ネット出願はどのようにするのか?
以上のように多くの大学で実施されているネット出願ですが、具体的にどのように行うのでしょうか、これから説明します。
ネット出願の流れは大きく分けて以下の3つです。
- 出願登録(Web上)
- 検定料支払い
- 必要書類の郵送
簡単に1つずつ見ていきましょう。
Web上で完結!出願登録
出願登録では、試験制度や受ける学部・学科、氏名や生年月日などの個人情報を入力します。
Web上で入力することで紙で書く場合と比べて、字の丁寧さに気を使う必要がありませんし、間違った欄に記入する心配がなくていいですね。
実際にどのようなものか試してみたい、という人のために便利なサイトがあります。
近畿大学のエコ出願(お試し版)というものです。
流石、初の完全ネット出願に踏み切った近畿大学といったところで、本物のネット出願の雰囲気を感じ取ることができます。
何か不安がある人がいればやってみるといいでしょう。
検定料支払い
出願登録をした次は、検定料の支払いです。こちらはネット出願だろうと、そうでなかろうと必要ですね。
支払い方法は大学により変わると思いますが、主に
- コンビニ
- 金融機関ATM
- クレジットカード
などになるでしょう。詳しくは各大学のホームページで確認しましょう。
近畿大学のように、振り込んだ後でも出願期間内であれば登録内容を変更できる大学もありますが、振り込んだら変更できないという大学もありますので、振り込む際は、入試制度・学部学科をよく確認しましょう。
見落としがち?必要書類の郵送
ネット出願というからには、ネットですべて完結するのかと思えばそうではありません。ここに注意が必要です。
学校に用意してもらう調査書や証明写真、センター試験成績請求表(大学が受験生のセンター試験の得点を知るために必要なもの)などを郵送する必要があります。
そのため、「ネット出願だから出願期間ギリギリに出願してもいっか」なんて油断していてはいざ出願となったときに、必要な書類の準備が間に合わず、受験する前に涙をのむことになってしまします。
(そんなリスクしかないチキンレースをする人はいないと思いますが)
まとめると以上で説明した3段階があることがわかりましたね。今回は近畿大学と明治大学の出願方法を参考にしたため当然大学ごとに詳細は異なります。各大学の募集要項を熟読しましょう。