はじめに
もし、第1志望に合格できなかったら高校受験とは違い、大学受験には「浪人」という選択肢があります。
では、浪人を1年間するには、いったいどれほどのお金がかかるのでしょうか。
今回は、1年の浪人を経て早稲田大学・法学部に合格した群馬県出身の私が実際にかかった浪人費用をまとめていこうと思います。
目次
浪人にかかった費用:180万円
結論から言ってしまうと、ずばり、浪人費用総額は180万円でした。
その細かな内訳をご紹介します!
授業料:70万円
早慶上智を狙うクラスの1年間通った授業料です。
国立志望でも私立志望でもあまり差は出ず70万円程度なので、国公立大学志望の人も参考になると思います。
また、この金額には個別指導などのオプションも含まれています。
夏期講習費:約16万円
2ヶ月間の夏期講習代になります。
1講座3コマ×4日の12コマで、1講座2万円でした。
冬期講習費:約17万円
12月に年間授業が終わり、入試本番までの冬期講習代です。
センター対策など、演習中心の授業を受けることになると思います。
大学の受験料:33万円
一般入試で早稲田の6学部と上智大学法学部、それ以外にセンター利用で5つほど受験したため、この金額になりました。
私立大学を第一志望としている人は、国公立大学を第一志望としている人よりも格段に受験料がかかります。
ちなみに、私立大学の受験料は一般入試で35000円、センター利用入試で18000円です。
模試受験料:2万円
16回模試を受け、12回は予備校の授業料に含まれていたため、他予備校の模試の費用です。
一回5000円程度で、個人申し込みは高校申し込みよりも高いのは痛いところです。
参考書代:3万円
赤本や志望校別の問題集は、1冊2000円程度で受験教科分揃えると大きな出費になります。
通学定期代:30万円
地元の予備校ではなく埼玉の予備校に通ったため、一年間にかかる交通費が大変お高くなってしまいました。
最後に
高校では一切勉強せず留年しかけた私は予備校で1年真摯に勉強に取り組み、早稲田大学の合格を勝ち取りました。
怠けてばかりの自分を変えられ、自信もつきました。その機会をくれた両親にはとても感謝しています。
浪人には費用がかかるので現役で合格することに越したことは無いですが、憧れの大学に行くため、自分を変えるチャンスを掴むためにもその費用は無駄にはならないと思います。