高2生がセンター試験で実力試しするべき理由

こんにちは、合格サプリ編集部です。

センター試験が終わり、高2の皆さんにとっては自分たちがセンター試験を受けるまで残り1年を切ったということになります。

国立志望の人はもちろんのこと、私立専願にしている人も、まだ志望校が決まっていない人も、受験1年前に今年(2017)のセンター試験は絶対に解いておきましょう! 

まだ一年も先のことだと思うかもしれませんが、今解いておくべき理由があるんです。

なぜセンター試験を1年前に解くべきなのか?

全国の受験生が受ける

センター試験は、1年で最も多くの大学受験生が参加する試験です。その数なんと55万人。これだけの人が受験するので、受験界には大きな影響を与えます。

学校予備校問わず、受験生向けの授業では、昨年のセンター試験の問題を知っていることを前提にしてくるはずです。1年前のセンター試験の問題は、受験生の「常識」になりますよ!

教科書レベルから出題される

センター試験は「基礎的な学習の達成の程度を判定すること」が主な目的です。
つまり、特別な受験用の勉強ではなく、普段やっている学校の勉強の成果を測るんです! 

センター試験のレベルは、来年受験の高校2年生が解くべきレベルとして最適です。
例えば、2018年の数学2Bの問題の第一問[1]の(1)はラジアンの定義を答えるという基本的な問題でした。
また、(2)は度数法を弧度法に直すという、ごく簡単な問題です。

国立二次や私立の問題は難しすぎる

自分の学力に自信があるなら別として、今から国立二次や私立の問題を試しに解いてみることはおすすめしません。

国立二次は記述問題が多くを占め、私立では重箱の隅をつつくような選択肢問題を出題してくることがあります。そんな問題を今から解くのは早すぎます。

うまく解けないで自信をなくして、志望校のランクを落としてしまうのはもったいない! 

志望校の問題を試しに解くのは高3の夏で間に合います。高3の夏の時点ですら、志望校の問題を難しいと感じて当たり前なんです。

センター試験を一年前に解くときの鉄則4か条

一年前にセンター試験を解く目的は、「実力試し」です。
センター試験は大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することが目的です。

国立二次や私立二次のような「受験者を落とす」問題ではないのです。

だから、実力試しにはピッタリ。よりはっきりと現時点の実力を測るために、次のことを守ることをおすすめします!

鉄則1:対策はしない!

この時期に過去問を使ってセンター対策をしてしまうと、受験直前に解く問題がなくなってしまいます。
2016年に「理科基礎」が加わったようにセンター試験は制度が変わることがあるので意外と使える過去問は少ない教科もあります。

センター試験の予想問題集は、実際と難易度が違うことがあるため、現時点での実力試しには向いていません。 
また、今はセンター試験の対策をするよりも現在習っていることや今までの復習に力を入れた方が良いというのも理由の一つ。
独特のセンター試験の形式に慣れるより基礎的な学力を底上げしておきましょう。

鉄則2:できるだけ本番に近づける!

もちろんのことですが、本番に近づけて解く方が実力を正確に測れます。
まず、マークシートを用意しましょう。頼めば用意してくれる高校の先生も多いと思います。
受験番号や科目選択の欄があるものがベスト。ここを間違えると、本番では「失格」になることがあります。
また、センター試験の時間の厳しさを体験するために、時間はきっちり計りましょう。

試験時間内に解き終わらなかった場合、時間内に解き終わったところに印をつけましょう。
そして超過時間を計って最後まで解くことで、不足時間が明確にわかります。

鉄則3:点数で落ち込む必要はない!

まだ受験まで1年あるので、思うように点数を取れなくても落ち込まなくて大丈夫です。

センター試験レベルの問題を解ける実力を持っている人でさえ、直前に演習を重ねて独特の問題形式に慣れないと得点できない場合が多いです。
ただし、半分を切ってしまった科目については危機感を持ってください。

センター試験は選択問題なので、適当に解答してもある程度の得点は出ます。
半分を切るようなら、基礎がほぼできていないといって良いです。
やみくもに入試対策問題集に先走らずに、学校で使った教材の復習をしておきましょう。

(しかし後述するように、学校の進度によっては理科や地歴公民などの科目で未習の範囲が多いものもあると思います。これらに関しては現時点で解けなくても気にする必要はありません。)

鉄則4:理科と地歴公民も解いてみよう!

センター試験の英語・数学・国語の出題範囲は絞られていて、普通高2で学習が終了します。
一方理科と地歴公民は、出題範囲の学習が高3までかかることが多いです。

そのため未習範囲は解けなくても気にする必要はないですが、問題形式や時間に慣れるだけでも効果があるので解いておくのがオススメです。ただし、既習範囲の実力は必ず見ておきましょう。

既習範囲のみで「得点率」を確認し、100点換算点数を算出すると、本番の目標点数と比較できます。
学校のカリキュラムと自分の得点をにらめっこして、一年でどのように目標の点数に近づけるか、逆算をすることが大事です。

センター同日模試を利用!

大手予備校では毎年、主に高校2年生を対象としてセンター試験当日に同じ問題を出題する企画を行っています。

一般に、「センター同日模試」と呼ばれるこの試験を受けるメリットは、試験官や周りに一緒に受験する高校生がいる中、本番さながらの緊張感を持って臨むことができることです。

通常の模試と同様、結果が成績表として戻ってくるので、周りの受験生との相対的な位置などがわかるのも良い点です。

英語のリスニングではICレコーダーを実際に使ってみることができるのも魅力と言えます。
また、マークシートの機械採点が行われるので、自己採点と機械採点を見比べることでマークミスなどを正確に確認することができます。

終わりに

「センター試験はまだ先」と思っていると、あっという間に受験本番が来てしまいます。早い段階で現時点での自分の実力を確認し、今後の戦略を立てることで周りの受験生に一歩リードする!くらいの勢いでいきましょう。みなさんの合格を心からお祈りしています!