はじめに
受験の天王山と言われる夏、勉強に集中できなくて焦っている受験生はいませんか。
また1、2年生の中にも、暑くて勉強に集中できず悩んでいる人がいるでしょう。
そこでこの記事では、夏の暑さに負けず集中して勉強する方法をお伝えします!
目次
暑い夏に集中して勉強する方法①:涼しい空間で過ごす
家でクーラーを使う
やはり家で集中して勉強するには、クーラーが欠かせません。
脳の回転や作業速度を速め、集中して勉強するには27℃程度の室温が適切だという研究結果もあるそうです。
クーラーを使って室内を快適にすることで、勉強に集中できるでしょう。
また、クーラーを使う時間を決めたり、クーラーをつける時は必ず勉強するといったルールを作ったりすることもおすすめです。
集中して勉強する時間を確保できますよ。
しかしクーラーの使い過ぎなどにより、体のだるさといった体調不良が生じてしまうリスクがあります。
そのため設定温度を28℃程度にすることをおすすめします。
またクーラーを使っていると、目などが乾燥することも多いので、湿度の調整や目薬の利用を心がけましょう。
涼しい場所に移動する
「家ではあまりクーラーを使えない……」という人も多いでしょう。
そのような人は、学校や塾の自習室を利用することも検討してみてください。
自習室などは冷房が完備されていて涼しいのはもちろん、周囲の人も勉強しているため、さらに集中して勉強できますよ。
学校の自習室の利用時間が短くて使えないという人や、塾に通っていないため自習室を使えないという人には、公立図書館の利用をおすすめします。
図書館カードを持っていなくても、勉強スペースを利用できることがあるからです。
学校や家の近くの図書館など、アクセスのよい図書館をぜひ探してみましょう。
またカフェなども、勉強している人が多く集中できる環境ですよ。
比較的涼しい朝や夜に勉強する
夏は暑いですが、朝や夜は比較的涼しいですよね。
そのため早起きして勉強するなど、勉強する時間帯を変えてみることもおすすめです。
朝は起きている人が少ないため、SNSなどの誘惑が少なく、勉強に集中しやすいです。
テレビでも、バラエティ番組が放送されていないため、ついダラダラしてしまうことを防げますよ。
夜も比較的涼しく、寝る前に暗記物などを集中して勉強するのに最適と言えます。
ただし、夜更かしによる睡眠不足や生活リズムの崩れには注意してくださいね。
暑い夏に集中して勉強する方法②:体感温度を下げる
冷たい食べ物や飲み物をとる
冷たいものを食べたり飲んだりすることで、リフレッシュできます。
アイスなどを食べる時間を決めておくと、涼める上に勉強のご褒美にもなるため、より勉強に集中できるでしょう。
また汗をたくさんかく夏は、水分補給という観点からも冷たい飲み物を飲むことが必須です。
人体の60%を水が占めているため、わずかな体水分量の低下が、集中力の低下や疲労感、頭痛などを招いてしまいます。
15~30分ごとに水分をとる習慣をつけることがおすすめですよ。
冷却グッズを使用する
最近は、ひんやりするタオルやベスト、ネッククーラーなど、様々な冷却グッズが販売されていますよね。
こうした冷却グッズは、クーラーを利用するよりも安価で使いやすいです。
そのためクーラーを使えない人やあまり使いたくない人は、こうしたグッズの利用を検討しましょう。
冷却グッズは、首の左右やわきの下などを冷却することで効果的に使えます。
というのも、太い血管が通っている部位を冷やすことで、血液の循環に伴って全身の体温を効率よく下げられるからです。
このように冷却グッズを活用することで夏でも快適に過ごせるため、勉強にも集中できますよ。
ここで、筆者のおすすめする冷却グッズを紹介します。
「白元 アイスノン首もとひんやり氷結ベルト」
首を冷やすことで、体全体をすぐに冷やすことができます。
カバーの肌触りもよく、誰でも使える商品だと思います。
見た目が気になるという人も、家の中で勉強するときには十分使える商品ですよ。
「熱中対策シャツクール 冷感ストロング」
衣服にスプレーすることで体感温度を下げる効果があります。
扇風機などで風を送ると、さらに涼しく、快適に過ごせますよ。
またメントールも含まれているため、嗅覚からも涼しさを感じられます。
青色のものを周囲に置く
青色は、集中力や持続力を高めたり、時間の経過をゆっくりに感じさせると言われています。
また青色などの寒色系は、暖色系と比べて、私たちが見て感じる温度を3℃ほど低くしてくれるとも言われているそうです。
暑い夏は、文房具や机の上に置くものを青色にすることも、涼しく過ごし集中するのに効果的でしょう。
筆者も、高校生の時に青色のペンを使うと、いつもより集中して勉強できる気がしていました。
ぜひ一度試してみてください。
暑い夏に集中して勉強する方法③:勉強へのモチベーションを上げる
目標を決める
暑いと集中できないのは仕方がないことですが、目標が明確に決まっているとやる気を維持しやすいです。
受験生であれば、志望校を決めることはもちろん、夏休み中に達成したいことを具体的に決めておくことで、集中力が切れるのを防げるでしょう。
1、2年生も宿題や課題の締め切りを自主的に決めたり、学校のテストや模試の目標点数などを決めたりすることで、勉強する意欲が湧きやすくなりますよ。
勉強内容などの目標だけでなく、「8時間勉強したら自由時間」のように、勉強時間の目標を日々設定することもおすすめです。
目標が決まっていると、集中して勉強する時間を確保しやすくなります。
合格体験記や周囲から刺激を得る
合格体験記には、合格者の夏の学習時間や学習内容などが書いてあります。
実際に合格した人の勉強時間を知ることで、危機感を持ったりモチベーションを維持したりできますよ。
勉強のやる気が出なくても、合格体験記を読めば、今後の勉強の流れを考えるきっかけになるため有意義に時間を使えます。
さらに、志望校に進学したい気持ちが強まるので、モチベーションアップにもつながります。
また、勉強を頑張っている周囲の友人などから刺激を受けることで、やる気が出ることもあります。
勉強時間を競い合ったり、分からない問題を教え合ったりすることもモチベーションアップになります。
このように、他の人から勉強するための気力や活力を得るというのも、勉強に集中するための1つの方法ですよ。
ただし焦りは禁物ですから、あくまで自分のペースで頑張るようにしましょう。
おわりに
いかがでしたか。
暑い夏も集中して勉強できるよう、頑張りましょう!