【東京大学 合格体験記】中位層から東大文一に現役合格した勉強法、入試対策法

はじめに

私は東京大学文科1類に在学中の1年生です。

今回は合格体験記と題し、10月模試でE判定、直前模試でD判定をとり、学校内の成績も中間を彷徨っていた私が、中位層からどのようにして現役合格を果たしたのかを紹介したいと思います。

これから東大を受験する方は是非参考にしてみてください!

私がどうして東大文科1類を目指したか。

東大を意識し始めたのは高2の夏です。

周囲から、真面目と言われる私の性格にぴったりで、将来の選択肢が広がると東大を勧められたことがきっかけでした。

文科1類を目指した理由は、ぼんやりと法曹や国家公務員の総合職になりたいという意識があったことと、文系の中で最も進学選択に有利だという話を聞いたからです。

しかし模試でなかなか成績が伸びなかったため、現役志向だった私は、出願直前まで第一志望校を大阪大学にしようか迷っていました。

物事を一人で抱え込み、ネガティブに考えやすい自分の性格も考慮し、周囲とも相談した結果、志望校について悩むのをやめてとにかく勉強することにしました。

その後は併願校を共通テストだけで合格できる早稲田大学に絞り、共通テストで早稲田大学の合格が確実になってからは、東大合格に向けて一心不乱に勉強しました。

塾・予備校の有無と通い出した時期

私は一応進学校と呼ばれる中高一貫校に通っていたのですが、高校に上がった頃の私には自宅学習の習慣がありませんでした。

そのため親があまりに家庭学習の習慣がない私を見かねて、高1の夏休みに駅前の塾に入れさせました。

まずは学習習慣や座力をつけることを念頭に置き、授業は週1回以下に抑え、学習スペースと割り切りましたね。

部活のある日もない日も学校終わりに毎日21:45まで残って勉強しました。

本格的に授業をとり始めたのは、学習習慣がつき、学校の授業も一段落した高3からです。

授業は不定期だったのですが、多い週は90分授業が7コマ程度あり、授業の予復習だけで精一杯になることもありましたが、塾で教わった重要な考え方は受験にとても役立ちました。

東大合格のための私の戦略

共通テストと二次試験の目標点数

私の東大に受かるために設定していた目標点数は以下のようでした。

共通テストと二次試験を合わせて考えたときに、合格者平均点になるようにしました。

試験名 目標点数(満点、得点率)
共通テスト 810点(900点、90%)
二次試験 260点(440点、59%)

共通テストの科目別目標点数(と実際の得点)

模擬試験の受験で早くから試験慣れしていたこともあり、記述試験に比べると安定して点数が取れていました。

具体的には、高2の夏に7割を、高3の夏に8割を突破しました。

また浪人する気はなかったので、早稲田の共通テスト利用入試で進学先を確保するため、目標点を高めに9割程度に設定しました。

結果的にほぼ目標点通りの点数を取れ、狙っていた早稲田の共通テスト利用も合格しました。

科目 目標点(実際の点数)
国語 180点(180点)
現代文 80点(92点)
古文 50点(44点)
漢文 50点(44点)
数Ⅰ+A 90点(87点)
数Ⅱ+B 90点(94点)
英語(リーディング) 95点(100点)
英語(リスニング) 95点(93点)
世界史 90点(88点)
地理 90点(78点)
生物基礎 45点(50点)
化学基礎 45点(46点)
合計 810点(816点)

二次試験の科目別目標点数(と実際の得点)

塾の講師には合格平均点を目標とするように言われていましたが、あまり高くするとストレスが増えると思い、合格点より少し上くらいで、自身の成績から見て無理のない点数に抑えました。

特段できる科目はなかったので、バランスよく点数をとることを目標としました。

比較的苦手な国語の目標点数は少し低めに設定し、現代文で30点、古典で30~40点を目指しました。

世界史は通史学習が遅れており不安だった一方で、地理は同日模試で32点と比較的取れていたため、世界史より地理の目標点数を高めに設定しました。

科目 目標点(実際の点数)
国語 60点(52点)
数学 40点(39点)
英語 80点(81点)
世界史 35点(34点)
地理 45点(49点)
合計 260点(255点)

東大合格を勝ち取る時期別の勉強時間・モチベーションの変化

ここでは時期別の勉強時間やモチベーションについて大まかな数字をご紹介します。

では次に、モチベーションが特に高かった高2の冬高3の秋について、そこで何があったのかについて少し追加で説明します!

高2・冬:ひたすら復習の毎日

学習習慣がついていたことから、部活引退後も特に苦痛なく受験勉強に移行できました。

また部活引退後、クラスで一丸となって、受験を乗り越えようという雰囲気が形成されていたので、勉強へのモチベーションがとても高かったです。

始業前や昼休みに皆で自習する習慣ができたのも、重要だったのかなと思います。

勉強する前には必ず予定表を立て、1週間にやるべきことをリストアップしました。

具体的には、毎日すべきことを、絶対やる・できたらやる・時間があればやるの3段階に分け、1日ごとにやることをふりわけるようにしました。

今までは学校の予習復習で手一杯でしたが、部活引退と休校で時間ができたので復習を始めました。

基本的に苦手を潰して学力を維持する勉強を意識し、特に数学と世界史に重点を置きました。

数学の苦手分野を潰し切り、世界史は通史の理解があやふやだったので、高2の冬から何周も教科書や研究ノートを用いて知識の定着と整理に努めました。

国語はセンター試験の過去問の選択肢を隠して解いたり、地理のマーク問題を解いたりして、勘が鈍らないようにしました。

英語のリスニングは模擬問題集を用いてある程度形式に慣れるようにしましたが、うまくいかず休み明けに痛い目をみました。

高3・夏:演習であっという間に過ぎ去る

夏になり学校が再開すると、過去問を解き始めました。

学校の対面授業再開がモチベーションアップの1つの要因になりましたね。

過去問を解く際に時間制限は無視しましたが、加点ポイントに慣れるまで大変でした。

数学と英語は全問手がつけられる状態にありましたが、点数が伸び悩み、各教科の課題が浮き彫りになりました。

塾の授業が入ってきましたが、学校の授業の予習復習を中心とするスタイルは継続しました。

特に重点を置いていたのは、最も苦手としていた世界史の学習です。定期的に学校の先生の添削を受けて基本的な答案の書き方を教わりました。

記述答案を書く際には教科書や見取り図の該当分野を並行して読み進め、流れの整理に努め、過去問は試験までに30年分解きました。

しかし通史の学習が進まず、少しずつ焦りを感じました。

教科別の使用していた参考書

国語の参考書

数学の参考書

英語の参考書

世界史の参考書

地理の参考書

最後に(受験生への応援メッセージ)

学習面で大事なことは、闇雲に問題演習をこなすことではなく、授業内容や、一度手につけた問題集の定着率を上げることです。

一時的に成績が伸びなくても、基礎力をつけるなどの正しい努力適切な期間していれば、きっと結果はついてくるでしょう。

単語の暗記や日々の小テスト、教師や講師の指示を疎かにしないことも大切です。

精神面について、ハイレベルな環境に身を置くと、つい周囲の人たちと比較してしまい劣等感に苛まれて自信を失うことも多々あると思います。

私自身、学校の成績が中位層に留まっていて悩んでしまうことがありました。

しかし今思うと、曲がりなりにも進学校と呼ばれるところにいたため、学校で上位層に入れなくても、東大合格を目指すにはさほど気にする必要はなかったのかなと感じます。

完璧を求めず、正しい努力は必ず報われると信じて、周囲の意見を適度に取捨選択しながら体調やメンタルの管理に気を配り、合格に向けて走り続けてください。

私は試験の度に体調を崩していたため、ストレスの軽減と体調管理の徹底に主眼を置き、睡眠、運動時間の確保など、普段どおりの生活に努め、受験生であると過度に意識しないようにしました。

このように自分の性格を考えつつ、焦らずに周囲の助言を参考にしながら自分に合ったリズムを見つける努力をすることが重要だと思います。

応援しています。

【東京大学合格体験記】東大受験生は地頭が良いとは限らない。学年の中の下からスタートして東大に合格した話

2019.08.29



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