はじめに
合格サプリメンバーの勉強法まとめ第五弾!
今回は、『英単語を効率良く覚える3ステップ』、『今日から始める受験勉強』、『重症度別・勉強をはかどらせる3つの処方箋』の3つを紹介します!
ぜひ参考にしてみてください!
【高校生必見!】英単語を効率良く覚える3ステップ
はじめに
皆さん!英単語の勉強はしっかりできていますか?
私が高校生だった時、英単語を効率よく覚えて、単語テストや英語の定期試験では好成績を修めていました。最終的に”英語の青山”と呼ばれる青山学院大学に合格することもできました。
そこで、この記事は、私が実践した英単語を効率よく覚える勉強法を3ステップで紹介していきます。
ステップ①:知ってる単語と知らない単語を区別する
単語帳を開いてみると、すでに知っている単語と知らない単語があると思います。これらに対して、同等の時間を割くのではなく、知らなかった単語に重きを置いて暗記を進めるために、まずは区別をします。
単語帳にある知らなかった単語にペンでチェックマークを付けるか、マーカーで印を付けましょう。そうすることで、自分が覚えるべき単語が一目で分かるようになります。人によって知らない単語は違うので、自分専用の単語帳にしていきましょう。
ステップ②:知らなかった単語を書き出し、意味を覚える
英単語を覚える時間帯は、夜寝る前と朝起きた後がおすすめです。
寝てる間に脳は記憶を整理してくれるので、夜は単語を書き出して覚える努力をしましょう。まず、自分でチェックした知らなかった単語を書き出してください。
ただ、殴り書きをするのはNGです。ポイントは、単語の音声を聞いて口で言いながら紙に書くことです。これにより英単語を覚える過程で、リスニングとスピーキングとライティングの能力を同時に鍛えられるので効率的です。
そして翌朝、昨日の書き出した単語の意味を答えられるように復習することで、記憶に深く定着します。
ステップ③:1週間同じ範囲を繰り返して覚える
1週間同じ範囲を繰り返して覚えていきましょう。早く先に進みたい気持ちは分かりますが、1週間繰り返すことで脳が長期記憶してくれるので、単語を忘れにくくなります。
おすすめの繰り返し方は、1週目に1~100個目の単語を覚えます。2週目は、少し増やして1~200個目の単語を覚えます。3週目は、101~300個目の単語…といったように、毎週暗記する単語の数を増やしながら、範囲を重ねて暗記していきましょう。
定期試験は短期的ですが、大学受験は長期的な戦いなので、できるだけ長期的な目線で単語を覚えていきましょう。
おわりに
これらの戦略を駆使することで、膨大な英単語を効率良く覚えることができます。
がむしゃらに頑張るのではなく、正しいステップで適切な量の努力をして、効率良く勉強しましょう。
4月頃から、コロナウイルスの影響で、高校が時差登校になったり塾に通えなくなったり大変
だったと思います。それによって、やる気が下がってしまったかもしれません。
しかし、ここで頑張らないと一生の悔いが残ると思います。のちに後悔しないように、早速、今日から行動に移して実践してみてくださいね!
皆さんが志望校に合格することを祈っています!
自粛中、勉強してる? 受験勉強の始め方
はじめに
学校に行けない、塾に行けない、授業もない……。こんな状況で、何から勉強すればいいのか、困っている受験生は多いですよね。
ただでさえ、例年多くの高校生が、どうやって受験勉強を始めればいいのか悩んでいます。その悩みは、今からお伝えする「受験勉強の始め方」を実践すれば解消できます。
今日から、一緒に受験勉強を始めましょう!
ステップ①:目的地と現在地を知る
みなさんは、一度も行ったことのない場所に一人で行かなければならないとき、まず何をしますか?
そう、地図を確認しますよね。受験勉強も同じです。まずは自分の目的地と現在地を確認しましょう。
目的地とは、具体的に言うと「合格のために必要な力」です。まずは自分で考えてノートに書き出してみましょう。
(例)国公立大学合格が最終目的地の場合
- 数学記述式問題の答案作成力
- 英語リスニング力
- 長文に対応できる英単語力
目的地の書き方は「~~力」でも、「~できるようになる」でも、何でもかまいません。思いついたことをどんどん書いてみましょう。書き出すときのコツは、2つです。
- 科目・ジャンルごとに分類すること
- なるべく細かく書き出すこと
目的地が決まったら、現在地を確認してみましょう。
それぞれの目的地に対して、今自分はどれぐらい達成できているのかを書いていきます。
(例)
- 数学記述式問題の答案作成力→定期テストで減点されることが多い
- 英語リスニング力→共通テストのリスニングで7割取れる
- 長文に対応できる英単語力→「単語帳○○」を6割覚えた
この時のコツは、なるべく数字を用いることです。これによって、現在地がより明確になります。
ステップ②:合格への道を作る
目的地と現在地がわかったら、次のステップは道筋の確認です。
目的地にたどり着くためには、何をする必要があるのかを考えて書き出しましょう。
(例)
- 数学記述式問題の答案作成力→定期テストで減点されることが多い
- 英語リスニング力→センターのリスニングで7割取れる
- 長文に対応できる英単語力→「単語帳○○」を6割覚えた
★問題集を解くときに解法まで見直しする
★毎日英語の音声を聞く
★「単語帳○○」を毎日10語ずつ覚える
これで、自分が何をどう勉強するのかが明確になりました。
次に、大まかな計画を立てていきます。
ここまでに作ったメモをみながら、いつどのように勉強するのか、時系列・科目別に書いてみましょう。
いつでも調整できるように、2~3カ月を目安に区切って計画を立てると良いですね。
私は高3の時、
- 夏休みまで
- 夏休み明け~10月末
- 11月~センター
- センター後~2次試験
に分けて計画を立てました。
ステップ③:復習→定着が合格のカギ
ここまできたら、地図を見ながら進むだけです!自分の計画に沿って、勉強を始めてみましょう。
実際に勉強するにあたって大切なのは、復習をすることです。1回勉強しただけではなかなか定着しにくいので、計画には余裕を持たせ、余った時間は復習にあてることをおすすめします。
おわりに
受験勉強、始められそうな気がしてきましたか?
ちなみに、この受験勉強の始め方は、これから受験直前まで役に立ちます。模試の結果が返って来たときや、何をすればいいか分からなくなったときは、もう一度今回お伝えした方法を試してみてください。きっとあなたの道標になるでしょう!
どうしても集中できないあなたへ!重症度別・勉強をはかどらせる3つの処方箋
はじめに
現在はコロナウイルスの影響により、家の中で勉強しなければならない時間が増えています。勉強していて「どうしても集中できない!」ということはありませんか?
ひと口に「集中できない」と言っても、机に向かえてはいるけれど内容が頭に入らない場合、机にも向かえない場合など、その具合は人によって異なります。勉強効率を上げるには、それぞれの重症度に合わせて適切に対処していくことが大切です。
この記事では、3つの重症度別に、私が受験期に実践していたおすすめのアクションを紹介します。
重症度1:勉強が手についてはいるのに頭に入ってこない人へ……「お風呂に持ち込んで暗記」
教科書を読んだり、問題を解いたりはできているけれど頭に入ってこないと感じる人は、その状況に飽きてしまっています。そんなときは、周りの環境を変えてみましょう。
家の中で環境を変えたいときのおすすめは、お風呂での暗記です。
大きめの密閉できるビニール袋に、暗記事項が書かれたプリント、教科書やノートのコピーなどを入れてお風呂に持ち込みます。お風呂にゆっくりつかりながら、読んで覚えましょう。
声に出しながら覚えるのもおすすめです。私はよく古文単語や世界史の用語を唱えていました。リフレッシュもできるので一石二鳥ですよ。ただし、お風呂でリラックスしすぎて寝ないように注意しましょう。
重症度2:机の前に座れてはいるのに他のことが気になる人へ……「問題文、教科書本文の音読」
机の前に座りノートを広げてみても、他のことに意識がいってしまうと、勉強は進まないものです。国語や英語の長文、説明が長い数学や理科の問題を、気が散ってなかなか読み始められなかった経験はありませんか。
そんなときは、とりあえず目の前にある文を声に出して読んでみましょう。音読はその文に集中しなければできないことなので、音読しているうちに自然と他のことは忘れられます。
ポイントは、音読中に周りの音をできるだけカットすることです。携帯の通知音、テレビの音などは妨げになりやすいため、電子機器の電源はオフにしておきましょう。
また、スムーズに音読ができなかったところには印をつけておくと、音読後に確認すべき項目がわかりやすくなります。
重症度3:やる気にならず机の前に座れない人へ……「友達や家族に進捗状況を言ってみる」
勉強しなければならないのはわかっているけれど、机に向かう気さえ起きない……。そんなときは、周りにいる人に進捗状況を言ってみましょう。
家族でもよいですし、友達に連絡して言ってみるのもありです。
自分の状況を再確認することで、危機感が生まれます。そうするとやる気につながります。また、報告した相手の反応をみることで、自分ではそれほど重大だと思っていなかったけれど、実はとんでもない状況だったと気づくこともできるのでおすすめです。
状況を聞いた相手はきっと、「頑張って」と言葉をかけてくれるはず。その言葉に応える意味もこめて、勉強を始めましょう。同時に、その日のノルマや目標を発表してみるのもよいですね。
おわりに
いかがでしたか? あなたに合った処方箋は見つかったでしょうか。
集中できない自分が嫌になって、さらに勉強したくなくなる……。私も受験生時代、よくそんな思いに駆られていました。
しかし、この記事を読んでいるみなさんは少なくとも、勉強に集中しなければという意識を持てているのですから、自己嫌悪に陥ることはありません。今から頑張れば大丈夫です。
集中できないことは誰にでもあります。そんなときは頭や目だけでなく、口や耳、さらに他の人の力までをも借りながら、気持ちを切り替えて頑張りましょう!
おわりに
参考になる勉強法は見つかりましたか?
次回もお楽しみに!