ツアーコンダクターになるには~観光業の専門学校を徹底調査!~

はじめに

ツアーコンダクターって聞いたことありますか?

旅行するときに付いてきてくれる人、ということは知っていても、どうやったらなれるのか具体的にはどんな仕事なのかは知らない人も多いですよね。

ということで今回はツアーコンダクターになるための観光業の専門学校とツアーコンダクターのお仕事の内容について紹介していきます!

音響スタッフになるには~音響の専門学校徹底調査!~

2020.03.14

観光業の専門学校について

入学するまでの流れ

観光業の専門学校に入学するまでの流れを紹介します。

☆日本外国語専門学校(国際観光科)
AO入学 書類審査&面接推薦入学 

書類審査一般入学/併願入学 受験(英語)&面接

☆東京観光専門学校(旅行学科)
AO入学 面接学校推薦入学 

書類選考特別推薦入学 書類選考

自己推薦入学 書類選考

一般入学 書類選考

☆キャリエールホテル旅行専門学校(旅行学科)
AO入学 書類審査&面接指定校推薦入学 

書類審査特別推薦入学 書類審査

推薦入学 書類審査&面接

一般入学 面接&作文

書類選考が圧倒的に多いですね。

受験に英語だけ必要なあたり、やはりツアーコンダクターには英語力がもとめられてるんですね!

学費

観光業の専門学校の学費はどれくらいなのでしょうか?

やはり華やかな印象とだけあって高いんですかね……?

とりあえず相場を知っておくために、まずは一般の国公立・私立大学の初年度納入金の平均額を見てみましょう。

初年度納入金
国立大学 82万円

公立大学 94万円

私立大学文系 115万円

私立大学理系 150万円

私立大学医歯系 460万円

続いて観光業の専門学校の初年度入学金の額を見てみましょう。

初年度納入金
日本外国語専門学校(国際観光科) 133万円

キャリエールホテル旅行専門学校(旅行学科) 131万円

JTBトラベル&ホテルカレッジ(国際観光ビジネス科) 133万円

どこも130万円前後ですね。

私立大学に行くのと同じぐらいでしょうか。

国立大学に4年間通うことを考えると割安ですね!

専門学校生の一日

ここでは、観光業の専門学校のカリキュラムの一例をご紹介します。

JTBトラベル&ホテルカレッジ(国際観光ビジネス科)
1限 9:30~11:00 海外パッケージ

2限 11:15~12:45 ビジネス実務

3限 13:45~15:15 コミュニケーション

4限 15:30~17:00 旅行業概論

キャリエールホテル旅行専門学校(旅行学科)
1限 9:10~10:40 旅行管理者対策

2限 10:50~12:20 ツアーガイド演習

3限 13:20~14:50 ツアーコンダクター実務①国内

4限 15:00~16:30 ツアーコンダクター実務②海外

日本外国語専門学校(国際観光科)
1限 9:20~10:50 ECS

2限 11:05~12:35 TOEIC演習

3限 13:20~14:50 国内旅行実務

4限 15:05~16:35 ビジネスマナー

在学中に取れる資格

  • 国内旅行業務取扱管理者資格[国家資格]
  • 総合旅行業務取扱管理者資格[国家資格]
  • 国内旅程管理主任者[修了者](ツアーコンダクターになるには必要な資格)
  • 旅行地理検定
  • AXESS実用検定
  • 損害保険募集人 一般試験
  • 実用英語技能検定
  • TOEIC
  • ビジネス能力検定(B検)
  • コンピュータサービス技能評価検定(ワープロ・表計算)
  • POP広告クリエーター技能審査試験
  • 秘書技能検定

などなど……。

旅行に関するものだけでなく、英語力から秘書の資格に至るまで本当に多岐にわたりますね!

中でもツアーコンダクターになるうえで重要なものをピックアップして説明していきます。

国内旅行業務取扱管理者資格/総合旅行業務取扱管理者資格とは

旅行業務取扱管理者は、旅行業界で唯一の国家資格です。

旅行業務取扱管理者は、旅の企画立案や取引・実施にまつわる幅広い業務を扱うことができます。

この国家資格には、

  • 国内・海外旅行の両方を取り扱う総合旅行業務取扱管理者
  • 国内のみの国内旅行業務取扱管理者

の2種類がありますが、国内の方が圧倒的に易しいです。

勉強量が「総合」と比較して60%程度ですし、「国内」を取得すると「総合」の受験の際、2科目免除されます。

ですので、先に「国内」の取得することをお勧めします。

国内旅程管理主任者資格とは

国内旅程管理主任者資格は、旅行会社が企画するツアーや団体旅行に同行し、旅程を調整する業務に当たるため必要になる資格です。

添乗員として旅行客に観光地案内を行ったり、演出をして場を盛り上げたりすることもあります。

ツアーコンダクターのお仕事

ツアーコンダクターは、団体ツアーの始まりから終わりまで旅行客の世話をし、ツアーの全行程を運営します。

旅行代理店に勤務する場合と、ツアーコンダクター専門の派遣会社に登録する場合があります。

大手旅行代理店だと、営業手配添乗と分野が分かれ、旅行に同行する添乗を受け持つのがツアーコンダクター。

ほとんどの代理店では手配から添乗まですべてに関わっています。

主な仕事は、

  • スケジュール管理
  • ホテルやレストラン、観光地などでの案内
  • 観光イベントの確認
  • 現地の交通状況や地理、歴史などの情報収集
  • 空港での参加者の送迎
  • 入国&出国手続き・税関検査などの説明

 

となっています。

給料
ツアーコンダクターの平均年収は300万円~400万円程度が相場となっています。

長時間労働になりがちで体力も要する仕事ですが、旅行業界の競争が激化する中、経費削減の流れで給与水準も下がっているようです。

月給のほか、ツアーの内容によって日当で給料が支払われるケースもあります。

おわりに

いかがでしたか?

いま人気の職業ツアーコンダクターになる道が開けてきましたか?

ぜひぜひいろんな職業を視野に入れて進路を考えてみてくださいね。

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