はじめに
第一志望に惜しくも合格できず、浪人するか進学するか迷っている受験生も多いのではないでしょうか。
実際に浪人するかどうか迷った経験をもとに、当時考えたことや大学生になって分かったことも踏まえて浪人する基準について紹介します。
また、中間的な選択肢として仮面浪人についても紹介しています。
後悔の少ない道を選ぶ参考にしてください。
【経験者は語る】浪人するべきか迷った時に見る動画
目次
「悔しい」だけで浪人を決めてはいけない理由
大学受験における悔しいの意味
「悔しい」という理由で浪人を決めようとしていませんか?
「悔しい」という理由だけで浪人を決めるのには注意が必要です。
一体どういうことでしょうか?
一般的に悔しいという感情は、良い感情として語られることが多いですよね。
しかし、ここでもう一度不合格の意味について考えてみましょう。
不合格とは、受験者層の中で学力が足りなかったことを意味しますが、同時にその大学で学ぶ資格がないことを意味します。
つまり、悔しいというよりは、第一志望の大学で学ぶことが出来ないという悲しい感情があるはずです。
悔しいが全面に出ているということは、大学のブランドや偏差値に興味が向きすぎた結果かもしれません。
そのため悔しいという感情に任せて勢いで浪人を決めてしまうと、モチベーションが続かず、悲惨な結果になりかねないので注意してください。
浪人するかどうかを決める際に考えるべき視点・考えるべきでない視点
考えるべき視点①なぜその大学にこだわっているのか
貴重な10代の一年を費やしてまでも行きたい大学、一体なにがそんなにあなたを惹きつけるのでしょうか?
なぜその大学を志望しているのか、初心に立ち返って再確認する必要があります。
第一志望の大学でしか学べない学問がある、習いたい教授がいるなどの明確な理由があるといいですね。
明確な理由を持っていると、モチベーションも維持しやすいですし、受からなくても全力で努力した一年を後悔することもないでしょう。
一方で、就職力などの大学のブランドにこだわっている場合は注意が必要です。
ブランドにこだわっていると、浪人して合格できず、現役の時に受かっていた滑り止めに進学するとなったとき、一年を無駄にしたと考えてしまう可能性があります。
自分が偏差値や大学ブランドに固執しているのか、大学での学びに着目しているのか、よく考えてほしいと思います。
考えるべき視点②あと一年頑張れるかどうか
人間、楽な方に逃げがちだから逃げずに勉強を続ける、という様な根性論も大事ですが、それで本当に頑張れるのか、という視点も大学受験の場合には大事になってきます。
なぜなら1年間努力を継続できず、むしろ成績が下がってしまう可能性もあるからです。
じゅけらぼの調査データによると一浪目の第一志望進学率(成功率)は42%となっています。https://jyuke-labo.com/daigakujyukentaisaku/rounin-rate/
浪人して合格できるのはたった42%なのか、と思った方もいるのではないでしょうか。
学校がない分、自立した生活や計画的な学習を心がけなければ、そもそも第一志望を受けることすら厳しいかもしれません。
考えるべき視点③大学の環境
そうはいっても、やはり偏差値がもたらす影響は大きいものです。
偏差値が変われば大学での勉強の内容や、人間関係なども変化してきます。
例えば、私の通う早稲田大学の第二外国語で冬に習ったものを東京大学では夏前に終えていました。
大学間で勉強の進度が2倍も3倍も違うことがあるのです。
また取得できる単位の数、講義の時間なども大学によって様々です。
実際自分がその大学に入って充実した生活を送れるか、という視点は浪人するか進学するかを決定する際に重要なものとなります。
考えるべきでない視点①浪人の一年が無駄かどうか
浪人するかどうか決める時、浪人する一年を無駄ではないかと考えてしまう方も多いのではないでしょうか。
周りは大学に通って専門的な内容を学んでいる一方で、自分は高校範囲の内容を延々と繰り返している、という周りとのギャップを感じても不思議ではありません。
そのように考えてしまう気持ちは分かりますが、結局浪人の一年が無駄かどうかというのは誰にも分かりません。
有効に一年を過ごすのも無駄にするのも全ては自分次第ということです。
浪人を進めるわけではありませんが、大学に進学しても勉強のレベルに大きな進歩があるわけではありません。
将来を見据えて専門性を高めるための長期的な勉強ではなく、目の前の試験や課題に向けて直前に詰め込む短期的で無駄な学習をしている人が多いのも事実です。
そのため一年浪人したところで置いてかれるわけではありませんし、すぐ追いつくことが出来ます。
浪人するかどうか迷っている人がやるべきこと
仮面浪人はありかどうか
仮面浪人とは、滑り止めの大学に進学をしながらも、第一志望にしていた大学への進学をもう一度目指すという浪人の仕方のことを指します。
この仮面浪人には2種類あり、それぞれについて解説していきます。
仮面浪人①
一つ目として挙げられるのは、いざ滑り止めの大学に通ってみてやはり自分の求めていたレベルに合わない等の理由で進学後に仮面浪人を決意する場合です。
4年間モヤモヤしながら過ごすよりも一年でモヤモヤを断ち切った方がいいというのが私の考えです。
仮面浪人②
一方で、仮面浪人をすると決めて滑り止めの大学に進学する場合もあります。
この場合は実際大学に通っているので、楽しそうに過ごす大学生を目の前で見たということもあり、モチベーションの維持が大変です。
お金を払って不合格に近づきやすい環境を買っている、とも言えるかもしれません。
そのため、本気で第一志望合格を目指すなら大学の授業料ではなく、予備校へと通う費用を払った方が有益と言えます。
おわりに
いかがでしたか?浪人か進学かの基準として参考になったら幸いです。
最も重要なことは、進学か浪人かの選択を誤らないことではなく、自分が下した決断を正解にすることだ、と私は先生から教わりました。
どちらの選択をとっても悔いのないようにしてほしいです。