センター世界史を一問も落とさないための勉強のコツ

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センター世界史中心の勉強のやり過ぎは大問題

高校2年生がおわる頃にセンター試験同日模試をといてセンター世界史が思っていたより難しくて不安になったり、センター試験なのでセンター用の勉強をしたらすぐに点数が上がることが想像できて高3になったらすぐに対策しようと思っている人は要注意です!センター試験の勉強をやりすぎると、二次試験に対応できなくなってしまいます。

理由は、センター試験の問題がすべてマーク式なので世界史の流れを記述させたり、出来事の意味を考えさせる問題ではないことと、センター世界史は世界史の全範囲から浅く広い範囲を盛り込んでいるので細かい知識を問うようなことがなく、多少あやふやな知識でも得点できてしまい、出来事を深く考える姿勢が身につかないからです。なので、高3になってすぐにセンター試験中心に勉強すると、二次試験の勉強を始めたときにその問題に対応できず、また一からじっくり内容をいれこむことになって勉強の二度手間になってしまいます。

でも逆に、高3から第一志望校の二次試験対策に焦点を当てて勉強していれば、初めから深く勉強をしているのでセンター試験はそれように対策しなくても八割は超えることができます。八割以上から満点を目指す時にはセンター試験特有の問題の対策をする必要がありますが、それをやるのもセンター試験一ヶ月前くらいから始めれば十分だと思います。

センター試験で高得点を目指す人はまず二次試験に対応出来るような勉強を心がけるとセンターは自然と点数がとれるようになります。なので世界史の勉強の中心はあくまでも二次試験に置くことをおすすめします。

夏まではあくまでも二次試験中心の勉強を

ここでは具体的な勉強方法を示していきたいと思います。特に現役生は通史を終わらせるのがまず大変だと思います。学校や予備校でもすべての通史が終わるのは12月の終わりになるので自分であらかじめ先の範囲を予習しておくことが重要になってきます。夏休みはそれをする絶好の機会です。

夏休みは今までやった通史の復習と、これからやる範囲の予習をするようにしましょう。また、二次試験の過去問を解いてどこの分野がよく出るのか、記述させる問題なのかマークが多いのかを研究しましょう。ここで、世界史の復習と予習についてそれぞれのおすすめの勉強法を紹介したいと思います。

夏休みまでの範囲の通史の復習の仕方

私の学校では世界史は高1で古代範囲から中世に入るくらいの範囲を、高2が中世で、高3は中世の残りと近世・近代・現代に入っていくという授業内容で、夏休みに入る前にはちょうど近世の始まりである絶対王政の時代が終わる頃だったので、そこまでの範囲を復習することにしました。私は予備校にも通っていて、そこでは主に第一志望だった一橋大学の世界史のより詳しい内容の通史や添削をやっていて、予備校の授業でも学校の通史が終わっていることを前提にしていたので、学校の通史の復習は大切でした。

通史の復習としては、通史のプリント(学校と予備校のもの)・教科書・用語集・資料集を使い、テーマごとに区切ってじっくり漏れのないように復習していきました。アウトプットの材料として、覚えずらい文化史の部分だけ東進ブックスの『世界史b一問一答』と使い、他の範囲についてはZ会出版の『実力をつける世界史100題』を使いました。

世界史の勉強はまず通史をしっかり覚えて基礎となるベースを作ってから、二次試験を解いてみて、足りないところや頻出分野をを重点的にやりこむ方法がいいと思います。センター世界史は基礎となるベースがあれば高得点をとれるので、夏はセンター対策の参考書をやる必要はないです。

世界史の予習の仕方

夏休みでやっておいて本当に良かったなと感じるのが世界史の予習です。学校で近代・現代史の範囲は11月から入り始めたのですが、プリントでさらっとしかやってくれなかったため、夏に予習したことが生かされました。正直、11月に入ってぎりぎりで範囲を終えられても、復習なんてしている時間がないので、その授業自体を復習とできたことは本当に良かったです。自分の学校の授業が遅めだなと感じたら、夏休みを使って予習するようにしましょう。

予習の時に使ったのは学校の教科書と用語集です。教科書と用語集で勉強すると通史に漏れがなくなるのでセンター対策にもなるし、通史の予習には適しています。世に出ている世界史の参考書はたくさんあって、そちらの方がわかりやすいのも多いのですが、教科書はわかりやすさよりも網羅性が高くて、参考書はわかりやすさを重視していると思ったので、初めの予習の段階では教科書をよんでわからない用語をその都度用語集で確認していく方が漏れがなくて良いと思います。

この予習をした後に授業でやったり、復習や二次試験対策のための参考書を読むと内容がぐっと頭に入ってきて理解が早くなるのでおすすめです。以外と、一橋の記述でも教科書のここの内容をそのまま書いたらよかったなと思うこともたびたびあるので記述が試験にある人なら特に教科書を読み込むのは良いと思います。

センター試験に限らず世界史の勉強で使った方が良い教材

世界史を得点源にしたかったので、受験時代には結構たくさんの世界史の参考書を買いました。その中でも役だったなと思う私のおすすめの参考書を紹介します。

まず、山川出版社の『世界史 用語集』です。https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71J5d92UqZL.jpg 学校で配布されていた教科書が山川から出ている物だったので、教科書の部分と対応していて調べやすかったです。これがなかったら世界史は得点源に出来ていなかったと思います。世界史の勉強の必需品です。

浜島書店の『New Stage 世界史詳覧』です。http://manaviism.com/analysis/wp-content/uploads/2015/07/3f6be76e485e09d36f6fe60496a475a9.jpg  学校で配布されていた資料集は別にあったのですが、この資料集の方が断然いいです。知りたい情報が詰まっているし、なにより読んでいて楽しいです。これを使って世界史の勉強が楽しくなりました。資料集をあまりみない人も多いと思いますが、センター試験では地図問題は必須なので、資料集は一冊もっておいた方が良いです。

東進ブックスの『世界史 一問一答』です。https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61TNY8K0EbL.jpg  これは使っている人も多いのではないでしょうか。私は主に文化史やそんなに詳しくやらなくても良い現代史を勉強するのに使っていました。なにより量が多いので世界史に時間をかけられる人は全部をするのもいいのですが、一問一答で効果があるのは文化史か自分の不安な範囲を確認することだと思います。

Z会出版の『実力をつける世界史100題』です。http://jukenpedia.com/site/wp-content/uploads/2017/02/s_sekaisi.jpg これは世界史の通史が覚えられて、それがどのくらい二次試験で通用するかを確かめられる問題集です。なのでこの中にはトリッキーな問題mいくつか含まれているのですが、二次試験レベルの世界史の問題集としておすすめです。

東進ブックスの『荒巻の新世界史の見取り図上・中・下』です。https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51bz9B8v-LL.jpg これは二次試験に記述の問題がある人や教科書の内容より踏み込んだ内容が知りたい時に使える参考書です。世界史の内容や制度の仕組みなどが詳しく書かれていて深い勉強をしたい人に良いと思います。

最後に駿台文庫の『ビジュアル世界史問題集』です。https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51I4mE%2BL6HL._SX349_BO1,204,203,200_.jpg これはセンター世界史の地図問題が全然出来なかったのでセンター直前にやっていた参考書です。地図問題が苦手な方におすすめです。

ここをを対策すれば大丈夫!センター世界史特有の間違えやすい問題

センター世界史の勉強は11月中旬から下旬に始めるのがおすすめです。言うならば、そのくらいの時期までには、できれば全通史を一通り見ておくのがよいです。最低でも第二次世界大戦終結までは絶対にやっておきましょう。

今までに書いてある方法で世界史を勉強していると、11月下旬あたりにセンター世界史をとくと八割はいくと思います。そこから満点にするにはセンター特有の問題に慣れ、対策する必要があります。そこでセンター特有の対策が必要なものを紹介します。

まずは、地図問題です。これは二次試験の勉強であまり重視して勉強しないところだと思います。一番良いのは資料集を見ることなのですが、膨大な量があるので『ビジュアル世界史』などの参考書をやるのをおすすめします。

次に年代の問題です。例えば、17世紀にフランス革命がおきた。これはバツですね。フランス革命は1789~1799年に起きたので18世紀です。この例のようにセンター試験では1654年というような特定の年代ではなく、何世紀である出来事が起きたという問題が頻出します。そんな事件の年号なんて覚えてないよ。と思う人が多いと思いますが、絶対に覚えておかなければならない事件の年号から逆算すれば出来る問題ばかりなので、世界史の勉強では年号も意識するのが大切になってきます。まずは、教科書に書いてあったり、授業で強調されたところから覚えていくのが効率的です。

センター世界史は復習が満点の鍵

センター世界史は解いた過去問の復習が大切です。さかのぼって解いていくとわかるのですが、同じような問題がよく出ているんです。2013年度の問題の時は正解には関連しなかった選択肢が2015年の問題にはそのままの形ではないにしろ問題になっていたりして出ていたりします。なので正解したかどうかにかかわらずセンター世界史の問題は隅々まで復習することが満点の鍵です。

また、センター世界史は60分ですが、たぶんすごく時間が余ると思います。その際に試験時間ぎりぎりまで自分の解答があっているかの確認をしてください。ここで注意で、見直したときに解答を変える時は絶対に間違っていると確信した物だけにした方が良いです。後から直したものの方が間違っていることが多いし、書き直して間違ったときの後悔はすごく大きいと思うので。

センター世界史は世界史を得点源にしようとしている人なら満点を狙える科目なので、満点を目指しつつ勉強し始める時期もしっかり考えて計画的に勉強していきましょう。