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英文読解の透視図の特長
【英文読解の透視図】①複雑な英語構文の対策が可能
まず、英文解釈の透視図の最大の特長は、入試頻出の複雑な英語構文の解釈の仕方がわかる点にあります。
構文解釈と聞くと、難しく感じたり、文法内容について不安に感じたりしてしまう方も多いと思います。
その理由の多くは、構文解釈に、関係詞や分詞構文、倒置、省略、比較、仮定法など様々な文法事項の理解が必要とされるからではないでしょうか。
その点、本書では、入試問題をもとにそれぞれの文法事項が非常に分かりやすく解説されています。
なので、「いきなり入試問題を解いていくのは不安……」という方でも安心です!
さらに、英文読解再入門という別冊文法解説書も付いており、文法に不安がある方も基礎から学び直せますよ。
【英文読解の透視図】②丁寧な解説と良質な和訳
英文読解の透視図は、ベテラン塾講師らによる共著の参考書です。
解説の癖が少なく、親しみやすい解説調であるため、勉強しやすいという特長があります。
一般的な参考書は論理の説明が多く、受験生からすると、理解しにくい解説になっていることが多々ありますが、本書ではそのような心配は無用です。
また、問題に対しての解説のみならず、基礎的な文法事項についての解説も充実しています。
そのため、入試問題を解きながら、基礎的な文法事項も同時に確認していけるという、まさに一石二鳥な参考書となっていますよ。
さらに、解説の和訳はとても嚙み砕かれたものです。
参考書や過去問の解説でよくある奇を衒うような和訳は一切なく、受験生視点に立った、分かりやすい和訳が豊富に掲載されています。
答え合わせの際に、自分の解答と模範解答との比較がしやすく、添削作業が容易な上、模範解答の書き方を真似しやすいため、和訳力の向上にも役立ちますよ。
【英文読解の透視図】③難関国公立大・私大の英語対策に効果的
志望校が複数ある、または志望校を決めきれずにいるという場合、一つの大学に限定された参考書や過去問に手を付けることはとても難しいことですよね。
しかし、英文読解の透視図には、難関国公立大学や私立大学の入試英語問題がバランスよく含まれているため、難関大学を志望する方であれば、誰でも活用出来ます。
難関国公立大学の問題として、東京大学や京都大学の問題が多く収録されているため、実力を強化するのにおすすめですよ。
また、難関私立大学の問題としては早慶上智GMARCHなど、様々な大学の問題が収録されています。
中には2000年度以前の問題も含まれているため、演習の幅を広げられるという点で、難関私立大学志望者にもおすすめの参考書となっています。
英文読解の透視図のおすすめの勉強法・使い方
【英文読解の透視図】①和訳問題の練習に
英文読解の透視図の具体的な使い方として、英語入試で関門となる和訳問題の実力強化、対応力強化のために活用することをおすすめします。
難関大学の和訳問題を中心に、難易度の高い良質な和訳問題が多いため、過去問演習に入る前に英語力を鍛えるという意味で効果的です。
実は、難関大学の入試では、英語力だけを問う問題のみならず、日本語力が試される問題も多く出題されています。
なので、英語力の訓練をすることはもちろん、それ以上に、伝わりやすい和訳の仕方や質の高い意訳の書き方を学ぶことが重要です。
本書を使って、難関大学の入試で要求される日本語力を鍛えましょう。
【英文読解の透視図】②文法事項の総復習に
英文読解の透視図は、問題解説のみならず、関連した文法事項の解説も豊富なので、英文法の基礎事項についての総復習が出来ます。
実際に入試問題演習を行いながら、同時に文法事項の復習をしていくのが効果的な使い方です。
「まだ文法事項に不安がある……」という方は、別の文法書を片手に本書を活用してみるのも良いですよ。
また、英作文に活用できる表現も含まれているため、そういった表現を記憶していくことで、英作文のスピードや精度を上げることも可能です。
【英文読解の透視図】③過去問演習前の力試しに
英文読解の透視図には、多様な難易度の問題が収録されているため、現状の実力把握にもぴったりです。
関係詞や分詞構文、倒置、省略、比較、仮定法など様々な文法事項についての問題が収録されているため、問題を解きながら自分の苦手分野をピンポイントで把握できます。
入試においては、自分の苦手分野を無くしていくことが、点数を伸ばすためのコツになるので、早いうちから苦手分野を把握することは非常に大切ですよ。
また、教科書内容などの英語の基礎的な内容と、難関大学の入試問題との間には、難易度の上で大きな差があるため、どうしても応用力を鍛える勉強が必要になります。
本書は、過去問演習に入る直前の受験生の学力レベルを想定した問題難易度になっているため、これから過去問を解き始めようと思っている受験生におすすめです。
過去問演習に入る前に、本書を活用して自分の実力を把握し、苦手分野を克服しましょう!