はじめに
共通テストの休み時間に、スマホを使用したい人、イヤホンを使ってリスニング練習をしたい人が多いのではないでしょうか?
この記事では、2023年度から厳格化された、電子機器の電源チェックの内容や、会場での過ごし方について紹介します。
当日の不安を事前に取り除いて、試験に集中できるようにしましょう!
【2023年度から厳格化!】共通テスト会場での電子機器の使用ルール
【共通テスト会場での電子機器の使用ルール①】試験開始前に必ず電子機器の電源確認が行われる!
スマホを使用したカンニング行為が問題となり、2023年度に電子機器の電源確認が厳格化されました。
では、電子機器の使用に関する注意にはどのようなものがあるでしょうか。
まず、各科目の試験前に、毎時間、電源確認の時間が設けられます。
監督から、一斉に机上に電子機器類を出し、電源を切ってかばんにしまうように指示されます。
うっかり電子機器がポケットに入っていたなどということがないように注意しましょう!
また、試験時間中に着信音やマナーモードの振動音が発生した場合は、監督者がかばん等を試験室外に勝手に持ち出し、試験時間終了まで保管します。
監督者による対応が行われず、即不正行為と見なされ、受験資格を失うこともあるので、十分に注意しましょう!
試験時間中のイヤホンの装着ももちろんNGです。
ルールを誤解したという言い訳はできないので、不正行為をしないように気を付けましょう。
【共通テスト会場での電子機器の使用ルール②】休み時間のスマホ、イヤホン使用はOK!
試験時間外に電子機器を利用しても良いのか迷っている方もいますよね。
試験時間外のスマホ、イヤホンの利用は許可されています!
休憩時間の電子機器の使用は許されていますが、細かい指示は会場により異なる場合があるため確認するようにしましょう。
例えば、試験開始何分前に電子機器の使用を控えるか、教室外での使用が推奨されているかなどの違いがある可能性があります。
実際に筆者が受験した共通テストの会場では、休み時間にはリスニングをしたり、音楽を聴いて気持ちを落ち着けたりしている人が多くいました。
当日の持ち物と使用方法についてのアドバイス
【当日の持ち物と使用方法についてのアドバイス①】音の出ない腕時計を必ず持っていくこと!
注意してほしいことは、受験会場に時計は設置されていないということです!
そのため、必ず時計を持参するようにしましょう。
しかし、タイマー機能、アラーム機能などがついた時計の場合、試験中に音が出ないかどうか不安になってしまうことがあります。
余計な心配をしなくて済むように音が出ない腕時計を使うことがおすすめです。
キッチンタイマーや大型時計は、試験時間での使用が禁止されています。
受験上の注意を参照し、持参して良い時計かどうか確認するようにしてください。
また、時計の電池確認をしてから本番に望むようにしましょう!
【当日の持ち物と使用方法についてのアドバイス②】スマホなどの電子機器は一台で十分!
何台もの電子機器を持っていると、何度も行われる電源確認が負担になってしまうことがあります。
昨年度、電子辞書や音楽プレイヤーなどがかばんに入れっぱなしだったために、電源確認が大変だったという人がいました。
事前にカバンの中身を整理していきましょう。
また、携帯電話を持って行かないという人もいました。
電源確認の時間に気持ちを落ち着かせたり、余計な心配事をなくしたりするために、電子機器を持っていかないという判断をしても良いと思います。
当日どのような過ごし方をするか考えた上で、電子機器を何個持っていくことが自分に適しているのか、よく考えるようにしましょう。
【当日の持ち物と使用方法についてのアドバイス③】休憩時間にはリフレッシュすることも大切!
休み時間は電子機器を使用することもできますが、体を動かしたり、糖分を取ったりして体を休めることがおすすめです。
スマホは使用しても良いですが、Twitterなどのリアルタイム検索機能で解答を調べるのはやめましょう。
答えが気になってしまっても、答えが正解でも間違っていたとしても次の科目に影響が出てしまいます。
検索は控え、次の科目に集中できるようにしましょう。
他にも、当日にすべきこととして、スマホのアラームはあらかじめoffにしておくことをおすすめします。
万が一に備えて休憩時間中はマナーモードにしておき、アラームの設定も変更しておくと安心です。
おわりに
共通テスト当日の電子機器の使用ルールについて紹介しました。
電子機器に関する注意事項をしっかりと確認して、万全な環境で試験を受けられるようにすることが大切です。
落ち着いて試験を受けるために、あらかじめ電子機器に関する不安要素は取り除いておきましょう!