はじめに
皆さんは毎日どのくらいの文字を書いていますか?
「書く」ことはあらゆる勉強に関わってきますが、実は皆さんが思っている以上に大きな部分を占めています。
そこで「書く」ことの重要性をお伝えできるよう、受験生1年間で何km分かを計算してみました!
目次
実際に受験生1年間の総筆記距離を計算してみました!
合格サプリメンバーの文系東大生を例に、受験生は1年間で合計何kmを書いているのか計算してみましょう。
今回は授業、模試、自宅の3つのシーンに分けて考えてみました。
なお今回検証に使ったシャー芯はネオックス・グラファイトです。高純度の黒鉛を使用しているため、折れにくくサラサラ書けるのが特徴で、シャー芯1本で約200m書けます。(0.5mm、HB芯の場合)
授業
授業ノートの筆記距離は(ノートの枚数)×(1枚当たりの筆記距離)という式で出すことができます。当時の私のノート(下写真)をもとに計算します。
筆記距離:(ノートの枚数)×(1枚当たりの筆記距離)を各教科で出して足す
▼数学のノートの一例
▼社会のノートの一例
模試
次に模擬試験です。高校3年生の1年間で東大模擬試験を6回受けました。模試(もちろん本番の入試も)では、解答として答案 用紙に書く分に加えて途中計算や記述の下書きもありますよね。それらを含めると、1日に相当な文字数を書くことになります。
東大模試1年分を解いてみたところ、模試1回で約130mの筆記距離でした。( 国語5m 数学40m 英語2m 社会80m) 真っ白な答案用紙に導出過程を詳しく書かなければならない数学や、500字前後の大論述を含む長い記述問題が出題される社会などは、途中計算や下書きなどの問題用紙の余白スペースへの記述も必要となるため、相当な筆記量となります。
※上記「授業」と同様、芯の減り具合から筆記距離を推定しています。
筆記距離:(1回あたりの筆記距離)×6回分
自宅
最後は自宅での勉強です
- 問題集:数学や社会は「書く」勉強が中心でした。
- 過去問:過去問10~15年分を解きました。
苦手だった数学は問題集を毎日進めていたほか、暗記が多い社会は単語や文章を書いて覚えるようにしていたためかなりの量を書いていました。一方、国語や英語は、授業の復習中心、で音読や暗記など「書かない」勉強を中心に進めていました。
英語だけ15年分、それ以外は10年分の過去問を解きました。解く際には本番を意識してきちんと下書きをしたり、実際と同じくらい丁寧に解答を書くようにしていました。
▼高3時の平均勉強時間はこのくらいでした
ここまで計算してきた筆記距離を合計すると・・・
総筆記距離=<授業>5.3km+<模試>1km+<自宅>11.4km = 計約18km
と言う結果になりました!
このように受験生はとても多くの文字を早く書かなければならず、「書く」を制した人が受験勉強で有利になると言っても過言ではありませんよね。そこで次は実際に編集部メンバーが行っていた「書く」上での工夫ポイントをご紹介します!
編集部の実体験から学ぶ、長時間勉強時の3つのコツ
その1:力を入れすぎず、正しい持ち方で書く
常に全力で書き続けるとすぐに疲れてしまうので、時間制限のある過去問演習の時以外はなるべく力みすぎないように意識していました。筆圧をかけすぎず、正しいシャーペンの持 ち方で書くことが手や肩への負担を和らげることができます。
その2:「書く」勉強と「読む」勉強のバランスをよく組み合わせる
長時間の勉強では書いてばかりだと疲れるし、読んでばかりだと眠くなってしまうので1~2時間ごとに交互に行っていました。朝一番に書く勉強をすると目が覚めて頭がすっきりしますし、疲れている夜は読む勉強して疲れを和らげるのがおすすめです。
その3:筆記用具選びはしっかりこだわって、自分に合ったものを選ぶ
筆記用具はデザインだけでなく、重さやグリップの硬さ、軸の太さなどにもこだわって選んでいました。自分に合った筆記用具を使うと書きやすさが全然違いますし、気分も向上するので一石二鳥です。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
大学受験において、「書く」ことは絶対に避けて通れない作業で、その時間も膨大です。
自分にあった筆記具を使って、より優れた「書く」スキルを身につけつつ、受験勉強を頑張ってくださいね!
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