徹底調査!模試の種類や各予備校の記述模試の難易度・特徴を紹介してみた

センター試験・マーク

はじめに:模試で判定が違う理由とは

こんにちは。

高校生のみなさんにはおなじみ、いろんな予備校が行っている判定模試。

しかし、同時期に受けた模試でも「点数が全然違う・・・。」「判定が違う・・・」なんてことはよくあります。

まず、どうして模試によって志望校の合格率判定が変わってくるのでしょうか?

それは難易度による受験層の違いが大きく関わってきます。

母集団によって模試の平均となる「偏差値50」の学力層は全く変わってきますよね。

例えば東大・京大志望ばかりが受験すれば良い偏差値をとるのは難しくなりますし、大学受験をしない生徒も受験すれば良い偏差値はとりやすくなります。

模試の種類とその特徴

基礎学力を測る模試

およそ3か月ごとに各学年を対象に予備校各社で実施されているのが基礎学力を測る模試です。
河合塾主催の「全統高1模試/全統高2模試」や代々木ゼミナール主催の「スタンダードレベル模試」、ベネッセ主催の「進研模試」などが有名です。

これらの模試は学校全体で受けることが多く、母集団は大学受験を希望している高校生ほぼ全体になります。
そのため、自分の学力を高校生全体の中で把握することができます。

学力上位向けの模試

河合塾とZ会が共催している「プレステージ」や代々木ゼミナールが主催している「トップレベル模試」、駿台予備校が主催している「駿台全国模試」などが有名です。

これらの模試は、比較的進学実績の高い学校で全体での受験がされていたり、進学校の中でも更に進学意識の高い上位層が受験したりする模試なので、難関大学を目指す際には重要な指標となります。

マーク模試(センター試験を意識した模試)

河合塾が主催している「全統マーク模試」などが有名です。

これらの模試はセンター試験の形式を模して実施されます。
試験の難易度は、実際の試験よりも少し難しめに設定されているので、本番で目標にしている点数が取れるようになれば、本番でもその点数を取れる実力がついていると言えます。

冠模試(特定の大学の入試を完全に模した模試)

河合塾とZ会共催の「○○大即応オープン」や代々木ゼミナールが主催している「○○大入試プレ」、駿台予備校が実施している「○○大入試実戦模試」などがあります。
また、医学部向けの模試や小論文の模試などもこの部類に含まれます。

これらの模試は特定の大学の答案用紙から試験時間まで、全てを模した模試になっています。そのため、試験本番のシュミレーションをするのにとても効果的です。
実際の試験時間の配分や、答案用紙・計算用紙・問題冊子の使い方を色々と試してみることができます。

また、これらの模試も実際に本番で出題される問題よりも難しくできており、母集団はその大学を実際に志望している受験生に限られます。
そのため、自分が本番で目標としている点数を獲得できた場合、合格は近いと考えていいでしょう。

各予備校の模試とその特徴

ここまでの説明を受けて、では実際にどの模試を受ければ良いのでしょうか?

と、いうことで各予備校・塾の模試ごとに特徴を確認し、自分にあった模試を見つけましょう!

今回は難易度の違いの出やすい記述式模試(大学別模試を除く)について確認します。

進研模試

開催予備校 ベネッセ
受験者層 短期大学・専門学校志望者〜中堅大・難関大志望者
問題難易度

ベネッセの主催する模試で、受験者は40万人以上と、最も多いです。

幅広い学力層の生徒(大学受験を考えない層を含む)が受けるため、問題の難易度は易しめになっています。

しかし、いわゆるトップ校といわれる高校の生徒や、浪人生は簡単すぎるために受けません。

そのため、高い偏差値や良い判定が比較的出やすくなっています。

駿台全国模試(駿台模試)

開催予備校 駿台予備学校
受験者層 最難関大志望者
問題難易度

難易度はかなり高め、受験者数は5万人程度で旧帝国大学(東京・京都・名古屋・大阪・東北・九州・北海道)や一橋、早慶などを狙う生徒向けです。

受験者の学力が高いため、偏差値は低めに出ます。(だから、すこし低くても落ち込まないでくださいね!)

だいたいおおまかに偏差値50で地方国立大レベル、偏差値60で旧帝国大学レベルとなっています。

良問ぞろいなので、間違えた問題については必ず解けるようになるまで復習しましょう。

また、成績表と答案がまとまって一冊の冊子になって返ってくるため保管がしやすく整理下手な筆者は助かってましたね!

ベネッセと共同で、駿台・ベネッセ記述模試というのも開催していますが、こちらは受験者層・難易度ともに進研模試と同程度です。

全国統一模試(全統模試)

開催予備校 河合塾
受験者層 4年制大学志望者全般
問題難易度

河合塾の主催する模試で通称、「全統」。

難易度としては、駿台模試の下、進研模試の上といったところで、基礎的な内容を問われます。

進研模試とまではいきませんが、受験者数は多く、浪人生やトップ校の生徒も受験するので信頼性も高いです。

大学受験を考えているなら確実に受けておきたいですね。

総合学力判定模試

開催予備校 代々木ゼミナール
受験者層 中堅大学〜難関大学志望者
問題難易度

国公立2次~私大入試までに対応する模試で、基礎的理解の確認から応用まで、幅広い問題で構成されています。

難易度は河合塾の全国統一模試と同程度。

ただ、認知度が全統模試より低いために、受験層は「多くの模試を受けておきたい」と考える中堅大学〜難関大学志望者が多めです。

記述式ですが、記号問題も多く、記述:記号=6:4程度。

受験者は上記3模試に比べると少ないですが、受験後にもらえる冊子の成績優秀者掲載のハードルが低いため、「掲載を目指して頑張る!」と、モチベーションを上げるために使う人もいます。

東進が主催する各記述模試

東進が主催している記述模試には、難関大本番レベル記述模試、有名大本番レベル記述模試の二つがあります(大学別模試を除く)。

難関大本番レベル記述模試はその名の通り、国立大では旧帝大をはじめとする難関大、私大では早慶上智をはじめとする難関大を志望する受験生を対象としており、有名大本番レベル記述模試は、地方国立大やMARCHなどの大学を志望する受験生を対象としています。

ただ、正直言うとこの二つの模試を受けるという人は実際そんなに多くなく、東進に通っている生徒が受ける程度、と考えておいて差し支えないでしょう。

よっぽど余裕があって模試で豊富な実戦経験を積みたい、というような人でなければ、上記の進研模試や、河合・駿台の模試だけで十分です。

模試を受けすぎると、復習まで手が回らなくなるという悪循環を生みかねませんので…。

模試スケジュール

今年度の高校3年生の記述模試のスケジュールです。

ベネッセの進研模試は基本学校での受験となりますので明確な受験日、申込日は学校で確認してください。

受験会場によって実施日、受付日程が違う場合があるので注意してください。

予備校 実施日 模試名 受付日程
ベネッセ 4月 第1回総合学力記述模試
駿台 5/6 第1回駿台全国判定模試 4/2~4/27
代ゼミ 4/29 第1回総合学力判定模試 〜4/20
河合 5/13 第1回全統記述模試(記述・論述式) 4/1~5/2
駿台 6/3 第1回駿台全国模試(記述式) 4/2~5/25
ベネッセ 7月 第2回総合学力記述模試
代ゼミ 8/19 第2回総合学力判定模試 6/19~8/10
河合 8/26 第2回全統記述模試 6/1~8/17
駿台 9/2 第2回駿台全国判定模試 6/1~8/24
駿台 9/30 第2回駿台全国模試(記述式) 7/2~9/21
駿台 10/14 第2回駿台・ベネッセ記述模試(記述式) 9/3~10/5
河合 10/14 第3回全統記述模試 9/1~10/5
駿台 12/2 第3回駿台全国模試(記述式) 10/1~11/22

もっと、予備校別に模試日程が知りたい!という方はこちらの記事も併せて参照してください!

2018年度の模試日程(河合塾・東進・駿台・ベネッセ)まとめ【記述・マーク】

2018.06.02

まとめ

まとめると、難易度は駿台>河合≒代ゼミ>ベネッセとなります。

つまり、この順で偏差値や判定も厳しく、受験者の学力層も高くなっています。

各模試の特徴を把握して、自分に合う模試を受けましょう!

また、模試は良問ぞろい。受験した後の復習が肝心です。

受けた後すぐ、解答返却後の2回復習することを心がけるとしっかり定着しますよ!