はじめに
現役の時から浪人の最初にかけて英語の長文を読むことが苦手でした。
一応、読むことはできてもかなり時間が掛かってしまっていました。
そのためセンター試験の英語でも安定して良い点を取ることができず、現役の時は6割しか取ることが出来ませんでした。
浪人したからには結果を残したい気持ちが強くありましたが、浪人しても中々英語の読解に関して目に見える成果が出てきませんでした。
そんな時、当時通っていた個人塾の先生から英語の読解の勉強法を教えてもらいました。
それを実践した結果、センター試験で滑り止めの大学を抑えることができ、第一志望の早稲田大学にも合格することが出来ました。
今回はその勉強方法を紹介していきたいと思います。
苦手な人ほどやって欲しい勉強法です。
速く読むためには何が必要?
センター試験本番で安定してセンター英語を9割以上取るには、制限時間の80分を目一杯使って解くのではいけません。
時間内ではなく10分以上の余裕を持って読み終えてしまい残りの時間で、見直しをすることができる時間を残しておくことが重要です。
では、時間に余裕を持って解き終えるためには、どうしたらよいか?
それにはいかに速く長文を読むことができるかに掛かっています。
これらのすべての要素を満たすことによって長文を速く読むが可能になってきます。
しかし、苦手な人がいきなりこの全部をやりましょうといっても、ハイわかりました今すぐやりますとはなりませんよね。
苦手な人は、語彙力のアップ、これを真っ先に考えてください。
語彙力がないと何もできません。
使った参考書はこれ!
速読英単語必修編(Z会出版)
私が使った参考書はこれです。
単語帳に収録されているCDを聞きながら速読英単語の本文を頭の中で訳していく、というトレーニングをしていきます。
それを繰り返していけば、3ヶ月ほどでかなりの速さで長文を読むことが可能になると思います。
ただこの方法は少し集中力が必要となります。
なぜCDにこだわるのかというと、単純に漠然と読むだけの行為は疲れるからです。
そこでCDを聴くと言えば少し気を楽にして勉強を始めることが出来ると思います。
CDで英語を聴くことを慣らしていくことによって、具体例を挙げると「cope」という動詞の後ろに来る前置詞は「with」など、前置詞の使い方やイメージと言っても過言ではない英語感覚を身につけることも出来ます。
毎日英語を聴くことによって英語に対する抵抗がなくなってきます。
さらにリスニング対策にも効果があるので、CDを聴くことは多くのメリットがあります。
問題形式に慣れるために、問題を解け!
そして、語彙力がある程度ついたら次にするべきことは、センター試験形式の問題を速く解くことです。
英文を速く読むことが出来る人でも問題を解くスピードが少し遅いという人は一定数います。
このケースでは問題演習をひたすら繰り返して、問題形式に慣れて少しずつ解答スピードを上げるトレーニングをすれば解決できます。
私は浪人時代の夏前にこの勉強法を始め、安定した語彙力とスピードを身につけました。
そして11月頃には安定した得点が取れるようになりました。
そして、最終的にセンター試験で9割近くを取ることができ、センター英語のみならず早慶上智の英語の問題もまともに解くことができるようになりました。
おわりに
最後に、ここでは「速読英単語」しか紹介しませんでしたが、英単語帳は実際にご自分にあったものを使うのが一番です。
あなたの性格、目的から最適な英単語帳を選べますので、ぜひ試しにやってみてください!
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