日以内に返却されます。
従来のテストは早くても最低1週間は必要なことが一般的です。
試験結果が早く返却されることで、自分の英語能力の苦手分野の攻略に早く取り組むこともできますし、より高い得点を目指して何度も試験に挑戦することもできますね。
Duolingo English Testのデメリット
【Duolingo English Testのデメリット①】テスト環境を自分で整える必要がある
テストを受験するにはインターネットに安定して接続できる環境が必須です。
そのため、テストを受験する前に自宅のインターネット環境を確認する必要があります。
さらに、室内を明るく、静かな場所で受験しなければなりません。これは、テストに顔認証、リスニング、スピーキングなどがあるためです。
会場受験に比べ、自分で環境を整えなければならないので、手間がかかるところがデメリットといえるでしょう。
【Duolingo English Testのデメリット②】過去問が少ない
テストはAIを使用し膨大なデータベースの中から出題されるため、過去問が存在しません。
練習問題で問題を知ることしかできないので、不安を感じる人もいるかもしれないですね。
【Duolingo English Testのデメリット③】知名度が低い
DETは世界3,800以上の教育機関で採用されているものの、TOEFLやIELTSに比べると、認知度が低いです。
例えば、イェール大学やカリフォルニア大学、日本では、京都大学や名古屋大学など多数の大学が導入を始めていますが、まだまだ浸透しているとは言い難いです。
留学をする際、英語能力を留学先の学校に提出しなければならないことが多いですが、受験先の学校や機関がDETの使用を認めているのかをよく確かめる必要がありますね。
おわりに
いかがだったでしょうか。
ぜひDETを受験して、英語の能力の向上や海外留学に役立てましょう!
また、まだ将来が定まっていない人もいますよね。
集中できる勉強環境が見つからない、英語学習に何の参考書を使用したら良いのか分からない、といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが診断アプリ、「アプリで自己分析」です!
使い方は簡単!
- アプリをダウンロードする
- 興味のある診断ボタンを押す
- 簡単な質問に答える
- 自己分析が完了!
こちらのアプリなら、皆さんにぴったりな英語能力試験の診断や、おすすめの勉強場所を分析できる診断もあります!
診断を利用して、自己分析をしてみましょう!
新たなコンテンツもたくさん更新されるので、お楽しみに!!
アプリのダウンロードはこちらのリンクから!