目次
ヨコから見る世界史の特長
【ヨコから見る世界史】①講義ページで世界史のヨコのつながりを理解できる!
講義ページでヨコのつながりをしっかり理解しましょう!
講義ページ内にある時代概観は、「地図・図解」、「流れをおさえて」、「まとめ」の3つで構成されています。
時代概観を読むだけで、一気にヨコのつながりが理解できますよ。
なぜなら1つの時代をヨコ割りにした世界の見方で解説されていて、教科書ではわかりにくい各国間の因果関係が読み取りやすい構成となっているからです。
また、講義ページ内の本文では各王朝の関係や東西の関係についてさらに詳しく書かれています。
時代概観を読んだ後に本文に移り、さらに理解を深めましょう。
本文の中にある「ヨコの鉄則」、「覚えておこう」の2項目には特に重要な出来事が書かれているので、暗記するとヨコのつながりへの理解が深まりますよ。
【ヨコから見る世界史】②同じ年の出来事が一目でわかる年代比較がある
特集ページの「ヨコの重要年号チェック」には同じ年の出来事が対比されて載っています。
ですから、同じ年に異なる地域で起きた出来事を一目で確認できます。
750年にアッバース朝成立、751年にカロリング朝成立と覚えておけば、イスラーム地域とヨーロッパ両方のおおよその時代感覚を掴めますよね。
このように年号がわかれば、タテヨコのつながりを考えやすくなります。
出来事の年号をいくつか覚えておくと、ヨコのつながりの理解が容易になるのでこのページに出ている年号は暗記すると便利ですよ。
さらに、同じ時代に生きた人物がわかると楽しく勉強できます。
マゼランとルターが大体同じ時代を生きていたのだと考えて勉強すると、単純な暗記から抜け出すきっかけになるかもしれません!
【ヨコから見る世界史】③ヨコのつながり暗記ブックでさらに理解が深められる!
この参考書には本冊だけではなく、別冊の『ヨコのつながり暗記ブック』が付属しています。
暗記ブックの特長として、まずわかりやすいことがあげられます。
地図で出来事が起きた場所を視覚的に捉えられるようになっているので、画面記憶として試験中にその地図を思い出せば地図問題が簡単に解けます。
また、年表が載っているので同じ年代のヨコのつながりを理解しやすいです。
この年表は、西欧、イスラーム、中国周辺、など時代ごとに重要な地域の年表を年代を揃えて横に並べてあり、同じ年の出来事を見比べやすくなっています。
さらに、暗記ブックの特長としては確認しやすいことがあげられます。
年表内の出来事名が赤シートで隠れるようになっているので何度でもテスト形式で確認できますよ。
別冊は薄くて持ち運びに便利なので、試験本番にも持ち込みやすいです!
よく使っていた教材を受験当日に持っていくと、安心感を得ることができますし、この別冊は教科書より内容が少ないので、試験直前に確認すると全部覚えているという自信になりますよ。
ヨコから見る世界史のおすすめの勉強法・使い方
【ヨコから見る世界史】①まずは教科書でタテのつながりを暗記しよう
この参考書は世界史をヨコから見たものになっていますが、世界史を理解するにはまず地域ごとのタテのつながりを理解することが肝心です。
歴史はあくまでも各地域のタテのつながりを主軸として展開しているからです。
また、一度にタテヨコ両方の関係を理解するのは難しいですよね。
ですから、ヨコのつながりを考える前に教科書でタテのつながりを覚えましょう。
試験に出るのは教科書に載っていることであり、教科書内容の理解なしで試験は乗り越えられません。
共通テストレベルなら教科書の太字を完璧に覚えたらある程度は得点できるので、教科書の太字は全て暗記するつもりで取り組むと良いでしょう。
【ヨコから見る世界史】②講義ページでヨコのつながりを理解しよう
教科書や他の参考書でタテのつながりをある程度理解できたら、この参考書の出番です。
ですから、この参考書は世界史の勉強がある程度進んだ3年生の秋ごろから取り組みましょう!
タテのつながりだけを覚えていると、一国史で完結してしまい対外関係がわからないままです。
例えばイギリスの王の即位の順番がわからないままだと、そのイギリス王が他の地域のどの王と同年代の王なのかは考えようがないですよね。
具体的には講義ページの「時代概観」でヨコのつながりをおさえましょう。
講義ページはヨコのつながりに着目した作りなので読むだけでヨコのつながりが理解できるはずです!
単語としてしか覚えていない出来事を世界規模のつながりとして定着させることで、人物名や事件の名称といった、知識のかけらが1つになる感覚を味わえます。
世界史を根本から理解できるようになるので、「楽しい!面白い!」と思いながら受験勉強に取り組めるようになるはずです!
最後にはヨコのつながりの理解度を忘れずに確認しましょう。
時代概観の「まとめ」や本文中の「ヨコの鉄則」では共通テストで頻出の正誤問題に活かしやすいトピックがまとまっているので、効率よくヨコのつながりへの理解度を確認できますよ。
【ヨコから見る世界史】③最終確認に便利!ヨコの問題チェックで重要点を総復習しよう!
「ヨコの問題チェック」とは単元ごとについている8問の一問一答形式の問題になっています。
センター試験、私大入試など実際の入試に出た問題も掲載してあって、試験に出やすい問題だけを短時間で確認できるのが魅力です。
試験直前にさっと確認するだけで、今まで覚えてきた内容が頭の中に次々浮かんでくるので試験直前に使うのがおすすめですよ。
そして、ヨコの問題チェックがわからなかったら講義ページに戻りましょう。
自分の苦手とする時代を見つけたら教科書でも再確認をする必要があります。
なぜならヨコの問題チェックには重要点しか取り上げられていないため、教科書の丁寧な解説で理解を深める必要があるからです。
わからなかったら危機感を持って確実に即答できるまで繰り返しましょう!