【東大生が教える】受験本番の休み時間にやるべき・避けるべきこと〜友達と話すのはダメ?

はじめに

入試の休み時間は、模試よりも長い事が多いです。

自分の力を最大限に発揮するために、休み時間の過ごし方が重要になってきます。

この記事では入試の休み時間にやりがちなミスと理想的な活用方法の例を紹介します!

入試の休み時間にやってはいけないこと

【入試の休み時間にやりがちなミス】①友達と答え合わせをする

友達と答え合わせをすることは百害あって一利なしです。

答えが一致しても正解している保証はない一方、答えがずれたら、誰かが必ず間違っていることがわかるため、いずれにせよ安心材料にはなり得ないからです。

そもそも、前の試験のことを考えても、試験の点数が上がる訳ではありません。

周りの人が答え合わせをしている声が聞こえてきても聞かないようにしましょう。

【入試の休み時間にやりがちなミス】②新しい問題を解く

休み時間に使い慣れていない参考書や、解いていない年度の過去問を見るのも良くありません。

特に併願校の場合、解き切れていない年度の過去問があると、休み時間に見たくなりますよね。

しかし、知らない問題を見つけたり、休み時間に解ききれなかった問題があったりすると焦りにつながります。

直接の知識がなくても、他の知識から類推したり問題文をよく読んだりして解けることが多いので、覚えておく必要のない問題かもしれませんよ。

むしろ自分の持っている知識や理解に雑音が入り、逆効果になってしまうこともあります。

休み時間には初めて見る問題や参考書を見るのではなく、落ち着いて試験を解けるように心構えをしましょう。

入試の休み時間活用法

【入試の休み時間活用法①】はじまったらすぐにお手洗いに行く

試験中にお手洗いを我慢して集中力が削がれるのは考えものです。

そこで、休み時間がはじまったらすぐにお手洗いに行くようにしましょう。

試験会場のお手洗いは混むことが多いからです。

試験終了後にすぐにお手洗いに行けるよう、朝受験会場に入ってから時間があったら場所を確認しておくと良いでしょう。

【入試の休み時間活用法②】リラックスする

緊張感の漂う中、長時間の試験を受けると疲れるものです。

試験時間中の集中力を最大限にするため、メリハリをつけて休みましょう。

ただし、集中力が下がりすぎないように、気をつけましょう。

リラックス方法①食べ物

入試当日は緊張で食べ物が喉をとおらないかもしれません。

食べやすいゼリー飲料やチョコレート菓子などを持参しておいて食べると良いでしょう。

ただし、食べすぎて眠たくならないように、量には注意してくださいね。

また、揚げ物などではなく、胃に負担をかけないおにぎりなどを用意しておくと良いでしょう。

勉強に集中できる食事についての記事も参考にしてくださいね。

受験生活での食事の心得とおすすめの食事

2020.09.25

リラックス方法②お気に入りの音楽を聞く

お気に入りの音楽を聞くことでもリラックスすることができます。

また、イヤホンのノイズキャンセリング機能を使用したり、ポップな曲調の音楽を選んだりすることで、周囲の音を遮断することもできます。

スマホの通知に気を取られたりしないよう、ICレコーダーやmp3プレイヤーなどを使うと良いですね。

もしスマホを使用する場合は、休み時間が終わった後次の試験が始まる前に、電源を落とすのを忘れないように注意してくださいね。

リラックス方法③友達と話す

友達と話すこともリラックスする方法の一つです。

特に共通テストで受験教科が同じだと、同じ高校の人と同じ会場が割り当てられることが多いです。

ただし、終わった試験の出来不出来については話さないよう、事前に決めておき、お互いにリラックスできるような話をすると良いですね。

リラックス方法④散歩・ストレッチ

試験場の雰囲気が緊張感がありすぎたり、逆にうるさかったりして気持ちを落ち着かせられない場合は、試験場の外に出て散歩するのも気分転換になります。

適度に運動することで、集中力も上がりますよ。

同様に伸びなどのストレッチをすることも有効でしょう。

ずっと同じ体勢で試験を受けていると、肩こりなどがおきやすいので、ストレッチすることでそれらを防ぎ、万全の状態でスムーズに問題を解けるかもしれませんね。

【入試の休み時間活用法③】次の教科の準備をする

次の試験の教科の準備は、大きくアウトプットの対策とインプットの補強の二種類に分けられます。

アウトプットの対策をする場合は、その教科の問題を解くウォーミングアップをしましょう。

例えば英語にリスニング問題がある場合は、リスニング音声などを聞いて、頭と耳を英語に慣らしておくと、1問目からスムーズに問題を解くことができます。

余裕があるときは英語の音声を少し早めに再生したり、シャドーイングをしたりすると良いでしょう。

次の試験が数学の場合は、教科書の演習問題レベルでいいので簡単な計算問題を解くことが有効です。

試験がはじまってすぐに高い集中力を出すことができますよ。

インプットを補強したい場合には知識や解法の確認をすると良いでしょう。

作っておいたまとめプリントを見直したり、使い慣れた単語帳や参考書を使ったりしましょう。

見るべきものを最小限に絞り込むことで、落ち着いて、苦手なところを重点的に確認することができますよ。

【入試の休み時間活用法】番外編:休み時間に見るものを決めておく

インプットの補強を休み時間に行う場合は、見るべきことを事前に決めておくと、より効率的に復習することができます。

漢文の句形、英語のイディオムなどの、日々のインプットで覚えきれていない知識事項や、模試や演習で自分が何度も間違えたところをまとめると良いでしょう。

何度も間違えている事柄は、試験本番でも間違えやすいと考えられるからです。

これらをまとめるためには、試験数日前から、新しい問題の演習ではなく、過去に解いた問題の復習と解き直しをしておくと良いでしょう。

解き直しをしても自信がない問題や間違えた問題の概要解答のポイントをまとめておくと良いです。

知識事項をまとめたプリントや、間違えたものに印をつけた単語帳などを用いてもよいですが、試験数日前から最小限に絞り込んでおくことで、落ち着いて知識の確認ができます。

まとめるときに問題の概要も書いて、一問一答形式にしておくと、より頭に残りやすくなるので余裕があったら実践してみてください。

おわりに

いかがでしたか?

万全の状態で試験に臨めるよう、自分にあった休み時間の過ごし方を見つけて、イメージトレーニングをしておくと良いですね。




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