大学生の留学体験記

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留学って憧れる…だけど大変そうだから無理、と思っていませんか?

実は、大学には休みの間に気軽に留学できるプログラムが用意されています。
そこで今回は実際にこの春大学のプログラムを使って留学した大学生に体験記を書いていただきました!

吉田先輩が参加したプログラム
将来アメリカで長期留学・就職を考えている人がアメリカの生活を実際に体験できるプログラム。
プログラム全体が1単位の授業になっている。
費用:渡航費と宿泊費で約25万円
期間:13日間
行き先:スタンフォード大学、ワシントン大学(アメリカ)

東京工業大学理学部数学科3年
吉田春佳先輩

留学プログラムに参加した理由

私はもともと留学したいと思ってはいませんでした。

両親から社会に出る前に世界を見て視野を広げるべきだと言われ、私自身も今しかできないことをしたいと思っていたのが留学のきっかけです。
大学が用意してくれるプログラムはたくさんありますが、せっかく海外に行くなら授業だけでなく企業訪問や観光もしたいと考え、また、春休みだけで気軽に行けるということで2年生のときにこのプログラムに参加しました。

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留学プログラムで行ったこと

①講義聴講

自分の専攻である数学の授業を受けました。

学部1、2年生向けの授業だったのですが、内容は自分が大学で受けた講義とあまり変わらず、むしろ少し易しいと感じました。たとえば大学1年の授業では、日本の高校数学の「箱からボールを取り出して〇〇になる確率」みたいな勉強をしていました。知っている内容だからか英語にも苦労しませんでした。

ただ、学生の意識の高さには驚かされました。まず、最前列の席に座る人が多いこと。

大学の授業は基本的に自由席ですが、私の大学では先生から遠い後ろの席が人気です。
それに比べて現地の学生で後方の席に座る人はおらず、勉強に対する熱意を感じました。

また、授業中に内職する人や居眠りする人がいなかったのもさすがだなと思います。
授業中に先生が投げかける問いに対して学生は積極的に答えるし、先生が話している途中でも分からないところがあれば質問する、そんな一方通行ではない点も授業の密度の濃さを感じました。

②企業訪問

アメリカの会社で働く日本人を訪問し、お話を伺いました。日本ではよく「ブラック企業」という単語が聞かれますが、アメリカは定時退社が基本。給与や福利厚生など待遇も日本より良いそう。どの人も生き生きと輝いて見え、「働くのが楽しい」というのが伝わってきました。

 
私が訪問した方々はほとんど日本で就職し、アメリカの支社・本社に異動してきた人か、会社のためにアメリカの大学に留学し、研究しているという人でした。どちらの場合でも、家族全員でアメリカに暮らし、生活費は会社が全額負担だそうです。アメリカで働きたい場合、必ずしもアメリカで就職しなければいけないわけではないのですね。

③研究室訪問

スタンフォード大学とワシントン大学で研究している日本人学生を訪問しました。
今の大学を選んだきっかけや入学までに苦労したこと、今の生活などを教えていただきました。

今は制度や奨学金も充実しているので生活に困ることはなさそうです。

お話を聞いている中でどの人も共通して言っていたことは、「英語は留学すればどうせ身につくから気にしなくていい」ということです。
自分の言いたいことをジェスチャーなども使って頑張って伝えようとすれば、相手も理解しようとしてくれます。
相手の言葉が理解できなければ質問すればよいのです。

つまり、能力より熱意が大事。これは私自身も今回の留学で学んだことのひとつです。

キャンパス内も案内していただきました。大学の中はどこも緑であふれ、建物ひとつひとつが「歴史ある建造物」という感じで、どこを切り取っても絵になりそうでした。施設もかなり充実しています。研究室によっては実験装置は最新の質の高いものが使われていました。また、ロッククライミングや剣道ができる設備もあるそう。うらやましいです。

④観光

自由時間があったのでサンフランシスコやシアトル周辺を観光しました。
スターバックス1号店やゴールデンゲートブリッジなど観光名所はもちろん、ガイドブックに載っていないような小さな公園や図書館でも、どこも本当に景色がきれいで感動しました。

どちらも海の近くの地域だったのでシーフードがとてもおいしかったです。カニや貝の殻を金槌で割るワイルドな食べ方は初めての経験でした。

私の感じた文化の違い

アメリカ人は気さくな人が多いです。道に迷ってうろうろしていると助けてくれます。
現地で知り合って少し仲良くなっただけでもご飯に誘ってくれました。

食事に関して言うと、日本ほど美味しくはないけれど、心配するほど悪くもありません。
大学の周辺はアジア系の料理のお店が多かったです。タイ料理、中華、エチオピア料理、などなど。それらが口に合うなら大丈夫。

私はピザやハンバーガーといったアメリカンな料理も好きで、ラーメンやお寿司も普通に売っていたので食事に関してはあまり気になりませんでした。

ただし、出てくる料理の量は日本の約2倍。
でも、それを全部食べるのではなく、食べられる分だけその場で食べ、残りは持ち帰るのだそうです。
レストランはどこも持ち帰り用の容器を用意していて驚きました。

お金について言うと、物価が高く、ハンバーガー単品が1000円、観光名所のタワーにのぼるのに2000円くらいしました。
そして現金よりもカード払いが基本。

そんな生活を送っていると金銭感覚が狂い、日本では手を出さないようなものでも買ってしまいます。
私は1万5千円のワインを購入してしまいました。お金を使うときは慎重にならなければいけませんね(笑)

最も気をつけたのは窃盗などのトラブルです。

私が行ったのは西海岸なので比較的治安の良い場所でしたが、それでも注意が必要でした。
日本は平和なので気を抜きがちですが、お財布をポケットに入れない、夜に1人で出歩かないなど、防犯については注意しました。
結果、ホームレスの方に1度話しかけられ、必死に逃げたこと以外は何事もなく無事に帰ってこられました。

最後に

初めて見る街、自分の知らない文化、今までにない考え方に触れ、とても刺激的な13日間でした。
行く前は初めてのアメリカに不安も大きかったのですが、短い期間でも得るものは多く、本当に参加してよかったです。

私が一番成長したと思うのは、コミュニケーション能力です。

日本では聞き上手が好まれることもありますが、アメリカでは話さない人は空気同然。
特にこのプログラムでは立食パーティー形式の交流会が何度も企画されており、自分から積極的に話さないと孤立します。
私はもともと人見知りするタイプでしたが、プログラムが進むにつれて自分からも話しかけられるようになりました。

行き先がどの国であれ、留学は自分を大きく成長させてくれる良い経験になるはずです。
大人になってから留学をしようと思っても、なかなか時間がとれません。
時間に余裕がある大学生のうちに、ぜひ一度大学のプログラムを活用したりして、海外を見てみることをおすすめします。

いかがでしたか?

大学には留学を支えるプログラムがしっかりと整備されています。
ぜひ大学生になったら海外を自分の目で見てきてはいかがでしょうか。

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