【高1・2生必見】オンラインオープンキャンパス活用法

はじめに

今年も夏のオープンキャンパスが近づいてきました!

昨年に引き続きオンライン開催や来場制限があり、「参加したいけれどどうしたら良いか分からない」という人もいるのではないでしょうか?

この記事ではそんな皆さんに、オンラインオープンキャンパス(オンラインOC)ならではのメリットや見るべきところをお伝えします!

オンラインOCのメリット

オンラインOCのメリット①費用や時間を節約でき、自由な参加が可能

従来のように、実際にキャンパスへ行くとなると、地図や交通網の確認が必要な上、交通費や宿泊費、参加に伴う食事代や移動時間がかかってしまいますよね。

一方でオンラインOCは、スマホやパソコンからインターネットに接続するだけで参加できるので、費用や時間を大幅に節約できます。
気軽に参加でき、保護者の方の負担も減る上、浮いた時間を勉強や部活などに上手く活用することもできますね。

またオンラインOCには、好きな場所から自由に参加できます。

自宅でリラックスしながらや、通学の隙間時間など、自分の生活スタイルに合わせて楽しむことが可能です。

オンラインOCのメリット②時間や抽選などを気にせず模擬講義に参加

気になる学問の模擬講義にいくつも参加できることも、オンラインOCの利点の1つです。

従来の対面型のオープンキャンパスでは、模擬講義などのイベント参加が抽選や先着順で決まる場合もしばしば見受けられます。

筆者も抽選にはずれたり、興味のある講義の時間が被ったりして、泣く泣く1つに絞って参加した経験があります。

しかしオンラインOCでは、ライブ型・オンデマンド型の両方の企画を上手く活用すれば、気になる模擬講義にいくつも参加でき、思う存分楽しめます。

さらにオンデマンド型の場合、動画の一時停止や繰り返し再生、再生速度調整ができることがあります。

気に入った講義は何度も視聴したり、忙しいときは速度を上げて受講すれば、時間をうまく活用でき、オンラインOCへの参加がより充実しますね。

オンラインOCで見るべきところ

オンラインOCで見るべきところ①研究環境や学生の様子

何といっても大学は研究機関です。

自分の興味のある研究ができるかどうかや、どんな専門分野の教授がいるのかを把握することは、理系・文系を問わず大変重要になります。

対面型のOCでは、実際に研究機関の見学や体験ができる場合もありますが、オンライン開催の場合は画面越しに情報を受け取るしかありません。

学問分野や大学に所属している教授、大学の設備など、研究環境に関する説明があれば、特に注意して話を聞きましょう。

また実際にその大学に通う学生の様子を見ておくと、大学の雰囲気や大学生活をイメージでき、モチベーションアップや大学選びの基準につながります。

そのため、受験体験談や学生生活紹介の際は、話している先輩の様子をじっくり観察してみてください。

オンライン上でも、話し方や雰囲気などから受け取れることは多くあります。

学生の1日のスケジュールなどもチェックすると、余暇や勉強との両立具合を知ることが出来ますよ。

入学後の自分をイメージしながら視聴するのも楽しいですね。

オンラインOCで見るべきところ②入試情報

入試についての情報収集はとても重要です。なぜなら入試に必要な科目や対策など、入試方法1つで自分の合格可能性が変化するためです。

自分はどんな方法で入試を受けられるのか、必要な科目やその難易度など、入試にかかわる情報は積極的に集めましょう。

特にオンラインOCの導入により、推薦入試などの受験資格が変更になる可能性もあるため、例年よりも注意が必要です。

例えば従来だと、推薦入試受験資格にオープンキャンパスへの参加が必須で、遠方の学生はなかなか挑戦しにくい学校もありました。

しかしオンライン型に変化したことで、その受験資格が変更になる場合もあります。

せっかくの機会ですのでオンライン上で直接質問をしてみるのも良いですね。

オンラインOC参加の流れ

最後に、オンラインOCの参加準備から当日までの流れを紹介します。

オンラインOC参加の流れ①イベントの下調べ

まず始めに確認したいのが、講義の視聴に予約が必要かどうかに関する情報です。

講義が事前予約制の可能性もあります。

当日になって気になる講義が視聴できない、といった事態に陥らないよう、事前に情報を集めておきましょう。

オンデマンド型の場合も、配信期間が決まっていることがあるため注意が必要です。

後から見ようと思ったら配信期限切れだったという事態を避けるために、配信期間を確認しておきましょう。

さらに余裕があれば、Googleマップなどで大学の外観や駅からの経路を見てみると良いでしょう。

実際にキャンパスの下見をしているかのような臨場感が味わえ、オンラインOCがより楽しくなること間違いなしです。

オンラインOC参加の流れ②参加計画の作成

日程を確認したら、オンラインOCへの参加計画を作成しましょう。

というのも、無計画にたくさんのオンラインOCに参加すると、疲れからその大学に対してマイナスなイメージを持ってしまうこともあるからです。

参加計画を立てる際は、ライブ型・オンデマンド型の企画をそれぞれいつ視聴するかや、視聴場所などについて決めておきます。

オンラインOCの中には保護者の方向けの説明もあるので、保護者の方に時間や配信方法を知らせたり、一緒に情報収集したりすることも大切です。

また個別相談などを有効活用するために、自分や保護者の方が感じている疑問をあらかじめ書き出しておきましょう。

計画を立てる上では、チェックシートを作成するのがおすすめです。

計画を記録しておくと万全の状態でOCに参加できる上、実際に参加した際の印象を書き記すことで、オリジナルの観点から他大学との比較もできますよ。

チェックシートには、日付や大学名に加え、当日注目すべきポイントを「チェック項目」としてまとめておきます。

例えばその大学の魅力や面白い講義、力を入れていること、学校が求める学生などです。

また上記で「見るべきところ」として挙げた、研究環境や学生の様子、入試情報、さらに学費・奨学金なども項目としておくと参考になると思います。

オンラインOC参加の流れ③イベントへ参加

当日になったら、いよいよ参加です。

オンラインOCは、スマホやパソコンなど様々な機器で参加が可能なので、インターネットへのアクセスがスムーズな機器を選んで参加すると良いですね。

必ず5分前にはWEBサイトにアクセスし、画面の前で待機しておきましょう。

当日はメモや上記のチェックシートを傍に控え、感じたことはすぐに記録できるようにしておきます。

良いと思うところに加え、良くないと思う部分も挙げておくと、後から見返したときにより参考になるでしょう。

また、静かな環境で参加するのが望ましいですが、周囲が少しうるさい場合はイヤホンやヘッドホンなどをつけて集中できる環境を整えておきましょう。

個別相談などをする場合は参加者側からも声を発する場合があるので、周囲への気配りも忘れないようにします。

自分が声を出せる場所へ移動し、周りの方に声を出すことを知らせておくなど対策をしておきましょう。

オンラインOCに参加した後は、振り返りも忘れないようにしましょう。

チェックシートも有効に活用し、簡単な記録だけでも残したり、他大学との比較をしても良いですね。

振り返りをすることでイベントの内容が整理でき、イベントがより充実したものになります。

おわりに

いかがでしたか?

本記事を読んで、気になる学校のオンラインOCに効率よく参加し、勉強のやる気アップにつなげましょう!

保護者のためのオープンキャンパスガイド

2017.06.22



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