マドンナ古文単語230の特徴とおすすめの使い方・勉強法

【国語の参考書まとめ】大学受験 国語参考書のレベルを徹底比較!おすすめ参考書レビューまとめ・一覧

2019.04.28

マドンナ古文単語230の特長

【マドンナ古文単語230】①イラストが豊富

この参考書が他のものと最も違うところはすべてのページがカラーで印刷され、イラストが豊富に載っている点です。

他の参考書よりもカラフルなので見ているだけで楽しいのはもちろんのこと、それぞれの単語をイメージしたイラストがすべての単語についています。

単語をイメージしたイラストがついていることで単語を文字だけでなく視覚的に認識することができ、より暗記がしやすくなります。

【マドンナ古文単語230】②例文がわかりやすい

古文単語を覚えるときに例文を使って覚えるというのはよくある方法だと思います。しかし、古語で埋められた文を見るだけで嫌だという人もいるかもしれません。

この参考書はそのような古語アレルギーの人でも覚えやすいように、見出し語以外は現代語で書かれています。例えば「光」という意味の「かげ」という単語であれば、

木の間からあふれてくるかげを見る

という例文が載っています。これによって古語と訳を対応させやすい上、例文の状況もイメージしやすいので、より暗記がしやすくなっています。

【マドンナ古文単語230】③単語数が最低限

タイトルにもある通り、この参考書は見出し語の総数が230語です。一般的な古文単語帳の収録語数は300~500語なので、230語と聞くと「少ない……これで足りるの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、そのような心配は不要です!この参考書は入試によく出てくる頻出語に絞って掲載されているからこそ、この語数なのです。

そのため、見出し語を覚えるだけでもセンター試験レベルであれば充分対応することができ、関連語を覚えれば難関校の試験にも対応することができます。

頻出語を優先的に覚えられるので無駄なく古文の基礎力をつけるには最適です。

マドンナ古文単語230のおすすめの勉強法・使い方

【マドンナ古文単語230】①初めはすべてのページをゆっくり読み込む

この参考書は1ページにつき1つの見出し語が掲載され、見出し語の説明文、関連語、例文が書いてあります。

一番初めは1ページにつき見出し語と見出し語の説明文、例文を読みましょう。人によりますが、だいたい3、4分程度で読み終えられると思います。見出し語を覚えることが最優先なので最初に読むときは関連語の部分は読み飛ばしてしまいましょう。

このときに大切なのがあまり単語を覚えようと思って読まないこと。次に読んだときに「この単語、意味は分からないけど見たことあるな」くらいのレベルになれば充分です。

【マドンナ古文単語230】②見出し語を覚える

2回目以降は見出し語を覚えるということに重点をおいて学習していきます。

すべてのページを読み終えたら次はまず見出し語に目を通し、意味が分かるかチェックしていきます。意味が分からない単語は例文や説明文などを読んで次にやるときに意味が答えられるように覚えていきます。

この段階を繰り返していき、最終的に見出し語を見ただけで意味をパッと答えられるようになるまでやっていきます。

【マドンナ古文単語230】③関連語を覚えていく

見出し語の暗記を何周も繰り返し、見出し語を見ただけですぐに意味を答えられるようになった人は次に関連語を覚えていきましょう。

関連語は見出し語の下に1ページにつき2,3語掲載されています。この関連語は見出し語の類似語や反対語といった語句なので、見出し語と関連付けて覚えていくと覚えやすいかと思います。

関連語も見出し語と同じように、単語を見ただけで意味が言えるというレベルになるまで繰り返し暗記しましょう。

見出し語だけでなく、関連語も完璧に覚えられた!というレベルにまで達すれば、大体の模試・入試に対応できると思います。

ぜひ無駄なく古文の基礎力をつけられるマドンナ古文単語230を最大限利用し、手薄になりがちな古文で周りに差をつけてください!

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2019.04.28



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