【英語文法の勉強にもなる】やる気が出てくる偉人の格言を10個紹介【頑張る受験生応援】

はじめに

どうしてもやる気が出ない場面は誰にでもありますよね。

そこで今回は、英語構文・単語を勉強しつつ、励ましてくれる偉人の言葉を集めてみました。

各偉人の言葉は不思議とやる気が出てくるパワーがあるはずです。

この記事では、やる気英語構文・単語座右の銘までも手に入れることができますよ!

【やる気が出る】英語構文が使われている偉人の言葉

【やる気が出る偉人の言葉】①アルベルト・アインシュタイン

Once you stop learning, you start dying.(学ぶことを止めた時、それは死の始まり)

これは、アルベルト・アインシュタインの言葉です。

彼は、相対性理論を発表したことで有名で、1921年にノーベル物理学賞を受賞しました。

困難が押し寄せて、途中でつまずいても、学び続けることが大事なのですね。

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『once~, ~』(接続詞) いったん~すると
  • 『stop~ing』  ~することをやめる
    ⇔ 『stop to V』 :「~するために立ち止まる」

似ている表現と合わせて覚えておきましょう!

【やる気が出る偉人の言葉】②イーロン・マスク

No matter how hard you work, someone else is working harder.(あなたがどれだけ頑張っても、さらに頑張っている人はいるのだ)

これはイーロン・マスクの言葉で、闘争心を掻き立てられますね。

彼は、南アフリカ生まれの実業家でテスラの創業者です。また、Twitterの買収の件で世間を騒がせた人物でもあります。

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『no matter how +形容詞』 どんなに~でも

この熟語は、howの後ろの形容詞を変えると様々な意味になるので、自由英作文などで使いやすい熟語です。

いつでも使えるように暗記しておくと役に立ちます!

【やる気が出る偉人の言葉】③キング牧師

Only in the darkness can you see the stars. (暗闇の中でこそ星は見える)

これはキング牧師として知られる、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの言葉です。

彼はアメリカの牧師で、人種隔離政策の廃止を訴え、公民権運動を指導した人物でもあります。

なかなか成績が伸びないこともきっとあるでしょう。そんな時に、彼の言葉に勇気づけられ、解決策が見つけられそうですね。

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • onlyが文頭に来たことでyou can seeの部分に倒置が起こっている
  • キング牧師は in the darkness を強調したかったため、倒置を使った
世界史の勉強法についてはこちらの記事で解説しています!

【五感を使って体に叩き込む!】東大生が教える世界史の勉強法

2022.07.25

【やる気が出る偉人の言葉】④マジック・ジョンソン

Don’t let anyone tell you what you can’t do. If you don’t succeed, let it be because of you. Don’t blame it on other people.(「君には無理だよ」と言ってくる人間なんて気にするな。もし君が成功できないとしたら、それは君自身に原因がある。他人のせいにするな。)

これはプロバスケットボール選手マジック・ジョンソンの言葉で、彼は「NBA史上最高の50人の選手」の1人として選ばれています。

スポーツ界では、期待された以上の結果を出さないと残れませんね。そんな彼だからこそ出てきた言葉なのではないでしょうか。

この言葉は常に自分に厳しくあれと語りかけてくれそうですね。

~受験生押さえてほしい文法の解説~

  • 『let +人+V』 人に〜させることを許す
  • 1文目の『let anyone tell』では、「誰かに伝えることを許す」となります。

  • 『blame A on 人』  人をAのせいにする

【やる気が出る偉人の言葉】⑤セネカ

It is not because things are difficult that we do not dare; It is because we do not dare that they are difficult.(難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから難しくなるのだ。)

これはローマ帝国の政治家・哲学者セネカの言葉です。

彼は、世界史上での重要人物で、ローマ時代の文化史によく出てきます!

世界史選択者はこの言葉と共に人物も覚えておくと役に立つでしょう。

まさに苦手科目はこの状態になりがちですよね。

受験生時代にこの言葉を見た時、私は入試で使う苦手科目から目を背けていたので、まさに核心をつかれた言葉でした。

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『It is ~ that … 』 は強調構文
  • 強調したい語句を〜に入れます。
    この文では、~にbecauseの節が入っているため、「…なのは~だからだ」という訳になります。

  • 『dare』は「あえて~する、思い切って~する」という意味の動詞
  • ;(セミコロン)
    意味的に関連がある文と文を並べる役割があり、「つまり」と訳します。

【やる気が出る偉人の言葉】⑥ウィリアム・ヘイズリット

The more we do, the more we can.(もっとやれば、もっとできる)

これは英国の作家、批評家のウィリアム・ヘイズリットの言葉です。

短くて、とても覚えやすいですよね。

この構文は、語順が特徴的なので、並べ替え問題でよく出題されます。

この文章を応用するだけで、入試レベルの問題を解くこともできるので是非覚えてください!

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『the+比較級~, the+比較級…』で「~すればするほど…になる」
    比較級の後は、主語、動詞の語順です。

【やる気が出る偉人の言葉】⑦ベンジャミン・フランクリン

An investment in education pays the best interest.(知識に投資することは最大の利益をもたらす)

これはアメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの言葉です。

アメリカ独立運動に多大な貢献をしたことでも有名ですが、帆を用いた実験で雷が電気であることを明らかにした人物でもあります。

文法の解説

  • 『invest』は動詞で「投資する」という意味で、『investment』はそれの名詞形
  • 『pay』は「払う」の他に「報いる」や「利益になる」という意味もあり、ここでは「利益になる」という意味
  • 『interest』には「興味」の他に「利益」という意味もあり、ここでは「利益」の意味
    長文で出てくると意外と思い出せないことがあるので、注意してください。

【やる気が出る偉人の言葉】⑧ヘンリー・フォード

Whether you believe you can do a thing or not, you are right.(あなたができると思えばできる。できないと思ったらできない。どちらにしてもあなたが思ったことは正しい)

これはアメリカの自動車会社フォード・モーターの創業者ヘンリー・フォードの言葉です。

アメリカが第一次世界大戦で勝利した際に、フォードの車が流行しました。

世界史上では世界大戦後のアメリカを特徴づける車の創業者として重要な人物なので、覚えておきましょう。

受験でも、何でも、自分ができると信じていれば、何でもできるのです。

この言葉はあながち間違ってはいないと日々痛感させられます。

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『whether ~or not』 で「~かどうか、そうでないか」という意味
    この文ではnotの後に you don’t believe you can do a thingが省略されています

【やる気が出る偉人の言葉】⑨オットー・ヴァン・ビスマルク

Fools learn from experience. I prefer to learn from the experiences of others.(愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ)

直訳は「愚者は経験から学ぶ。私は他人の経験から学びたい」で、よりかっこよく訳したのが上の文です。

これはプロイセン(ドイツの元になった国)の政治家オットー・ヴァン・ビスマルクの言葉です。

バラバラだったドイツの統一に貢献した人物で、世界史ではドイツ統一関連の最重要人物なので、必ず覚えておきましょう。
世界史選択でなくても、一般教養として大事な人物なので、知っていると知識の幅が広がりますよ!

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『fool』 は「愚か者」の意味
  • 『prefer to~』で「~を好む」という意味
    並べ替え問題でpreferの後に何を持ってくるかが問われることがあるので覚えておきましょう。

【やる気が出る偉人の言葉】⑩ラリー・ペイジ

Have a healthy disregard for the impossible and actually build new solutions. (不可能なことはしっかり無視して、実際に新しい解決策を構築しなさい)

これはアメリカの実業家でGoogleの創設者、ラリー・ペイジの言葉です。

この言葉からわかるように、彼はとても現実的ですね。

常に解決策を探している彼だからこそ、Googleは成長したのかもしれません。

~受験生に押さえてほしい文法の解説~

  • 『healthy』 「健康な」の意味だけでなく、「健全な、正しい」という意味もあり、ここでは「健全な、正しい」という意味
  • 『disredard』 「無視」という意味の名詞

おわりに

みなさんのお気に入りの格言は見つかりましたか?

この格言を覚えて入試や定期試験に役立てましょう!

これらの言葉で、英語学習モチベーションの向上となれば幸いです。




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