音響スタッフになるには~音響の専門学校徹底調査!~

はじめに

みなさん、ライブ好きですか?

え、いま受験勉強まっただ中でライブにいけないのが辛すぎるのに思い出させないでって?

すいません、でも一年後には行き放題なのでもう少しの辛抱ですよ!

1つの音楽ライブは本当にたくさんの人によって作り上げられています。

その中でも今回は音響スタッフになるために進学する専門学校について紹介していきます。

それではさっそく内容に入っていきましょう。

音響の専門学校について

音響の専門学校に入学するまでの流れ

まずは音響の専門学校への入学までの流れを紹介します。

☆東京ビジュアルアーツ

AO入学 面接による選考特待生入学 書類審査&作文&面接による選考

推薦入学 書類審査による選考

一般入学 書類審査による選考

HPはこちら→http://www.tva.ac.jp/

☆放送芸術学院専門学校

AO入学 書類選考&面接選考高等学校推薦入学 書類選考&面接選考

一般入学 書類選考&面接選考

HPはこちら→http://www.bac.ac.jp/top.html

☆名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校

AO入試 面接選考&書類選考指定校推薦入試 面接選考&書類選考

推薦入試 面接選考&書類選考

一般入試 面接選考&書類選考

HPはこちら→http://www.nsm.ac.jp/

どこも書類選考と面接で合否が決まるので一般の大学受験とはだいぶ違いますね。

専用の対策が必要になりそうです……。

音響の専門学校の学費

次に気になってくるのはやっぱり学費なんじゃないでしょうか??

金銭面の管理って大事ですもんね、、、

あときっとご両親ともめるのも学費の問題、多いんじゃなかろうかと思います。

ということで学費を見ていきましょう!

といっても相場が分からないとピンときませんよね。

ということでまずは一般の国公立・私立大学の初年度納入金の平均額です。

初年度納入金

国立大学 82万円公立大学 94万円

私立大学文系 115万円

私立大学理系 150万円

私立大学医歯系 460万円

続いて音響の専門学校の初年度納入金の平均額です。

東京ビジュアルアーツ 音響・コンサート学科 140万円

放送芸術学院専門学校 メディアクリエイト科(2年制) 142万円

音響芸術専門学校 クリエイターズ・ディビジョン 139~149万円

やっぱり機材とか備品にお金がかかるんでしょうね……。

しかし専門学校なので学費は2年分です。

トータルで見ると大学よりも安くなります。

音響の専門学校在学中に取れる資格

専門学校は名前の通り専門的なことを学べるのが特徴ですよね。

ってことは何かしら特別な資格が取れるはず!

ということで音響の専門学校でいったいどのような資格を取得できるのか調べてみました。

  • JPPA 映像音響処理技術者資格認定試験
  • JAPRS サウンドレコーディング技術認定試験
  • JAPRS Pro Tools技術認定試験
  • 舞台機構調整技能士

何やら難しい資格名が並んでいますね。

1つ1つ詳しく見ていきましょう!

JPPA 映像音響処理技術者資格認定試験
テレビ番組・CM・映画などを手がける映像・音響関連業界でお仕事をされる際、最低限知っておかなければならない技術の基礎知識を正しく理解できているかを問う資格試験です。
JAPRS サウンドレコーディング技術認定試験
音楽的な素養というソフト面と機器操作・技術的な素養というハード面の両方を基礎から学び、優秀で感性豊かなエンジニアを育成するために誕生した資格試験です。
JAPRS Pro Tools技術認定試験
ProToolsとは、世界のトッププロのレコーディングには欠かすことのできないデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)用のソフトウェア、システム全体のことです。

ProTools技術認定試験は合否を判定するものではなく、受験者の修得している技術をA~Eのランク形式で発表する検定試験なので、自分の技術レベルの指針とすることができます。ProTools技術認定試験を通し、音楽の録音・再生技術を一から学ぶことができます。

部隊機構調整技能士
舞台機構調整技能士は舞台製作に情熱を持ち、音響などの機器や設備などの管理を行い舞台機構の調整に必要な技能を認定する国家資格です。

1級から舞台機構調整技能士3級までがあり、それぞれの級の受験資格は、条件としてコンサートや舞台の現場にて、それぞれの級に定められた実務経験年数が必要とされています。

1級なら7年、2級なら2年、3級なら半年〜1年の実務経験が求められます。

音響スタッフのお仕事

音響スタッフさんは、PAさんとも呼ばれています。

PAとはPublic Adressの略で直訳すると公衆伝達という意味です。

基本的にコンサート会場(客席)の真ん中で音響機材を操ります。

メイン機材を操作するチーフオペレーター、モニターを操作するサブオペレーター、機材の設置やオペレーターの補助をするアシスタントで構成され、会場を盛り上げるのに一役を買っています。

イベントの規模や内容によって、それに適するスピーカーの大きさや種類、マイクの本数は変化します。

ですので、適切な機材を選び、セッティング、イベント中の音量・音響の調整・管理をこなせる能力が求められるのです。

基本的に映画やテレビ、ラジオ、コンサート、舞台などで、音響効果のレベルやバランスを調整したり、機材の設置、レコーディング等を担当します。

ほかにアンプ・スピーカーの設計・開発や、コンサートホール・ライブハウスなどの音響設計をする人もいます。

主な職場は、音響会社や録音スタジオ、放送局などです。

音響関連の会社などに就職してアシスタントとして経験を積んでいくのが一般的で、一人前になるには長い時間がかかります。

基本的にイベント現場に入ってしまうと決まった定時はなく、イベントのスケジュールに沿って仕事をこなすことになります。

9時-17時の時もあれば、早朝からであったり、深夜仕込みの仕事もあり不規則です。

給料
音響スタッフの給料や年収は、所属している組織や仕事の量によって大きく左右されます。

一般的には、大手の放送局やレコード会社の技術職として正社員採用されている人はとくに待遇が良く、年収600万円以上になることもあります。

コンサートやイベントの音響を請け負っている企業や番組制作会社で働く場合は年収300万円前後になることが多く、アルバイトやパートの音響スタッフの場合は時給1000円前後になります。

おわりに

いかがでしたか?

これを読んで音響さんになりたいと思った人が多ければ幸いです。

ついでに素晴らしい音響さんがたくさん生まれてライブの質を維持・向上してくれるとありがたいです!!




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