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大学入試センター試験対策 チェック&演習 化学基礎の特長
【チェック&演習】①目安時間に従えば、解答時間の感覚が身につく
数学や化学などの理数科目は、解答のプロセスがひらめくまで考えこんでしまい、気づけば10分も過ぎていた……なんてことよくありますよね。
センター試験の理科基礎は1科目30分、大問は2題あるので大問1題当たり15分程で解かなければいけません。つまり、センター試験は時間命であり、普段から時間を意識した問題演習をする必要があるのです!
私は『チェック&演習化学基礎』を手に取るまで、大問ごとの目安時間ならまだしも、1問1問に要する時間なんて考えたことがありませんでした。
ですが『チェック&演習化学基礎』には、すべての問題に解答時間の目安が1分単位で書かれています。
この問題集を解くときにはいつも、傍らにストップウォッチを置いて時間を計ることで、ダラダラ考えこむ癖がなくなり解くスピードが上がりました。
また、文系の学生は歴史科目や英語などに追われ、化学基礎などはつい後回しになってしまうと思います。しかし『チェック&演習化学基礎』の目安時間のおかげで、学校の10分休みなどに「目安時間が2分くらいなら、解いてみようかな」と思い、少ししか時間がなくても化学をやる習慣がつきまし
【チェック&演習】②「必」を解くだけで、センター試験1通りの学習ができる
この参考書は単元別の10章で構成されています。
さらに、ほとんどの章の中で要点チェック、正誤チェック、例題演習、問題演習(重要演習・実験演習)に分かれています。本書の表題のように、問題の必要事項を「チェック」してから「演習」できる優れものなのです!
上記の問題の中でも特にありがたいのは、要点チェックです。要点チェックは、分かりやすく図表でまとまっています。知識を確認したいときにいつでも戻って確認できるのが便利です。
また問題演習はさらに「必」と「順」に分かれており、「必」をすべて解くだけで一通りの学習ができるようになっています。
【チェック&演習】③単元別にまとまっていて、模試・定期テストに便利
前述した単元別、レベル別問題集のメリットは、定期テストや模試に特化した学習ができるということです。
すべての問題には1つ1つ題名がついています。ですので、模試や定期テストで間違えた問題の類題が見つけやすいのです。
間違えた問題を完璧にすることは必須ですが、さらに類題を解くことによって、その問題を本当に理解できているか確認できるでしょう。
大学入試センター試験対策 チェック&演習 化学基礎のおすすめの勉強法・使い方
【チェック&演習】①まずは1日10分を目安に
国立文系を志望する生徒は、「化学基礎なんてやっている暇がない」という人が多いと思います。
ですが、問題に触れていないと、1度頭に入れたはずの知識もすぐに吹っ飛んでしまいます。
私は「毎日問題に触れよう!」と一度は決意するものの、中途半端なままフェードアウト……というパターを繰り返していました。
もし私と同じように続かない人がいるのならば、時間を区切ってやることをオススメします。
先述の通り、この問題集は1問1問に目安時間が設けられています。
センター試験に1番直結している「重要演習(必)」の目安時間を計算すると、全部で126分です。これだけの時間なら、2週間で1通り解き終わるでしょう。
このパターンを3回繰り返すと、解いた問題の類題は100%解けるようになるでしょう。
【チェック&演習】②解答集も読み込む
問題を解いて丸つけをして終わり、という人は結構多いと思います。
ですが、この問題集は、解答集も活用してこそ力がつくのです!
解説は黒文字、その補足説明は赤文字で書かれていて、ほとんどの問題が分かりやすく図表でまとまっています。さらに、センター試験にあたっての必要事項がPointとしてまとまっています。図表には、基本事項の覚え方も載っているので必ず目を通しておきましょう。
さらに、問題と解答は別冊になっています。問題を見ながら答えを確認できるのはとても便利ですね。
【チェック&演習】③忘れがちな実験問題を補強する
模試などで間違えた問題をチェックしていると、いつも実験に関する問題だけ間違えている……という人はいませんか?
化学の実験は誰もが学校の授業で行うはずですが、その場しのぎになってしまって復習する機会がなく受験期を迎えてしまった、という人も多いのではないでしょうか。
しかし『チェック&演習』では、実験に関する問題を「実験演習」として章の最後にまとめて収録してあります。
問題だけでなく、分かりやすく実験器具などの一覧が載っているので、そちらも有効活用して知識を補強しましょう。