早大生の考えるOODAループを使った最先端勉強法!

OODAループに関する説明画像

はじめに

皆さんは「OODA(ウーダ)ループ」という単語を知っていますか?

「PDCAサイクル」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、OODAループはその次世代バージョンと考えてください。

つまり、OODAループというのが問題解決を行う行動パターンの最先端です。

そんなOODAループという最先端の考え方を使って実際に勉強するにはどんな方法があるのか考えてみました。

勉強に行き詰まっている人や、PDCAサイクルに懐疑的な人はぜひ試してみてくださいね!

OODAループとは?

OODAループの4つの行動

感の良い人にはわかると思いますが、OODAループというのは4つの英単語の頭文字を取って名付けられています。

  1. Observe(観察する)
  2. Orient(方向性を決める)
  3. Decide(意思決定する)
  4. Act(実行する)

このように4つの英単語の頭文字を取ってOODAループという名前がつけられています。

(受験生の皆さんならわかると思いますが、英単語の後に日本語の意味を書いています)

つまり、OODAループとはこのような4つの行動を起こすようなモデルのことですね。

OODA「ループ」

さて、OODAループのOODAはどういう意味なのかわかりましたが、「ループ」とはどういうことでしょう?

ループは「輪」という意味ですよね。つまり、OODAが輪になっているということです。

OODAループに関する説明画像

OODAループに関する説明

図のように、……→「Observe(観察する)」→「Orient(方向性を決める)」→「Decide(意思決定する)」→「Act(実行)」→……とOODAループの4つの行動を繰り返すことがOODAループが「ループ」と名付けられている所以ですね。

OODAループとPDCAサイクルの違いとは?

PDCAサイクル

PDCAサイクルについて簡単に説明します。

PDCAサイクルは「Plan(計画する)」「Do(実行する)」「Check(評価する)」「Act(改善する)」の頭文字とサイクル(円)を組み合わせた行動パターンのことです。

OODAループの「ループ」とPDCAサイクルの「サイクル」は似た意味ですね。

OODAループとPDCAサイクルの違い

OODAループとPDCAサイクルの最も大きな違いは「現状分析をするかどうか」という違いです。

もともと、OODAループという考え方はアメリカ軍で生まれ、現代ではIT企業等で用いられている考え方です。

これらがどのような現場か考えてみてください。それは「想定外が起こる現場」ということです。

PDCAサイクルは「Plan(計画)」に対する「Check(評価)」がメインですが、これでは想定外の事態に対応できません。

しかし、OODAサイクルでは「Observe(観察する)」と「Orient(方向性を決める)」で現状分析をします。これによって、何が起こっているのかをきちんと把握して、対応策を「Decide(決定する)」できるわけです。

詳しいOODAループとPDCAサイクルの違いは興味があればぜひ自分で調べてみてくださいね。

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OODAループを使った勉強法

難しい話が続きましたが、結局OODAサイクルを使ってどのような勉強法が考えられるのでしょうか?順番に見ていきましょう。

ここでは1つの例を紹介します。他にもいろいろと考えられると思うのでぜひ自分で考えてみてください。

今回はOODAループで模試の成績を上げることを考えてみます。

OODAループの観察する(Observe)

自分の持っているデータをきちんと観察する

模擬試験の成績表や答案をよく観察し、分析してみましょう。

模試の成績表

どの問題が解けていて、解けていないのか。正答率が高いのに自分ができていない問題はどれなのか。差がつく問題は得点できているのか。

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など、成績表は見るだけで自分がどのような学力なのか把握できます。

模試の答案

特に記述問題を見返してみましょう。自分が記述のどこで減点されているかを把握します。

数学なら、方針なのか、計算なのかなど様々な観点が考えられます。

英作文なら、文法ミスなのか、単語のスペルやニュアンスのミスなのかなどが考えられますね。

どうして減点されたのか答案を観察して明らかにしましょう

OODAループの方向性を決める(Orient)

どのような策を実行するのか複数計画する

さて、模試の成績を上げるには以下の2つが思いつきます。

  1. 苦手な分野をできるようにする
  2. 得意な分野をさらに伸ばす

今回は「苦手な分野をできるようにする」という方針に決定します。

では、苦手な分野をできるようにするにはどんな方法が考えられるでしょうか?

  1. 正答率が高くて自分が間違えた問題を正解できるようにする
  2. 根本的に苦手な範囲を全体的にできるようにする
  3. 記述問題の減点を減らす

これは例としてあげた3つ以外にも様々な方法が考えられますね。自分でも他の方法を考えてみましょう。

OODAループの意思決定をする(Decide)

実際のどの策を実行するのか決定する

いろいろな方法を考えたと思います。実際にどの方法を実行に移すのか決定しましょう。

今回は「根本的に苦手な範囲を全体的にできるようにする」を選択します。

*ここまで、いろいろな方法を考えて選択していますが、単なる一例です。自分にあった最適な方法を考えて選択してくださいね。

理由も一緒に考えてみましょう。どうしてその方法を選択しましたか?

例えば、この人は関数が苦手で模試で大問2の正答率が非常に低かったかもしれません。それを伸ばせば成績が一気に上がると考えた訳ですね。

このように「どうしてその方法にしたのか」は明確にしましょう。

OODAループの実行する(Act)

決定した策を実際に実行する

あとは考えた策を実際に実行に移します。考えるだけじゃダメですよね。当たり前ですが実行が大切です。

策はできる限り具体的にすべきです。

「数学の関数の範囲を毎日寝る前の30分を使って5問、問題を解く。できなかった場合は明日の昼休みに時間を取って前日分を行う。」

などですね。

実行に移したらまた最初に戻りObserveします。

次のObserveは「次回の模試の成績」かもしれませんし、「今回考えた策が上手くいかなかったからその策自体」のObserveかもしれません。

成績だけではなく、自分の行動にもOODAループは活用できます。

勉強でOODAループを使った時に考えられる「想定外」の事態

「OODAループとPDCAサイクルの違い」でOODAループは「想定外の自体に対応できる」ということを説明しましたが、「想定外の事態なんて勉強してても起きないだろ」と思うかもしれません。

「想定外の事態」には何が考えられるでしょうか?

確かに、学校が火事で無くなってしまったり、身体的理由等で勉強するのが困難になるということは考えられますが、確率的には低いですよね。

そのような確率が極端に低い話をしたい訳ではなく、起こりうるけれども想定外であることです。

例えば、ずっとA判定だった模試でいきなりE判定を取った。逆に、ずっとE判定だった模試でいきなりA判定まで上がった。急遽予定が入って計画が崩壊した。

などという事態です。

何も考えずに生きていれば「やったー!」と「残念」の2択でしょうが、色々考えて生きて(受験勉強をして)いると大問題です。

しかし、きちんとObserbeし、Orientすることで何が起きているのかきちんと現状分析できますよね。

想定外の自体にもうまく対応していきましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。「OODAループ」を聞いたことがあってこの記事を読んだ人、全く知らずに読んだ人など色々だと思います。

OODAループはPDCAサイクルよりも優れている、という訳ではありません。(少なくとも私は優劣をつけるつもりはありません)

自分にあった方を選択して欲しいと思っています。

分析をしっかりしたい人はOODAループ、どちらかといえばすぐ行動したい人はPDCAサイクルを採用するのが良いでしょう。

どちらの行動パターンを選択しても分析や計画は必要なので、きちんどこまめに軌道修正しながら受験勉強を頑張っていきましょうね!




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