はじめに
この記事では令和9年度入試から静岡大学で実施される「総合選抜アチーバー人材入試」について、基本的な情報をまとめています。
従来の入試方式と比較して何が新しいのかも徹底解説するのでぜひ最後まで読んでみてください!
目次
総合型選抜アチーバー人材入試とは
静岡大学情報学部行動情報学科で令和9年から実施される、日本国内で行われる主要コンテストでの実績を評価する選抜方式です。
アチーバー(=Achiever)=達成者の名が示す通り、学習以外の活動で何かを達成した受験生を広く募集するような形式になっています。
①コンテストの成果、②英語外部試験の成績、③自己紹介動画による第一次選抜と、第二次選抜合格者を対象に行われる面接を中心とする第二次選抜から成ります。
総合型選抜アチーバー人材入試 第一次選抜
第一次選抜で評価の対象となる①コンテストの成果、②英語外部試験の成績、③自己紹介動画について詳細をまとめます。
総合型選抜アチーバー人材入試 第一次選抜①コンテストの成果
第一次選抜でその成果が評価の対象となるコンテストは以下の通りです。

静岡大学が主催するコンテストをはじめとする、理数系の多くのコンテストが対象となっていることが分かります。
総合型選抜アチーバー人材入試 第一次選抜②英語外部試験
第一次選抜において評価の対象となる英語外部試験は
- TOEIC L&R
- TOEFL iBT (Home Edition を含む)
- IELTS (Academic Module)
- 実用英語技能検定
で、それぞれの成績がCEFRに換算されて審査されます。
すべての外部試験において、有効となるのは高校入学後に取得した成績である点について注意が必要です。
総合型選抜アチーバー人材入試 第一次選抜③自己アピール動画
自己アピール動画では、志望理由や自分の強み、将来像が総合的に評価されます。
コンテストで達成した成果を、大学に入ってからの学習や活躍を見据えて、自分の強みや能力などと、からめてアピールしていくのが大事になってくるでしょう。
総合型選抜アチーバー人材入試 第二次選抜
第一次選抜を通過した受験生は第二次選抜において口頭試問を含む面接に臨むことになります。
総合型選抜アチーバー人材入試の試験日程
令和9年度の静岡大学情報学部行動情報学科の総合型選抜アチーバー人材入試の試験日程は第一次選抜が令和8年9月、第二次選抜が令和8年10月となっています。
他の大学の総合型選抜の日程よりもやや早めなのに注意が必要です。
該当するコンテストでいい成績を収めた方はぜひ受験を検討してみてください!
総合型選抜アチーバー人材入試は何が新しいのか
静岡大学で新たに実施される総合型選抜アチーバー人材入試は、コンテストでの成果が入試の結果に大きく影響する点が新しいと言えるでしょう。
課外活動での成績は、出願の条件として扱われたり選抜の際の参考資料として扱われたりすることが多いです。
しかし、静岡大学の総合型選抜アチーバー人材入試においてコンテストの成果は、得点化されて選抜に関わる重要な要素となります。
また、自己紹介動画の提出が求められるなど、自分の強みを自分の好きなように大学に対してアピールしやすい点も特徴と言えます。
おわりに
いかがでしたか?
静岡大学情報学部行動情報学科で実施される総合型選抜アチーバー人材入試は国立大学としては画期的なコンテストでの成果が重視される入試方式です。
自分の強みを活かし、それを評価してもらえる入試方式となっているので、ぜひ受験を検討してみてはいかがでしょうか。
参考:https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=10866
https://www.shizuoka.ac.jp/nyushi/outline/course/document/henkoten09.pdf
https://www.shizuoka.ac.jp/cms/files/shizudai/MASTER/0100/pwzGo9ZK.pdf