はじめに:大学進学後に一人暮らしするのが不安な高校生へ
この記事を読んでいる人の多くは、大学進学後に一人暮らしすることを考えていると思います。
多くの高校生にとって一人暮らしは初めての経験ですから、どれだけ準備していてもやっぱり不安になってしまいますよね。
そこでこの記事では、これから一人暮らしを始める高校生が抱えがちな4つの不安に注目し、その不安を解消する方法について紹介します。
もうすぐ一人暮らしを始める人、将来一人暮らしを予定している人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね〜!
目次
大学進学後の一人暮らしへの不安①:生活リズムへの不安とその解消法
一人暮らしの生活リズムへの不安
親元を離れて暮らすようになったとき、一番変化するのは生活リズムです。
実家暮らしの人は、一人暮らしの生活をちょっと想像してみてください。朝起きたとき、家には誰もいません。朝ごはんもできていません。
身支度、食事、その他もろもろを自分でやりながら、大学へ行かねばならないのです。
自堕落な生活になっても、怒ってくれる人はいません。24時間365日、あらゆる自分の行為が自己責任になります。
……どうでしょう。結構不安に駆られますよね。私もそうでした。
そこで以下では、一人暮らしするときに乱れがちな生活リズムを整えるための方法を3ステップに分けて紹介します。
生活リズムへの不安の解消法①:大学で成し遂げたいこと・目的を決める
一人暮らしの生活リズムを整える上で、まずなすべきことは「大学生活の目的を決めること」です。
生活が自堕落になるのは、生活に目的がないからです。今この瞬間、何のために何をすべきかが明確になっていないから、ダラダラとスマホをいじってしまうのです。
というわけで、生活リズムを整えるには大きな目的が必要になります。
目的は何でも構いません。私の場合は、成績優秀者に与えられる給付型奨学金(返さなくていい奨学金)が欲しかったので、「学部で首席になること」を生活の目的に設定しました。
ここで設定した目的を中心に生活リズムを作るので、「これだけは譲れない」と思えるような目的を設定しましょう。
生活リズムへの不安の解消法②:目的から逆算して生活パターンを決める
生活の目的が決まったら、その目的から逆算して生活パターンを決めましょう。
私は学部でトップの成績を取ることが目的だったので、その目的を達成するべく学業中心の生活パターンを作りました。
具体的な生活パターンは以下の通りです。
まず、日中(10時くらいから19時くらいまで)は大学の講義があるので、自分で勉強できるのは早朝と夜になります。
私は朝型なので、早朝に勉強の重心を置かねばなりません。そこで、重要度の高い勉強を朝に、重要度の低い勉強を夜に回すようにしました。
さて、早朝勉強するには、それなりに早く起きて朝ごはんをしっかり食べなければなりません。朝早く起きるためには、夜早めに寝なければなりません。
というわけで、夜は20時から22時くらいまで勉強して22時半に就寝し、朝は5時半に起きて食事を作り、家を掃除して7時から9時くらいまで勉強するという計画を立てました。
みなさんもこんな感じで、自分の大学生活の目的から逆算して生活パターンを作ってみてくださいね。
生活リズムへの不安の解消法③:生活パターンを実践してみる
生活パターンを作ったら、早速実践してみましょう。
おそらく失敗します。
しかし悩む必要はありません。計画なんてものは失敗を前提に立てられるものなのですから。
失敗したら、より現実的な(実行可能な)計画に練り直せばいいだけです。
何度も試行錯誤を繰り返すうちに、段々と成功率の高い生活パターンを作れるようになります。諦めずにチャレンジし続けましょう!
大学進学後の一人暮らしへの不安②:孤独への不安とその解消法
一人暮らしの孤独への不安
これから一人暮らしする人にとって、一番不安なのは孤独ですよね。
高校までと違って、大学はクラスがありません。加えて、家に帰っても誰もいない。どうしても孤独になってしまうのではないか……と不安になるのも当然です。
そこで以下では、一人暮らしの人が抱えがちな孤独への不安の解消法を2つご紹介します。
孤独への不安の解消法①:孤独でいいじゃないか!
孤独感の不安への解消法。1つ目は、「孤独でいいじゃないか」と開き直ることです。
孤独って、なぜか悪いことのように思われがちですけれど、一人でいるからできることも世の中たくさんあるんですよ。
学問に打ち込む。スポーツに打ち込む。趣味に打ち込む……。
せっかく大学に入って、親や教師の監視から逃れられるのですから、自分のしたいことを思う存分やりましょう。
無理に人間関係を作ろうとして、自分のやりたいことを我慢するよりは、孤独でいながら好きなことをする方が絶対楽しいですよ。本当に。
孤独への不安の解消法②:注目される人になる
孤独感を解消する2つ目の方法は、自分自身に注目を集めることです。
もちろん、迷惑系YouTuberみたいに悪目立ちしろというわけではないですよ。
大学の中で何か優れた結果を残せば、多くの人から注目されるようになり、自然と交友関係が広がっていきます。
自分が人間関係の輪の中に入るのではなく、自分で輪を作るのです。そうすれば、大学生活はもっと楽しくなりますよ。
大学進学後の一人暮らしへの不安③:家事への不安とその解消法
一人暮らしの家事への不安
一人暮らしを始めたら、衣食住を全て一人で管理しないといけなくなります。
洗濯物を取り込んで洗って干す。ごはんを作って食べる。こまめに掃除する。ちゃんと指定された日にゴミを出す……。
実家で親がやってきたことを自分ができるのか、と不安になる人もいますよね。
そこで以下では、一人暮らしの家事への不安の解消法をご紹介します!
家事への不安の解消法:失敗してもいいのでやってみる
一人暮らしする以上、仮に家事に失敗したとしても咎める人はいません。例えばご飯を上手に作れなかったとしても、怒られることはないのです。
ですから、最初は失敗してもいいので、まずは料理でも洗濯でも掃除でもやってみましょう。
やってみて失敗したら、次に何をすればいいかが見えてきます。勉強と同じで、試行錯誤が大事なのです。
大学進学後の一人暮らしへの不安④:金銭管理への不安とその解消法
一人暮らしの金銭管理への不安
一人暮らしになると、親にお小遣いをねだりにくくなります。
仕送りがあるにせよ、ある程度自分でお金を管理しなければなりません。
基本的な金銭管理を親に任せている人は、大学進学後にうまく金銭管理ができるか不安になりますよね。
そこで以下では、金銭管理の不安をなくすための方法をお伝えします。
金銭管理への不安の解消法①:サークルに入らない
金銭管理で意識すべきことは2つだけです。
1つは、出るお金(支出)を減らすこと。もう1つは、入るお金(収入)を増やすこと。これだけです。
そして大学生の支出を減らすための策として一番簡単なのが、サークルに入らないことです。
サークルに入ると、年会費や飲み会費、旅行費、遊興費などでけっこうお金がかさみます。
「お金をかけてでも、サークルでやりたいことがある!」という方は構いませんが、
「友達作るにはサークル入んなきゃ……」とか、「なんとなく不安だから……」という消極的な理由しか持っていない人は、サークルに入らない方がいいです。
サークルに入ったところで得るものがなければ、ただお金を捨てるだけになってしまうからです。
というわけで、金銭面で不安を抱えている人は、サークルに入らないという選択肢を視野に入れてみてくださいね。
金銭管理への不安の解消法②:給付型奨学金を目指す
サークルに入らなければ、とりあえず支出を抑えられます。次に考えるべきは、収入を増やすことです。
収入を増やす手段はいろいろあります。アルバイトをするとか、起業するとか。
中でも私がお勧めしたいのは、いい成績をとって給付型奨学金(返さなくていい奨学金)を貰うことです。
私は早稲田大学に在学しているのですが、早稲田の場合は各学部各学年の成績上位2名に「大隈記念奨学金」という給付型奨学金が毎年授与されてます。
その額は1年で40万円。ちょっと無視できない金額ですよね。4年連続で授与されれば160万円になります。
もちろん学部で首席・次席になるのは容易ではありませんが、大学受験のときのように全ての人が一生懸命勉強するわけではないので、頑張れば成績はすぐに上がるはずです。
首席もしくは次席にさえなってしまえば、あとは生きているだけで年額40万円もらえます。なかなかのコスパだと思いませんか?
というわけで、効率よくお金を稼ぎたい人は、給付型奨学金を目指して学業に励みましょう!
おわりに:不安を解消して、大学進学後の一人暮らしを満喫しよう!
いかがでしたか?
この記事では、大学進学後に一人暮らしする予定の人が抱えがちな4つの不安に注目し、その解消法を紹介してきました。
一人暮らしを始めると、自然と自己管理能力が身についてきます。
自己管理能力は社会人になってから必須のスキルになるので、大学生のうちに身につけておくと必ず役に立ちます。
しんどいこともあるでしょうが、この記事で紹介したことを意識して乗り越えてくださいね。
それでは!!