スーパー講義 英文法・語法正誤問題の特長とおすすめの使い方

スーパー講義 英文法・語法正誤問題の特長

【英文法・語法正誤問題】①正誤問題に的を絞った集中演習ができる

たいていの方が、いま何かしらの文法系の参考書を持っていると思います。それらは網羅的な内容のものが多く、形式別の対策には向いていません。

一方、この参考書は、正誤問題を重点的に演習したい人向けです。

参考書自体はちょうどよい厚さで、問題量が少なすぎて演習不足になることも、多すぎて消化不足になることもありません。

加えて、この参考書で正誤問題を解くことによって、文法の総整理ができます。

もちろん、正誤問題という形式でなくても文法の確認はできるでしょう。

しかし例えば選択式の問題は、提示された選択肢の中から答えを選ぶため、ある程度慣れで正答できてしまいまい、本当に自分の力で解けているのかの判別が難しいのです。

【英文法・語法正誤問題】②レベル別で、段階を踏んで先に進むことができる

この参考書では、問題がA,B,Cとレベル分けされているため、問題を解きながら徐々にステップアップしていくことが可能です。

具体的にはA問題がGMARCHレベル、B問題が早慶上智標準レベル、C問題が早慶発展レベルと
東京大学の問題です。

最初は易しめの問題に触れながら、徐々に慣れつつ正誤問題の典型パターン等を身につけましょう。

文法はしっかり対策できていて、正誤問題にはある自信があるという方、A問題をみてみたらこの程度は大丈夫そうだと感じた方はB問題からスタートするのもありかと思います。

【英文法・語法正誤問題】③多様な正誤問題に触れることができる

ひとことに正誤問題といってもその中でも様々な出題パターンがあります。

いくつか引かれた傍線部の中からひとつ間違いを選択するもの、適文を選択するもの、正しいものをあるだけ選択するものなど色々です。

多様なタイプに触れ、慣れることで初見問題への対応力も上がるはずです。

また、解いてくうちに自分の苦手な問題形式も把握することができるため、そこを重点的に対策することが可能です。 

【英文法・語法正誤問題】④詳細な解説で、間違った点もしっかり復習できる

問題の解説部分は参考書の一番大事な要素といっても過言ではないと思います。

この参考書は全ての問題に解説が詳しくなされています。間違いの選択肢のどこが間違いなのか、正しくはどうすればよいのか、の記述が細かく書いてあります。

詳しい解説を読むことで、自分は何に考えが及んでいなかったのかが明確になると思います。合っていた問題に関しても一応解説には目を通してみると新たな知識が得られるかもしれません。

また、各問題を解くためにはどういった文法知識が必要なのかも提示されており、間違いやすい事項は「発展」として表を用いた用法の説明があるのもポイントです。

スーパー講義 英文法・語法正誤問題のおすすめの勉強法・使い方

【英文法・語法正誤問題】①正誤問題対策として、練習を積む

私はこの参考書を高3の夏休み以降に使うことをおすすめします。

夏休みまでに網羅系の参考書などを用いて一通り文法の知識を定着させてから、一段階上の演習に進むというイメージです。

正誤問題を集中的に演習することでより実践を意識した勉強が可能になるでしょう。

具体的なスケジュールを以下に示します。あくまで一例です。

夏休みに一周終わらせ、9月から一か月をめどに1周目で間違った問題を再び解き、10月から11月後半までに2週目を終わらせる。

12、1月は共通テスト対策に専念して、終わってから2次試験に向けて、不安なところをもう一度解いて確認してみる。

私自身は、何度解いても間違えてしまう問題は〇で大きく目立つようにマークしたり、付箋を貼ったりして何度も確認しました。

【英文法・語法正誤問題】②正誤判断形式を通して、文法事項の総確認をする

ここでは、私がこの参考書を使っていた際にどのように演習し、復習していたかをお伝えします。

まず解く際には、特に訂正の指示がなくても誤っている部分は正しい形に直せるように練習していました。

そうすることで、問題を解いて答えがあっているか確認する、という作業以上のものを得られると思います。

また、自分が演習していてよく間違えるポイントは別のノートにまとめたり、解説書に目立つように書き込んでおいたりして、何度も目に入るようにすることが大切です。

一度みただけで完璧に覚えられる人はなかなかいません。

自分の弱点を把握しておいて、それを定期的に何度も、もう大丈夫だと思えるくらいに繰り返し確認することではじめてその課題を克服することができるのです。

【英文法・語法正誤問題】③間違った問題は時間をおいて何度も解き、正しい文法・語法の型を覚えこむ

この参考書に限ったことではないですが、一度解くだけでは不十分です。

とても解説の詳しい参考書なので、特に間違えた問題は解説を熟読し、どんな考えが不足していたかを明確にし、何度も解きなおしましょう!

私もB問題、C問題中心に、間違えた問題や合っていたとしても納得いかない問題は何度も繰り返しました。その結果受験を迎えるころには正誤問題にはかなり自信をもてるようになりました。

間違った問題は解説を確認し、抜けていると感じた文法や語法があったらそれを機に、その場ですぐに復習して覚えてしまいましょう。

正誤問題が文法・語法の問題の中では差がつきやすいと思うので、正誤問題を自信をもって解けるようになればアドバンテージになりますよ!  




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