【一覧表付き】品詞の変化に対応できるようになる!接尾辞を徹底解説

はじめに

英語は、接尾辞を変化させることで品詞を変えます。

その変化には一定の意味やルールがあるため、本記事の内容を覚えるだけで、様々な品詞変化に対応できるようになります!

難関大学の入試問題にも品詞が分かれば答えが絞り込める問題が存在しますよ。

是非接尾辞をマスターして、単語力をアップさせましょう!

最後の接尾辞の一覧表も皆さんの学習に役立ててくださいね。

動詞を作る接尾辞

-ate

-ate には、「~する/させる」という意味があります。

(例)educate (教育する)、participate(参加する)

【注意点1】-ation という名詞を作ります。

(例)education(教育)、participation(参加)

【注意点2】-ant (する人)という名詞を作ります。

(例)participant(参加者)

-ify

-ify は、名詞や形容詞を「~化する」という意味の動詞に変化させます。

(例)class(クラス、部類)+ ify→classify(分類する)

【注意点1】元の単語が e で終わる場合は、e を取って -ify がつきます。

(例)intense(強烈な)+ ify→intensify(~を強める)

【注意点2】-ification という名詞を作ります。

(例)intensify→ intensification(強めること、強化)

以上のことを活用すると、元の単語の推測ができるようになりますよ。

(例)diversification(多様化)→ diversify(~を多様化する)→diverse(多様な)

-ize

名詞や形容詞を「~化する」という意味の動詞に変化させます。

イギリス英語では -ise となりますよ。

(例)character(特徴)+ ize → characterize(~を特徴づける)
   real(実在する、現実の)+ ize →realize(~を実現する)

【注意点】-ization という名詞を作ります。

以上のことを活用すると、元の単語の推測ができます!

(例)tenderization → tenderize → tender(柔らかい)

-en (en-)

-en は、元の単語の意味に「なる/する」というニュアンスを付け加えます。

(例)dark+en → darken (~を暗くする)
   en+courage(勇気)→encourage(勇気づける)

形容詞を作る接尾辞

-able または -ible

-able または -ible は、「~できる」「~すべき」という意味を表します。

(例)account(説明する)+able → accountable(責任がある)

【注意点】-ability または -ibility という名詞を作ります。

(例)depend(頼る)→ dependable(信頼できる)→dependability(信頼性)

-like, -ish, -ly, -some

これらの接尾辞は、「~のような」「~らしい」という意味です。

(例)childlike, childish, manly, troublesome

【注意点1】-ish は通常、悪い意味で使われます。

【注意点2】形容詞に -ly が付くと副詞になるが、名詞に -ly が付くと形容詞になりますよ。

-ful, -ous

-ful, -ousは、「~が多い」「満ちている」という意味です。

(例)joyful →喜びに満ちた

【注意点1】-ous は元の単語が e で終わる場合、e を取って ous が付くことが多いです。

(例)fame → famous, nerve → nervous

【注意点2】-ous は、-eous, -uous, -ious となる場合も多いですよ。

(例)right → righteous(正しい、公正な)
   contempt → contemptuous(軽蔑して)
   labor → laborious(手間のかかる、勤勉な)

-less

-less は、「~がない」を表します。

(例)end(終わり)+less → endless(終わりのない)
   care(注意、用心)+less →careless(不注意な)

英単語帳の使い方はこちらの記事で解説しています!

これで、英単語は完璧?ー最強の単語帳の使い方!

2015.11.11

「~する人」を表す接尾辞

以下の接尾辞は、「~する人」を表します。

-ant(descendant →子孫)

-ent(president →大統領)

-er(listener →聞き手)

-ian(musician →音楽家)

-ist(physicist →物理学者)

-or(conqueror →征服者)

名詞の後ろに付いてさらに名詞を作る接尾辞

-hood →抽象名詞を作る

child+hood→childhood(子ども時代)

-ship →抽象名詞を作る

friend+ship →friendship(友情)

-let →「小さな~」という意味

book+let →booklet(小冊子)

その他の接尾辞

-logue →「談話、~集」

dialogue(対話、談話)

-logy →「学問、談話」

ecology(生態学)

-age →抽象名詞を作る

marriage(結婚)

-ion →抽象名詞を作る

division(分けること)

-mony →抽象名詞を作る

testimony(証言)

おわりに

いかかでしたか?

最後に、接尾辞一覧の表もコピーして、ぜひみなさんの学習に役立ててくださいね。


接尾辞一覧表




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