富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】の特長
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】】①語りかける文体で書かれている
『富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】』は、敬語と砕けた言葉を混ぜて、古典文法を動詞の活用の基本から説明してくれています。
そのためこの参考書を読むハードルが低く、単調な学習になりにくいので、学習を継続しやすいです。
また、砕けた言葉なので、授業を受けている時に近いような感覚になれますよ。
1人で参考書を勉強しているという感覚になりにくいので、自己学習の支えになるでしょう。
さらに1つの単元で説明の流れが途切れないので、ページ単位で区切って途中で終わらせるのではなく、単元単位で学習を進めようと意識できますよ。
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】】②音声教材で動詞の活用などがリズムで暗記できる
『富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】』は、パソコンで音声教材の無料ダウンロードが可能です。
持ち運べる音声機器を使えば、パソコンでダウンロードした教材を気軽に繰り返し聴けます。
音声教材には、先生や声優の方が動詞の活用や助動詞の接続などをリズムに乗せたものが収録されています。
古文の読解には助動詞の判別が必要不可欠ですよね?
しかし、活用表を見て覚えようとするとある程度気合が要ります。
音声のリズムに乗せて助動詞の活用を覚えられるので、頭に残りやすいですよ。
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】】③別冊の図版で本冊の内容を視覚的に理解できる
『富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】』には、本冊の内容がコンパクトにまとまった別冊が付属しています。
別冊は、本冊の説明を黒板に書いてまとめたものになっています。
別冊は主に図版だけしか載っていないので、初めから別冊だけで理解するのは難しいでしょう。
本冊と一緒に使うことで、本冊で詳しく説明されている内容を視覚的に理解できます。
筆者の富井先生も、本冊を読んでいるときは別冊を常に開いておくようにと書かれています。
なお、説明を理解して覚えた後は、薄い別冊だけ持ち歩いて復習が可能なので、テストの時は荷物になる本冊を持っていく手間が省けて確認しやすいですよ。
富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】のおすすめの勉強法・使い方
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】】①説明中で指示された内容を別冊で確認する
まず別冊の該当ページを見るように指示されるので、指定の箇所を確認しましょう。
このときただ見るのではなく、どうして別冊に書かれているようにまとめられるのかを考えながら確認することが大切です。
なぜなら、別冊のみで復習できるようになるためには、本冊の詳細な説明をきちんと理解している必要があるからです。
別冊だけ持ち歩くようになった時に、別冊の図版だけでは分からない状態になることを防ぐことにつながります!
例えば、助動詞の判別の手順が図式化されたマニュアルを見て手順や意味の覚え方を頭に入れるようにして確認するのがいいでしょう。
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】】②助動詞の接続や活用を音源を使って覚える
音源をパソコンでWEBからダウンロードして聴きましょう。
助動詞の「接続の歌」は別冊に歌詞が載っているので、見ながら聴くとわかりやすいですよ。
別冊には、歌詞の詳しい解説が図版とともに載っているので、視覚的に理解が深められます。
また、本冊で学習した動詞や形容詞の活用は、音源を聴いてしっかりと覚えられているか確認するといいでしょう。
ダウンロードした音声をCDに焼いて、休日に繰り返し聴くのもいいですね。。
もちろんダウンロード方式の音源なので、持ち運び可能な音声機器に入れれば外出先でも復習ができますよ。
繰り返し聴いて、助動詞の接続については、音源に入っている歌を何も見ないでも歌えるくらい覚えられるといいですね。
【富井の古典文法をはじめからていねいに【改訂版】】③各単元の練習問題で定着度合いを確認する
一つの単元を学習し終えたら、単元末にある練習問題を解いて、習った内容を理解できているか確認しましょう。
練習問題では、問われていることのほかに、現代語訳も考えながら解けるとさらにいいです。
例えば1文中の動詞について活用のみ聞かれていても、問題文全体の現代語訳を考えながら解けるといいでしょう。
文章全体を考えることで、その文章が述べている状況を理解でき、それが答えを導く手がかりにもなり得ます。
解き終えたら次ページの解答解説を読み、間違えていたら解説と自分の解答を導き出した考え方の過程はどこが違うのかを考えます。
そのときに、助動詞の活用形と接続を必ず確認しましょう。