現役東大生が語る東大文科二類の実態とは?~偏差値から時間割まで~

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文科二類の難易度ってぶっちゃけどれくらい?

東大文系と言うと、文科一類だけが持ち上げられて二類・三類の影は薄くなってしまいがち。

「ぶっちゃけ、難易度って一類とそんなに違うの?」と思っている人、いませんか?

そこで今回は現役東大生が文科二類の実態について徹底解説します!

文科二類に行けるのはいったい何人?

まずは文科二類の定員から見ていきましょう。

平成28年度、文科二類を志望したのは1050人

そのうち文科二類の枠は353人でした。

倍率は文科一類と同じ3.0。

近年の倍率と比べると、少し下がっています。

倍率が3.0を超えないと足切りは実施されないので、この年の受験生はセンターの得点が何点であっても文科二類を受験することができました。

結果、センター314点の二類合格者が出たんです!

倍率さえ低ければ、センターでどれだけこけても合格する可能性があります。

夢が広がりますね!

文科二類の偏差値って、一類・三類とそんなに違うものなの?

文科一類ばかり世間に注目されて、存在感を薄くしている文科二類ですが、偏差値にそれほど差があるのかと言うと、そうでもありません!

文科一類の偏差値が74である一方、二類は73

二類も善戦していますよね。

ちなみに三類の偏差値も73。

偏差値がそのまま難易度に直結するわけではありませんが、一般的に思われているほど差が大きいわけではないようです。

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じゃあ文科一類・二類・三類って何が違うの?

東大を受験するうえで最も分かりにくい概念が「科類」です。

受験生は学部ではなく、科類を選択しなければなりません。

自分のレベルに合った、また自分のしたいことが学べる学科をきちんと選べるよう、ここからは「文科二類」という科類について徹底解説します!

文科一類・二類・三類の難易度を比べてみた!

やはり第一志望に科類を記入する時に気にかかってくるのが難易度の差だと思います。

しかし実はこの一類・二類・三類の間にはあまり差がありません!

文系最難関が一類、そして二類・三類の順に難易度が高いと言われていますが、決してそんなことはないんです。

確かに合格最低点を見ると、一類は351.5111、二類は349.0889、三類は343.9889で、やっぱり一類の方が賢いじゃないか!となりそうですが、

倍率に視点を移してみると、一類・二類は3.0である一方、三類は3.5

ですからどの科類が賢いと決めつけることは出来ないんです。

一類・二類・三類って結局何学部にあたるの?

次に志望の決め手になるのは、それぞれの科類が何学部を示しているんだろうという点ですよね。

東大には入学してから進学先を決定するというシステムがあるため、科類を選択しただけでは学部に直結するというわけではありません。

しかしざっくり言うと、文科一類が法学部、二類が経済学部、三類が文学部と分類分けできます。

確かに二類で入学すれば経済学部への進学はスムーズですが、他の科類に入学しても経済学部に進むことはできます!(詳しくはこちら)

文科二類に属している前期2年間で学ぶ内容も、一類・三類とそれほど大きな違いはありません。

ただやはり経済学部に進学する人が多い学科だけあって、経済や数学の授業を受けなければならないという特徴はあります。

文系なのに大学に入ってからも数学を勉強しなければならないので、文系の中では理系扱いされがちです(笑)

科類の差が如実に表れるのは、進学選択(進学振分け)!

じゃあどこに入学しても一緒じゃないかと思われるかもしれませんが、唯一科類の差がはっきりと表れる局面があります。

それが進学選択(進学振分け)です!

3年生からどの学部に進学するかを決める際、期末テストの点数を基準にする、この制度。

ここで必要になってくるテストの点に注目しましょう。

例えば、法学部に進学したいとき、文一では70.5点、文二・三では83.5点必要です。

しかし経済学部に進学することを考えると、文一で76.4点、文二で73.6点、文三で80点取らなければなりません。(2016年度第一段階結果)

このように科類によって進学しやすい学部があるんです!

もし大学受験の時点で進学したい学部が決まっているときは、どの科類に入学するのが一番近道なのか、きちんと調べてから受験するようにしましょう。

「文ニート」って言われちゃうぐらい文二生は暇ってほんと?!

東大内での文科二類の評価は通称「文ニート」

文二生は勉強が楽、遊んでばかりというイメージからついたこの呼び名ですが、本当に文二生は暇なんでしょうか?

ここからは文科二類生の日常に迫ります!

合格通知を受けてから入学式に出席するまでの流れ

毎年3月10日の合格発表で合格通知を受け取ってから4月12日の入学式に出席するまで、東大には様々なイベントがあります。

最初にあるのが健康診断です。

駒場キャンパスのコミュニケーションプラザ、通称コミプラで行われます。

要注意なのは、文系か理系か、どの科類に属しているか、男子か女子かで細かく日程が分かれていること。

自分が何日の何時からかをちゃんと確認しておきましょう!

続いて諸手続きが行われます。

諸手続きは1号館で、文系理系で分かれて行われます。

たくさんの書類を渡されるのでリュックか大きめのトートバッグをもっていくことをおすすめします!

ここでいよいよ自分のクラスが発表されます。

諸手続きが終わると、これ以降のイベントで新入生を引率してくれる二年生、通称上クラと対面する時間が設けられています。

上クラのいるテントを抜けると、テント列というサークル・部活のテントが続くコーナーに進みます。

全ての勧誘につかまっていると、テント列を抜けるのに5時間かかるとも言われています。

興味のある団体の話は聞きつつ、うまいことすり抜けましょう!

そのあとプレオリと呼ばれる、食事会があります。

上クラが主催してくれるので、一年生はほぼ全員がそこに参加することになります。

一年生はここで自己紹介などをして、クラスメートと上クラと交流を深めることになります。

その次にあるのが、サークルオリエンテーション、略してサーオリです。

駒場キャンパスの各教室でサークル・部活・学生団体が勧誘をしています。

似たような分野のサークルや部活は同じ建物内にまとめられているので、話を一気に聞くことができます。

そして新入生同士が仲良くなる一番のきっかけと言っても過言でない、オリ合宿がやってきます。

これは上クラ引率のもと、新入生がほぼ全員参加で行く一泊二日の合宿です。

内容はさまざまですが、代表的なものを挙げると

・体育館で軽くスポーツ(ドッヂボールなど)
・富士急ハイランドで遊ぶ
・果物狩り
・湖散策
・温泉

などがあります。

北関東にバスで行くクラスがほとんどです。

寒いことが多いので、冬服を持っていきましょう。

このように毎日がイベント続きなので、少し疲れてしまうかもしれませんが、後々話のネタになることが多いので、参加しておくのがおすすめですよ!

文二生の時間割を公開!

文科二類に合格したらどんな授業を受けることになるのか、気になりますよね!

そこでここからは現役文科二類生の時間割を紹介します!

文科二類・フランス語選択

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1限目(8:30~10:15) 数学Ⅰ 東洋思想史
2限目(10:25~12:10) ALESA 身体運動・健康科学実習Ⅰ
3限目(13:00~14:45) 歴史Ⅰ 英語一列 フランス語演習 フランス語二列 初年次ゼミナール
4限目(14:55~16:40) フランス語一列 情報 主題科目「問題解決思考法」
5限目(16:50~18:35) 社会環境論 経済Ⅰ 基礎統計

文系は第二外国語のウェイトが大きく、週に3コマあります。

語学の授業は予習に課題と負担が多いので、一年生の前期は大変です。

ALESAと呼ばれる授業では、英語で論文を書くことになります。

また文科二類生のほとんどが受講するのが、準必修の経済Ⅰと数学Ⅰです。

高校時代、数学が苦手だった人はこの数学Ⅰの授業で苦労することが多いんだとか。

文科二類の受験は数学と付き合っていく覚悟を必要としますね。

文科二類生はどんな雰囲気の人が多いの?

東大生だからと言ってみんながみんな、黒髪眼鏡チェックシャツの勉強一筋人間だと決めつけてはいけません!

授業をさぼって渋谷の街へ繰り出したり、部活・サークルに明け暮れる人も一部いますし、一般的な大学生とそれほど変わりないんです。

ただ文二生は一年生の間に単位をたくさん取っておけば、二年生の前半、週に2、3コマで進学できるようになるという生活が保障されています。

それが「文ニート」と言われる所以です。

自由な時間を獲得するためには一年生の時の頑張りが大前提ですけどね!(笑)

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