後悔しない!文系生の科目選択マニュアル〜社会編〜

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高校生の頃、日本史と世界史の教科書をシールでいかに可愛くするかを考えるのを趣味としていたざっきーです。

いきなりですが文系の皆さん、受験の際どの社会科目で勝負するかはは決まっていますか?

実は、選んだ科目によっては希望する大学が受験できなかったり、負担が他の科目よりも大きくなることもあるんです。

そこで今回は後悔しないための社会科目選択に役立つ情報を紹介します!

文系国公立大学で求められる社会科目

センター試験では基本的に日本史B・世界史B・地理B・倫理/政治経済の中から2科目の受験を要求されます。

二次試験については京都大学・筑波大学では日本史B・世界史B・地理Bの中から1科目、一橋大学ではそれらに倫理/政治経済を加えた中から1科目の受験が求められます。

東京大学は最も社会科目の負担が大きく、日本史B・世界史B・地理Bの中から2科目の受験が必要です。

それ以外の大学では基本的に社会科目は二次試験は課されません。(大阪大学は一部学部にのみ課されます。)

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各科目について

それでは、各科目について簡単に特徴を紹介したいと思います。

文系の場合、倫理、政治経済、現代社会は受験できる大学が限られるので今回は割愛します。

日本史

重箱の隅をつつかれます。つまり、教科書の枠外の注釈、資料集に載っている絵など、細かいところから出題されます。

またセンターの年代整序問題では3〜4年しか変わらないような細かいものも出題されます。

写真や地図、グラフといった資料を用いた出題が頻出です。学習時は常に手元に資料集で確認する癖をつけておくとよいです。

有名な美術作品などは見ただけで作品名・作者が言えるようになる必要があります。

暗記量は多いですが、頭に一度全て入れてしまえば安定して得点できる科目です。

世界史

日本史と比較して、年代整序問題では比較的大きな年代幅で問われます。(50〜100年単位)

しかし、地域がばらばらなので年代をしっかり把握していない限り、正解するのは難しいです。

センターでは馴染みの薄い内陸・東南アジア史が出題されることもしばしばあります。

また、各国の位置など地理的な認識が必要な地図問題も頻出で、差がつきやすいポイントです!

基本的に世界史を履修しておけばどの大学でも受験に困ることはありません。

地理

身近な地域・日本の諸地域も含んだ世界各地について、各分野からバランス良く問われます。

知識(用語や地名)そのものを問うことは少なく、地図や写真、統計など各種資料の読み取りと関連付けた問題が多くなっています。

そのため、社会科目の中では暗記力よりも思考力が最も必要な教科と言えます。

一般常識的なことも問われるので、勉強量が少なくともある程度は得点できますが安定して高得点を取るのは難しいです。

受験できない私大が多いこと、日本史、世界史に比べ参考書が少ないことは難点と言えます。

倫理・政治経済

「倫理、政治・経済」では「倫理」と「政治・経済」の2科目を学ぶ必要があるので大変ですが、両方合わせても世界史や日本史の教科書1冊程度ですので、格
別に負担が重いということはありません。

倫理分野は、源流思想、西洋近現代思想、日本の思想、現代社会の倫理、青年期の課題と自己形成の5つの領域からバランスよく問われています。

政治・経済分野についても、政治と経済がほぼ同比率で問われているので、未学習の範囲を作らないようにする必要があります。

他の科目に比べて事項の理解が簡単(特に政経分野)なので、短期間で完成できます。

ただし、倫理・政治経済では受験できない大学も多いので、自分の志望大学がまだ決まっていないのであれば避けるのが無難です。

各科目の負担の実際のトコロ

山川出版社の用語集に掲載されている用語数を比較すると以下の通りです。

科目名 掲載用語数
世界史 5400
日本史 10700
地理 3700
政経 3100
倫理 3000

驚いた方も多いのではないでしょうか?

日本史の用語数は圧倒的です。政治(3100)+倫理(3000)の用語数も比になりません。

もちろん、センター対策で全て覚えなければならない、ということはありませんが早稲田や慶應の二次試験では全て覚える必要があります。

また東大・京大・一橋レベルの論述による二次試験では用語以外に、事項の「因果関係」や「時系列的な前後関係」も頭に入れなければなりません。

倫理政経を二次試験で課す大学は少なく、因果関係などが複雑でないことも考慮すると科目別の負担は日本史>世界史>地理>倫理・政治経済といえます。

次ページ:それでは実際のセンター試験での受験者数と平均点を見てみましょう。

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