Z会と進研ゼミってどっちがいいの!?経験者が通信教育の料金、内容、口コミを徹底比較

Z会と進研ゼミってどっちがいいの!?経験者が通信教育の料金、内容、口コミを徹底比較

Z会と進研ゼミって一体どっちがいいの!?

通信教育といえば、Z会が提供する「Z会の通信教育」か、ベネッセが提供する「進研ゼミ」のどちらかを頭に浮かべるでしょう。
しかし、その違いについて細かく知っている方はほとんどいないはずです。

この記事は、大学受験のために通信教育を受けようかどうか迷っている人、またどちらの通信教育にすればいいのか迷っている人に読んで欲しい記事です。

そこで今回は、受験生時代にZ会と進研ゼミの両方を受講していた私けんたが、Z会と進研ゼミの2社を徹底比較しました。

通信教育の受講を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

なお費用だけを見ると、進研ゼミの方が安いですが、料金だけで通信教育を選ぶと100パーセント失敗するので、それについても詳しくあとで見ていきましょう。

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そもそも通信教育って何?

通信教育とは、テキストや問題を毎月送ってもらい、それを解いて添削してもらうというスタイルの勉強法です。

添削してもらうと、各問題の正答率や自分の点数の順位などの詳しい分析もしてくれます。

また最近ではiPadを利用して、問題がデータで送られるなどのサービスも出てきています。

通信教育は動画授業とは何が違うの?

動画授業はその名の通り動画で先生が授業してくれるのに対し、
通信教育はテキストを自分で勉強していく必要があります。

つまり自分のペースで勉強を進めることができるということです。

他にも通信教育には、

  • 塾に比べて圧倒的に安い
  • 通塾にかかる時間が全くなくなる

といったメリットがあります。

一方で自分の勉強管理をしてくれる人がいないため、怠けようと思ったらいくらでも怠けられるというデメリットがあります。

自分の意思が弱いと、ついつい怠けてしまい勉強が進まない可能性があるということです。

まとめると、独学スタイルで勉強することが出来るという人は、塾にいくよりも通信教育の方がスピードも費用も効率よく勉強することが出来るということになります。

通信教育の大手「Z会」と「進研ゼミ」の料金はどちらが安いのか? まずは料金を徹底比較!

Z会と進研ゼミの料金システム
Z会 進研ゼミ
入会金 0円 0円
基本料金 2,000円 0円
講座料金 4,000円〜18,700円 5,708円〜11,808円

入会金はどちらも0円

塾によっては入塾金を支払わなければならないものもありますが、Z会の通信教育も進研ゼミも共に入会金は0円です。
また一度やめて再入会しても、入会金はかかりません。

基本料金はZ会が2000円、進研ゼミは無料

基本料金は、とっている科目数などに関わりなく毎月支払わなければならない料金です。

通信教育ですから、教科書を印刷したりそれを郵送したり、また添削結果を分析にかけたりと手間がかかります。
基本料金はその手間代と考えて下さい。

その基本料金が、Z会は毎月2,000円。進研ゼミは無料です。

1講座あたりの料金は、複数講座とるなら進研ゼミの方が安くなる!

次に、1講座あたりの料金を見てみましょう。

Z会の場合、1講座あたりの受講料金は4,000円です。(オプションの講座、例えばセンター攻略演習セットなどは別料金)
次に進研ゼミの場合、1講座だけの料金は5,708円になります。

これだけ見ると1講座だけの料金はZ会の方が安いですが、複数講座をとるなら進研ゼミの方が安くなります。
講座を多くとればとるほど進研ゼミの方が安くなっていきます。
詳しくは下の表をご覧下さい。

Z会と進研ゼミの料金の違い
講座数 Z会 進研ゼミ
1講座 4,000円 5,708円
2講座 8,000円 7,539円
3講座 11,300円 9,134円
4講座 15,300円 10,471円
5講座 18,700円 11,808円

例えば5講座をとった場合、Z会なら18,700円(5講座代の20,000円からセット割の1,300円がひかれる)ですが、進研ゼミは11,808円となり大きく値段が変わります。

ちなみに、1講座だけでの場合も、支払う料金自体はZ会より進研ゼミの方が安くなります。
Z会は講座料金の他にプラス2,000円の基本料金がかかってくるからです。

つまり、料金だけを見ると進研ゼミの方が安いということになります。

まとめて支払うと、どちらもお得になる!

Z会も進研ゼミも、支払いタイプが3タイプあります。

  1. 12ヶ月分の料金を一括で支払うタイプ
  2. 6ヶ月分の料金を一括で支払うタイプ
  3. 毎月の料金を支払うタイプ

1ヶ月分の料金は1.2.3.の順番に安いです。

Z会の場合、12ヶ月分の料金は毎月タイプの料金の20%割引され、1講座あたりの料金は3,200円となります。

進研ゼミの場合は約12%割引され、1講座の場合は5,010円、複数講座をとっても約12%割引されます。

ただし通信教育は途中で諦めてしまう人も多いのが実態です。

一括で12ヶ月分支払ったのに結局3ヶ月でやめてしまったなどというときはお金がもったいないので、一括支払いタイプにする時は確実にやりきるという覚悟が必要です。

一般的に、何講座くらい受講するのか?

では、実際何講座くらいとるのが一般的なのでしょうか。

実は5講座もとる人は珍しく、Z会では2~3講座、進研ゼミでは3~4講座をとる人が一般的です。

なぜZ会と進研ゼミの方でとられる講座数が違うのかについては、値段の違いと難易度の違いがあるためです。
(詳しくは次の章でご説明します。)

結果:進研ゼミの方が安い!

料金だけを見ると、何講座とっても進研ゼミの方が安いということになります。

しかし、料金だけで通信教育を選んでは絶対にいけません!

なぜなら、Z会と進研ゼミでは重視している内容が全く違うからです。

一体何が違うのか、Z会と進研ゼミのサービス内容を詳しく説明していきます。

Z会と進研ゼミのサービス内容を徹底比較!

では、料金の次にZ会と進研ゼミのサービス内容の違いを比較してみましょう。

Z会と進研ゼミには大きく5つの違いがあります。

  • テキスト内容の違い
  • 解説の違い
  • 大学受験コースの違い
  • 添削の違い
  • その他サービスの違い

順番に説明していきます。

テキスト内容の違い

大きな違いは、難易度と問題数の2つです。

Z会と進研ゼミのテキスト内容の違い
Z会 進研ゼミ
問題の難易度 難問が多い 基礎問題が多い
問題数 厳選されていて少ない Z会と比べると多い

難易度はZ会の方が難しい問題が多く、進研ゼミは基礎問題が多いです。
また、問題数はZ会の方が厳選されていて少なく、進研ゼミの方が多いです。

合格実績においてもZ会は難関大学志望者数の合格率は進研ゼミを上回っており、難関大志望者に向いていると言えます。

そのノウハウを生かして問題が製作されていますから、当然Z会の方が難しい問題が多くなるのです。

この傾向は両者が作る模試や参考書にも現れています。

Z会の模試の問題は、進研ゼミの模試の問題よりも難しい問題が多く、難関大向けの内容となっています。
参考書も同様で、進研ゼミの参考書の多くは初学者をターゲットに問題が作られています。

よって、0から勉強したい人、たくさんの問題量をこなしたい人は進研ゼミを、ある程度の基礎能力(センター試験レベル)はついているので応用力をつけたい人はZ会を選ぶのが良いでしょう。

料金の章で、受講する講座数がZ会の方が少ない傾向にあることをご紹介しましたが、
これはZ会の方が問題が難しいため、何講座もとる余裕がないという理由があります。

ただし、進研ゼミだからといって難関大に合格できないという訳ではありません。

なぜなら、入試においては難問を解くことよりも基礎問題をきっちり解く方が配点も高く重要になるからです。

センター試験レベルの能力を確実に身に付けたいという人は、Z会よりも進研ゼミがおすすめです。

解説の違い

解説は両者ともに十分すぎるほどの量がなされているので、。

先ほどの通り、Z会では難問に重きをおくため解説も応用力をつけられるよう構成されています。
公式の確認などの基本部分は省かれていることもしばしばあります。

一方で進研ゼミでは基礎問題に重きをおくため、解説は基礎の公式のチェックなどから始まります。

大学受験コースの違い

大学受験をする上で、Z会と進研ゼミではコースが選べます。

Z会と進研ゼミのコースの違い
Z会 進研ゼミ
1. 東大コース
2. 京大コース
3. 医学科コース
4. 難関大学コース
1. 東大京大コース
2. 難関国公立コース
3. 国公立スタンダードコース
4. 国公立医学部コース
5. 早慶上智コース
6. 難関私大コース
7. 私大スタンダードコース
8. 私大看護医療技術コース
9. 受験ベーシックコース

実はこのコースの違いからもZ会と進研ゼミの違いが見て取れます。

Z会の場合、難関大学に特化しているということがわかります。
特に東大と京大を別のコースに分けており、問題も全く別の質の問題となっています。
過去問と同じ形式で教材の問題が作られており、解説も過去問についての言及がされることもあります。

進研ゼミでは、幅広いニーズに対応しているといえます。特に医学部については、国公立と私大とでは合格する方法が大きく変わってくる(国公立では特にセンター試験が重要になります)ので、コースが分けられています。

以上のコースから見た比較から考えると、特に東京か京大に志望している人はZ会を選ぶのがおすすめです。

ベネッセにも、東大を専門にする短期通信教育コース「ルートT」、京大専門の「ルートK」がありますが、問題の質はやはりZ会の方が高い印象です。

Z会と進研ゼミの対応校の違い
対応校 Z会 進研ゼミ
東大・京大
難関国立
早慶
難関私立
一般国公立
一般私立
医学部
※◎…非常に適している
※◯…適している
※△…あまり適していない

添削の違い

添削こそが通信教育最大の魅力です。

「赤ペン先生」で有名なベネッセですが、Z会との比較ではどうでしょうか。
添削してくれる先生の質、回数、量で違いを見ていきましょう。

Z会と進研ゼミの添削の違い
Z会 進研ゼミ
添削員の質
添削回数 月2回 月1回
添削量

まずは添削してくれる先生の質ですが、両者ともにプロが添削しているため非常にレベルが高いです。

次に回数ですが、Z会は月に2回問題冊子が送られてくるので月2回の添削をしてもらうことができます。
進研ゼミは月に1回の添削です。

また赤字を入れてくれる量ですが、Z会の方が進研ゼミに比べると多いです。

Z会ではたとえ白紙で解答を出しても、見事な添削(というより解答の見本)をしてくれます。

たとえ正解していても別解を提示してくれたり、計算を簡単にする方法を提示してくれたりします。

そもそも添削は記述問題に対応するためにしてもらうもの。難関大に対応するためには、否応なく記述力が求められます。
その意味では、難関大突破に重きを置くZ会の方が添削量が多いというのは当然といえば当然です。

以上をまとめると、回数と量ともにZ会が添削では上回っているといえます。

料金はZ会は確かに進研ゼミよりも高いですが、添削に力を入れてくれていると考えれば妥当な金額とも考えられるのではないでしょうか。

その他サービスの違い

最後に、その他の付属サービスについても見ておきましょう。

まずZ会ですが、添削してもらった問題について分析結果も詳しく送付してくれます。
各問題の正答率、自分の点数の全体順位、同じ志望大学における自分の順位などが分析されており、弱い分野がわかると同時にモチベーションアップにもつながります。

次に進研ゼミですが、「教科質問サービス」といってFAXで質問を送れば3日以内に回答してくれるというサービスがついています

他にも「マナビジョン」にアクセスすることができます。
このサイトには、これまでのベネッセの膨大な蓄積データから各大学の進路、進学、大学、入試などなど進路選択に必要な情報が抽出して書かれています。

さらに、「先輩ダイレクト」というサービスでは進研ゼミ出身の大学の先輩に進路相談や学習面での相談が出来ます。

付属サービスにおいては、特に進路がまだ明確に定まっていない人には進研ゼミの方が嬉しい内容となっています。

Z会と進研ゼミの口コミ・評価まとめ

Z会の口コミ・評価

「Z会を受講していた友達が学校で添削問題をやっていたのをよく見かけましたが、すごく難しそうでした。」
「Z会の添削は、丁寧です。というか、丁寧にしなければ添削者が怒られます。」
「合う人(教材をためずにコツコツやれる)と合わない人がいますが、もし合うなら、Z会で(その他、問題集などは適当に使うとして)大丈夫」
「市販の参考書は基礎固めで、応用にZ会の通信をするのが私は効果的だと思います。」
「Z会と進研ゼミとの添削問題、および赤字チェックは、格段にZ会の方がよかったので、Z会がおすすめなんです。」

進研ゼミの口コミ・評価

「大学受験対策はかなり充実していましたよ。一つの教科でも基礎を固めたい人用、国立大学を目指したい人用、私立大学を目指したい人用、かなり難関の大学を目指したい人用などが用意されていて、自分で選んで受講することができました。」
「目指したい大学に実際に通っている先輩に手紙を通していろんな質問に答えてもらえシステムがあります。励みになりますよね。」
「基本的に進研ゼミの教材はどの教科もよくできています。」
「マナビジョンでは、意見交換などの交流もできる」
「進研ゼミは確かに基礎中心ですが、いざ基礎を習得した後の応用に不満を感じました。」

Z会と進研ゼミの違いまとめ

最後に、もう一度その違いをまとめます。

料金:Z会の方が高い
問題難易度:Z会の方が高い
添削:Z会の方が回数と量で優れている
その他サービス:進研ゼミの方が豊富

Z会と進研ゼミの徹底比較、いかがでしたでしょうか?

大切なのは、自分の志望大学にあわせてどちらかを選ぶということです。

通信教育は、添削をしてもらって復習することで塾に行くよりも安い金額で高い効果を期待出来る勉強方法です。

あなたの通信教育ライフが充実したものになることを願っています。