はじめに
模試などで試験を経験していても、実際の大学入試本番がどのように進むのか気になる受験生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、青山学院大学を目指す受験生に向けて、現役青学生の私が青山学院大学の試験当日の流れと、試験を受けて分かった試験当日の注意点をご紹介します。
この記事を読むことで、青山学院大学の試験当日の様子をシミュレーションして、実際の本番で思い通りの結果を出すことの助けになれば嬉しいです。
青山学院大学の試験の基本情報
青山学院大学の試験日程・試験開始時間と合格発表日
試験日程・合格発表日は学部によって異なり、2023年度は2月7日~19日に行われます。詳しくは入試要項をご覧ください。
また試験開始時間も学部・学科によって違っています。自分の受験票を見てしっかり時間を確認しましょう。
試験会場への入場時間は通常9:00です。正門からのみ入場可能になっています。
入場時間は学部・学科によって違う場合もあるので、大学公式ホームページも必ず確認してください。
青山学院大学の試験会場は?
青山学院大学の試験会場は基本的に青山キャンパスで行います。
一般入試の全学部日程の場合は横浜、名古屋、福岡に会場が設けられていました。個別日程の場合は青山キャンパスのみになるので出願の際注意しましょう。
大学公式ホームページで試験会場を事前に確認することはもちろん、試験会場は受験票にも記載されているので、確認を怠らないようにしましょう。
青山学院大学の試験会場へのアクセス
大学公式ホームページの情報は以下の通りです。
青山キャンパス | 渋谷駅(JR山手線・JR埼京線・ 京王井の頭線・東京メトロ副都心線・ 東急東横線・東急田園都市線)徒歩10分
表参道駅(東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線) 徒歩5分 |
実際に行ってみると、もう少し徒歩の時間がかかる印象があります。特に渋谷駅井の頭線からは10分でつくことは確実に不可能です。
30分はかかると考えた方が安心できると思います。
JR線・その他地下鉄の利用の場合でも20〜25分くらいかかると見越して行動したほうが良いでしょう。
また、道が混み合っているためタクシーの利用もあまりオススメできません。時間に余裕を持って行動しましょう。
渋谷駅の利用に慣れていない人にオススメなのは表参道駅の利用です。出口を間違えることがなければ迷わずにつくことができます。
表参道駅を利用するときは、最初に見えてくる門は正門ではないので注意してください。数十メートル先に正門があります。
また、青山学院大学に限りませんが、大学構内に入ってからどこにどの校舎があるのかわからず、不安になることがあると思います。余裕を持った上でさらに10分早く行動する、というくらい慎重に出発時間を決めましょう。
青山学院大学の試験前日から試験当日までの流れと過ごし方(合格体験談)
ではここから、私自身が体験した青山学院大学の試験前日から試験当日の流れと私自身どう過ごしていたかを時系列でご紹介していきます。
ぜひ自分自身に状況を置き換えて、イメージしながら読んでみてください。
試験前日22時:準備・就寝
試験前日に必要な持ち物を入れて当日朝すぐ出られるように準備をしました。
3日連続で受験をするうちの最後の日だったため疲れており、夜遅くまで起きているということはありませんでした。
母親が数日前にインフルエンザに罹患していたため、直前の体調管理にはかなり気を配りました。
試験当日6時:起床
何度か違う大学の入試を経験していたため、あまり緊張しませんでした。
余裕を持って起床し、朝食はおにぎりを食べました。
試験当日7時:出発
埼玉県の自宅から青山キャンパスまでは約1時間10分かかります。
電車での遅延も考慮して朝7時には家を出ました。事前に路線案内アプリで電車のルートを調べておいたので、その通りに向かいました。
渋谷駅がわかりにくくどの出口から出たらいいのか少し迷いましたが、大幅に時間を使うことなく無事にキャンパスにたどり着くことができました。
試験当日8時:試験会場到着
看板で校舎の位置が指し示してあるのですが、短大校舎が正門から遠く、なかなか案内が見つからなかったので少し焦りました。
かなり多くの試験担当のスタッフがいたので、場所を聞いて試験会場に向かいました。
試験当日10時:午前中の試験
午前中の試験科目は英語で10:30から90分間の試験を受けました。
日本文学科の問題は過去問を解いたときに苦手な問題形式ではないと感じていたので、落ち着いて解くことを意識しました。
試験当日12時:昼休み
1番苦手な科目が英語だったため、山場を超えた気分でリラックスして自分の席で昼食を食べました。
短大の校舎には彫刻のレプリカ等がおいてあり、お手洗いに行く際に眺めて気分転換をしていました。
試験当日13時:午後中の試験
13:00から国語の試験を90分間、15:10から日本史の試験を60分間受けました。
得意な2科目だったため、特に緊張することなく試験を受けました。
試験当日17時:試験を終え帰宅
先述した通り3日間連続受験の最終日だったため、終わったあとは開放感でいっぱいでした。当日は次の入試に向けて軽く問題を見直しをしました。
青山学院大学の試験を受けて分かった当日の注意点
私は青山学院大学に合格することができましたが、試験当日を振り返ると、もっとこうした方が良かったな思うところもたくさんあります。
そこで最後に私自身が試験を受けて分かった試験当日の注意点をご紹介します。
①遅刻は原則禁止
1時限目の試験に20分以上の遅刻をすると2時限目以降も試験を受けることができないとされています。
追試験や再試験も原則行っていないので、時間には十分気をつけましょう。
②試験結果の後日通知は不合格者のみ
試験結果の後日通知は不合格者のみになります。
照会できる内容は科目別得点(得点調整後の得点)、合計得点、合格最低点となっています。出願時に登録したサイトにログインし、結果を確認しましょう。
③校舎の位置がわかりにくい
私が指定された教室は、青山学院女子短期大学の校舎でした。短大の校舎は正門から遠く、かなり奥まったところにあります。
大学の校舎であっても1号館、2号館、14号館、17号館はわかりやすいところにありますが、その他の校舎は他の校舎の裏にあったり立地的に奥の方だったりと初めて行く人にとってはかなり難しいところにあります。
また、14号館と17号館のエレベーターはかなりくるのが遅く、余裕がないとさらに焦ることになるため気をつけましょう。
構内に入ってからも自分の座席に着くまでに5〜10分かかると見ておくことが重要です。
最後に
わたしは一般受験で多くの大学・学部を受験しましたが、合格したのは青山学院大学文学部のみでした。
入試にも慣れ、あまり緊張せずに受けられたことが大きかったと思います。志望順位が高いほど緊張しやすいと思いますが、「どうやったら緊張がほぐれるか」ということを今から知っておくことが重要です。
また、「リラックスしよう」という意識をして深呼吸するだけでも、気持ちが落ち着くことがよくあります。
青山学院大学の付近はオシャレなお店が多く、通学するだけでも楽しい気分になれるので、来る前に通学する自分を想像してみるのも良いかもしれませんよ。